1日目
昨年良かったポイント(4人で15発以上9キャッチMax70cm)に入ってみますが,日の入りから21時までやって中イシガキフグと巨大ネコザメのみ.海底の地形が砂で埋まって浅くなっているみたいで雰囲気も無さげでした.
2日目
同じ堤防の別ポイントでやってみましたがウツボ1のみでこの日も反応無し.ルアーマンは日没前くらいにそこそこのヒレネリを釣っていました.この2日間は以前のアジ船で釣れたアジをぶつ切り(血抜き済み&内臓無し)にして使っていたのですがこれが良くなかったのかなという疑いが出てきます.
3日目
午後休だったので紅屋までチャリで買い出しに行って丸のままの小アジとサバを購入.前日と同じポイントで3発1キャッチでようやく釣れました.餌以外の条件はほぼ同じだったのにタマンだけでなくウツボやサメの反応も良かったので,身だけのアジはやはり餌としてクソということが分かります.このタマンは着底後すぐ(竿を置く前)に食ってきたので群れが入っていれば活性はかなり高そうです.
4日目
釣り出来る時間帯に上げの潮が良く効いてくる感じだったのでポイントを内側に移動.予想より海底の起伏や地形に富んでいて明らかに釣れそうな雰囲気です.一応確認のため身だけのアジを織り交ぜながらサバとシロイカ(島に来ていた知り合いから頂いた)を投げていると,サバとイカに一発ずつで64cmのが釣れました.
白くて痩せている個体でした |
次の日
この日から諸事情で釣りは休み.話は変わりますが,今回の大島滞在でマムシの轢死体を多く見かけて実際に生体にも遭遇したので結構注意が必要ですね.小さいのでも噛まれると結構腫れます.
5日目
島に釣りに来た別の知り合いのおかげで釣りを再開することができました.(休止期間は5日間)
2・3日目と同じポイントで知り合いと竿を並べて21時までにそれぞれ1発ずつアタって自分はバラシ.帰った後にももう1発あったらしいです.この日はフエダイ狙いの島の人がいて色々話を聞けました.
6日目
4日目と同じ堤防内よりの良さげな地形を攻めました.60mより先にはちょっとした根があってその手前15mくらいが砂地,そこから堤防の基礎まで岩場と海藻の掛け上がりになっています.間の砂地が確実に魚の通り道になっているはずなのでサバとイカを置き続けていると予想以上のサイズが来てくれました.結構なプレッシャーがあるはずの人気堤防でこのサイズが出るとは,近いとはいえ大島も離島ポテンシャルが高いですね.
75cm/6.5kg |
7日目
今夜までということで知り合いが堤防に来てくれました.日没そうそう知り合いに50upのフエダイを釣られ,その後アクシデントが多くて疲れましたが70upが釣れてくれました.置き竿にするときはドラグの緩め忘れには本当に注意しましょう...
タマンより100倍釣れない... |
日没直後の時合 |
帰り際の時合 |
8日目
前日のフエダイポイントで竿を出しましたがフエダイは不発.前日と同じ日没直後に50ちょい,納竿間際にそれより大きいサイズの回遊があってタマンは2尾でした.
最終日
台風が近づいてそれまで釣りしていた堤防は根元まで波が被っている状態だったので奥まった港の岸壁で竿を出しました.かなり奥まっていて浅いところで釣れてしまい驚きです.
まとめ
・ちゃんとした餌を使ってそれなりのポイントでやれば潮が微妙で日没後2時間くらいしかやらなくてもアタリは1回はあります.
・回遊してくる群れの活性は高いですが移動速度はかなり速く時合は短い印象です.
・活性がある程度高いタマンの場合では,海面をめっちゃ光で照らしても問題なく食ってきます.フエダイは多分駄目です.
・タマンはサバでもイカでも小アジでも釣れますが,フエダイはきっとイカが良いです.・ルアーロッドで夜釣りタマンやるなら鈎は細軸がお勧めです.