2年の佐々木です。
毎年恒例のGW合宿、今年は
三宅島に行って参りました。
期間は4/29~5/7にかけて、
メンバーはM1大津さん、三年JPさん、二年熊井君、村上君、佐々木の五人です。
��本来は新入生を含め他にも5人のメンバーが参加予定でしたが、荒天でフェリーが欠航し、敢え無く参加断念、残念でした…)
今回は
”第二の新島”を開拓すべく、サーフで
ヒラメ&磯
ヒラスズキがターゲットです。
事前の調べでは、ヒラメ・ヒラスズキともにあんまり釣れている感じではなかったのですが、「釣れていない」のではなく、
誰も狙って「釣っていない」だけだ、いや、むしろ狙って釣ったら爆釣してしまうのではないかとさえ思っていました。(嘘です)○4/29(1日目)朝5時、大津さん、JPさん、佐々木の三人が三池港着。
レンタカーを借りる途中、釣り好きの島在住のおじさんに、ルアーなら朝一は三池港で青物狙いがいいとアドバイスをいただく。
が、皆とりあえずヒラメを狙いたいということで結局まずはサーフへ(おじさんすいませんでした)。
最初に向かったのは、伊ヶ谷のサーフ。三宅の中では割と実績のあるサーフです。
一通り投げ倒しても反応なし&波高しで釣りづらいので移動ー。
次に来たのが大久保浜。
ここも基本的には異常なし。
唯一JPさんのRowdyに強烈なアタリがあったそうですが、一瞬でドラグを出されて、なすすべなくラインブレイク…
巨大な青物かなにかだったのでしょうか。
(この出来事が、合宿序盤で唯一”離島”を感じた瞬間だった)この後は夜釣りで大津さんとJPさんのかご釣りでサバが釣れたくらい。
とはいえ食料になる魚に飢えていた我々。まさか離島まで来てサバでこんなに大喜びすることになるとは思いませんでした(涙)。
○4/30(2日目)��日目を終えて、写真をとるような魚が釣れていませんToT
��まあ今合宿は釣りよりもポイント開拓が主だったからしかたないですよね!?)
��日目は朝からサーフ巡り。
前日ダイバーがいて入れなかったポイントから、伊ヶ谷、大久保浜と一通り撃ちますが、
ノーバイト、ノーフィッシュ。
ここらへんで完全に心が折れました。(
実績のあまりないサーフでルアーを投げ続けるのつらいです)
ってなわけで午後は完全に観光(^^♪。
三宅島のジオスポット(火山活動によってできた地形の変化を楽しむポイント)を巡りました。
夕マヅメ。
三池港で初日の釣りおじさんと再び遭遇。「なんで昨日朝一に三池港に来なかったの?」とお叱りを受ける。
曰く、前日に三池港で2kg&3kgクラスのカンパチが二尾あがっていたそうな。
さらに、三宅島民にとってサーフは釣りをする場所ではないという(笑)貴重なご意見をいただく。
その後、堤防先端でトビウオが数釣れていたので、JPさんが狙うも不発。地元民強し。
風も強くなってきたし、我々のやる気も完全に絶えていたので、撤退。
この日は夜釣りをせずに、宿で荷造り&読書に耽りました。
○5/1(3日目)朝から熊井君が合流。
この日は、サーフはもうダメだ!!!!!ということで、地磯から狙うことに。
海は荒れに荒れていてサラシパラダイス。
いかにもヒラスズキが出そうな感じでしたが、
ここまで三宅の海に散々裏切られ続けてきた我々の釣欲はそう簡単に上がりませぬ笑。
が、
まだ三宅の海にスレていないこの男がやってくれました。
ショアヒラマサ!!!釣れないのを完全に島のせいしようとしていた先着組三人を尻目に、空気を読まず釣ってしまうとはさすがでした。
その後次のポイントで佐々木にもヒット
小ぶりですが
ヒラマサ。
しかしその後が続かず、、、、
おおつさんとJPさんがお帰りになられた後も、いい流れを継続させようと二人でサーフ・磯と撃ちまくりますが
夕マヅメに大久保浜でカサゴとサバが釣れたのみ。
○5/2(4日目)朝から前日釣れたポイントを中心に攻めますが、柳の下にいつも泥鰌は云々。
改めて見ると沖まで根が点在する、どシャローなポイントだったようで、荒れがある程度収まりサラシが薄くなると可能性は低そうでした。
その後はまた各地巡り、熊井君はサーフでメッキ釣ったり、大路池でバス釣ったりしてました。
”釣れないことの確認”に疲れてしまったので、午後はうたた寝がてら身エサでぶっこみ釣りでもしようと三池港へ。
仕掛けを投げて横になりうつらうつらしていると、早速アタリ。
どうせウツボだろうと思いつつ上げてみると
まさかの高級魚
アカハタさんでした。(
刺身にしたらカサゴと違いがわからなかったのは秘密)
テンション上がって釣り続けるも、眼前に広がるはウツボの絨毯だったようで、、、
ウツボに身エサ(ヒラマサ!)を餌付けする作業が夜釣りまで延々と続きました。
○終わりに��
鋭い方は「何で合宿日程が9日間となっているのに4日目で締めに入ろうとしてんの?」とお気づきになったかもしれませんが、
最終日まで島に居続けた熊井君曰く、5日目以降は本当に”何も起きなかった”そうなので、もう書かなくていいかなと思いました。お許しを。)当初狙いとしていたサーフに関しては、結局手ごたえが得られずじまいで終わってしまいました。
実績が皆無というわけではないし、釣れる雰囲気も最初はあったのですが、、、
やっぱり実力不足ですかね。
ただ、全体的に磯や港に挟まれた小規模なサーフが多く、ヒラメも出たとしても爆釣ということにはならないのでは、、、、という印象でした。
磯に関しては、サラシも出ていて、ベイトも目視できるのにヒラスズキの姿が見れずじまいだったのは残念でした。
(三宅島沿岸には生息していないのでは)やはりそんな簡単に釣れる魚ではないということを痛感しました。
ただ季節さえあえば磯からの青物はちょっと期待できそうかなとも思いました。
今回はまぐれの小型二尾しか出ませんでしたが、地元の釣り人曰く、例年初夏、秋頃にはカンパチやヒラマサが群れで接岸し、堤防でも数釣り、大物狙いが可能なほどらしいです。
ジグやキャスティングで本格的に狙っても面白そうだと思いました。
結論として三宅島は決して悪い島ではありません。
開拓はまだ終わっていない、秋にまた来てヒラマサを爆釣しよう。