2017年8月25日金曜日

2017/8/13~25 ビワナマ&アカメ遠征(前編)

どうも、降年を回避した2年の森村です。

813日から25日まで、日本3大怪魚のうち2魚種である
ビワコオオナマズとアカメを狙い、遠征してきました。

メンバーは熊井さん、正木、僕の3人。
2週間という長期にわたるハードな釣行でしたが、
3大怪魚制覇」という熱い野望を胸にじりじりと目標に迫っていく
なかなかドラマティックな遠征になったと思います。

で、すみません、熱が入りアホみたいに長くなってしまったので
前編:ビワコオオナマズ
後編:アカメ
というふうに分けさせていただきます。

では前編、ビワコオオナマズを狙う6日間の戦いをどうぞ。

~遠征1日目~
いよいよ怪魚に対峙するという高揚感に包まれ、期待に胸を膨らませながらポイントへ。



しかし。



ポイントについた我々を持っていたのは、想定とは大幅に異なる状況。
詳しくは書けませんが、明らかに釣りができる状況ではない。
ひとまずポイント周辺でなんとか竿を出せそうな場所を見つけ、
エサとなる小魚釣りに取り掛かる。

だが釣れぬ。

日没後まで粘るも一切の反応を得られず、
絶望感とともにファミレスへ向かい作戦会議。
晩御飯を食べながら情報収集したところ、この状況を引き起こした原因、
そしていつ改善されるかは自然次第ということが判明。

ポイントを大きく変えることも考えたが、結局下手に移動せず様子を見ることに。
そして徒歩と電車で寝泊まりするネットカフェへ12時ごろ到着、
肉体的にも精神的にも疲弊し倒れこむように眠りについた。

~遠征2日目~
釣りができないことはわかっているので、9時半頃にマックで朝食。

この日は釣具屋に行き、店員にビワナマの話を聞くとやはり今は無理とのこと。
詳しい話も聞けたし、何より釣具屋自体が良いお店でちょっと元気に。

昼食をとったのち、結局昨日のポイントへ行ってみることに。

振り返ってみると、この状況でこの選択は正解だった。
小魚が爆釣し、エアポンプ故障というアクシデントはありながらも
日暮れとともにビワナマ狙いのぶっ込み釣りを開始することができた。

そして、仕掛けを投入してから1時間ほど経過し、
すっかり日が暮れた水辺にいきなり鈴とドラグの音が。
慌てて自分の竿に近づき、じっくり食い込ませるも無念のすっぽ抜け…。
エサをくわえたままの魚が一瞬だけ水面から飛び出たのが見えたが、
おそらく50upほどのバスだった。

これに活気付いた我々は気を引き締め直して再び待つ。
すると今度は熊井さんの竿にあたりが。
今度はさっきよりもさらに待つ。時々ドラグが出る。しかし乗った気配がない。
仕掛けを上げてみるとエサが取られていた。

この後は、高知アカメ遠征の帰り道に寄ったという、
我々と逆ルートの釣り人に会って話が弾んだり、
パニック状態の鹿に激突されかけたり、
正木がダウンしたり、豪雨の中で車を借りることを決意したりした。

だが、アタリは来ることなく朝を迎えた。

~遠征3日目~
疲れ切った我々は、朝一番の電車に乗り、
夜のうちに見つけて心の支えにしていた銭湯へ向かった。
これがめちゃくちゃいいお湯で、ねぐらであるネットカフェで爆睡して完全復活し、
車も借りて改めて釣りに向かう。

そしてこの頃には、例の状況が落ち着いてきていて、
少しずつ希望が見えてきていた。

だが、それで釣れたかというと現実は厳しかった。
今度はエサにする小魚が釣れず、
せっかく釣ったエサも根掛かりでロストしまくる。
そして再び降りしきる豪雨。

完全に戦意を喪失してしまい、
また銭湯に入ってそのまま車中泊。

~遠征4日目~
状況は落ち着いてきたとはいえ、
まだまともに釣りができる感じではなかったので、
車を使って少し離れたポイントも見に行くことに。
釣りはせずポイントを次々に見ていったが、
55upほどのバスを見られただけでめぼしい成果はなし。

だが、我々がこうしている間に状況は急速に改善していた。

昨日まで攻めていたポイント付近に入ると、
打って変わって釣りしやすそうな状況に。
この日はなんとか小魚も仕入れられて(コツがわかってきた)
今まで入れなかったポイントで17時ごろから釣り開始。

劇的に良くなった状況。今日は雨もまだ降ってない。
否が応でも期待は高まっていく。
水辺にレジャーシートを引き、
魚名でしりとりという最高にイカ東な遊びで時間を潰す。

すると、森村の鈴が鳴った。

この瞬間を待ちわびていた我々は思わず駆け寄った。
じっくり待つも、エサを放してしまった様子。 
仕掛けを引き上げると、鱗ははげボロボロになったエサがついていた。

期待はますます高まった。
魚しりとりを続けながら、その時を待つ。



20時半ごろ。ついにその時が来た。
正木の竿の鈴とドラグが鳴る。

ジッ

ジッジッジッ

ジャーーーーーー!!

一気に糸が引き出される!ドラグが止まらない!
全員飛び上がり、正木は渾身のフッキング!
(実際には慌ててドラグを閉め忘れ、スプールを押さえていたらしいが。笑)

手前の岩をコルトスナイパーのバットでかわし、
熊井さんが近づいて来た魚体を照らす。

「ナマズ、ナマズ、ナマズ!!」



ランディングされたのは、釣友会新記録となる81cmのビワコオオナマズだった。
魚が釣れて、しかも他人が釣って、こんなに喜んだのは初めてだったかもしれない。
思わず3人で円陣を組んで喜びを爆発させた。笑いが止まらない。



序盤からまともに釣りができない状況に直面し、
雨に打たれ、エサ確保に苦労し、夜も寝ず、
ネカフェ泊やら車中泊やらで疲れも取れないまま釣り続けるのはやっぱり大変で、
それを乗り越えて3人で獲った魚という感じがした。

手短に計測と写真撮影を終えリリース。
神々しく光る青白い魚体を揺らし悠然と帰っていった。
感動をくれた魚に感謝。

だが、この夜はこれだけでは終わらなかった。
3時間ほど後に、熊井さんにもドラグが止まらないアタリが。
しかしオモリが根に掛かり獲ることはできず。
その後も魚っ気は消えず、熊井さんはニゴイをゲット。

正木はエサ回収中になぜかバスを釣ってひんしゅくを買う。

状況が良くなったタイミングで魚の活性も高かったのだろう。

しかし日付を越えた頃から雨が降り出し、撤退。

~遠征5日目~
誘惑に負け銭湯に課金して睡眠をとったのち、小魚を仕入れに。
この遠征ではエサ確保とその管理について学んだことが多かった。

この日も新しいポイントに入った。
が、ドラグはたまに出るものの食い込まず、見切りをつけて昨日のポイントへ。

昨日のポイントに入ると、ビワナマ狙いの地元ルアーマンにお会いし、
ビワナマの習性やルアー、ポイントなどいろいろ教えていただいた。
デカい魚、珍しい魚を追い続けている方って、独特のオーラを放っていて、
思わずこちらが背筋を正すような威厳を感じる。

そうこうしているうちに熊井さんの竿に再びアタリがあるも、
うまく食い込まなかったようですっぽ抜け。
ボロボロのエサを前に熊井さんはとても辛そうな表情を浮かべふて寝。

この後、正木が根掛かった森村の仕掛けを外すのを手伝ってくれていると。
うまく根から外した正木が「魚ついてる!」と手渡してきた。
あまり引かないがとりあえず期待しながら丁寧に上げてくる。

近づいた魚体を照らしてみると

「ナマズだっ!!」

しかし!


アメリカナマズ、、
嬉しいは嬉しいが素直に喜びきれん。

そのあとは生き餌が死んでしまったため、
どなん流に小魚を切り身にしてぶっ込む(やけくそ)。
エサになりそうなものを求めて僕はコンビニへ。

帰ってきて車から降り、ふとiPhoneを見ると
「森村早く帰ってこい!」
「ドラグクッソ出た」
の通知が。
転がるように水辺へ駆け寄り、十分食い込む時間があったようなので合わせるも不発。

その後はこの遠征一番の豪雨と雷で退散。

~遠征6日目~
長かったビワナマ狙いもついに最終日。
だんだんと1日の中でいつ何をすべきかがわかってきて、
効率よく行動を組み立てられるようになってきた。
小魚釣りをサクッとこなし、買い出しやレンタカー返却を済ます。

そしていつものポイントへ。

なかなか反応が得られないなか待っていると、
先日のビワナマ師の方が様子を見にきてくださった。
しかも差し入れのジュースとおにぎりまでいただいた。本当に感謝。
聞くと、やはり状況はベストではないそう。

6日間の疲労は着実に3人を眠りの渦へ引き込もうとしていた。
正木はもはや水辺の小石の上でもぐっすり眠れるようになっていたし、
熊井さんは全てを諦めた様子でうとうとしている。
この遠征でメンタルが無限に強化された森村だけがぽつんと座り、
ビワナマのアタリを待っていた。

そして奇跡的に、再びその時は訪れた。

熊井さんのドラグがわずかに引き出され、熊井さんを起こす。
しかし、しばらく待機するもあとが続かず、再び熊井さんは眠りの中へ。

10分くらい経っただろうか。

ジッ

ジッジッジッ

ジャーーーーーー!!

もうビワナマのアタリは明確にわかるようになっていた。
熊井さんを叩き起こす。合わせを入れる。決まった。

実はこの時、熊井さんは先日のバラシの教訓として
捨てオモリ遊動式の仕掛けにしていた。
これが奏功し、一度はオモリが根がかるもファイトを継続できた。

そして…




80cmの美しい魚体。堂々たる青白い体色は神秘的なほど。

あとは自分が釣るだけ。焦燥感が募る。タイムリミットまであと4時間。

そして、2時間ほど待っただろうか。
静かに鈴がなる。だがそのあとが続かない。

食い込ませる。じっくり待つ。待つ。待つ。

ジッ

ジッジッジッ

ジャーーーーーー!

15分くらい待ったと思う。
針がかりを確信して合わせを入れる。

しかし、重みは乗らなかった。
今思えばこの遠征でまともに合わせを決められていない。
ある程度すっぽ抜けはあるだろうが、同じ仕掛けで
これだけ待ったのに針がかりしないとは……
上がってきたのはボロボロにされた小魚と、
ビワナマの歯で擦れたハリス。

朝まで粘るも反応はなかった。

疲労と睡眠不足と後悔が一挙に押し寄せ、
ふらふらになりながら電車に乗った。

*注:森村です。

次に目指すは四国、高知。
(後編へ続く)

2017年8月21日月曜日

夏!ショアジギ遠征

どうも、初めまして。1年の石井です。

期末試験が終わり、休む間も無くレポートを仕上げ、提出した時にはすでに8月4日!なんと夏のショアジギ遠征の出発日!ぼくはショアジギタックルを買い忘れていた持っていなかったので集合前に買うことに。正木さんと高屋敷さんに買い物を手伝っていただきなんとか集合前までに道具を揃えられました... さて、買ったばかりのロッドを担いで、いざ遠征出発です!

日程は結果的には8月4日〜8月9日。参加者は7人、熊井さん、中村さん、正木さん、高屋敷さん、大村くん、真鍋くん、そしてぼくです。車の運転は熊井さんと中村さんにしていただきました。

〜1日目〜
というわけで、某所へ到着。ちなみにこの日は8月5日です。少し休憩をした後、10時頃に釣り開始。

早速合宿初ヒットを勝ち取ったのは大村くん!ショゴです。





















その後中村さんがヒラメ(?)を掛けるも抜き上げでバラし。おしい!

正木さんや高屋敷さんにもショゴがヒット!


他の人たちがショゴをアゲていく中、ショアジギ初挑戦のぼくと真鍋くんは序盤に苦戦を強いられる... が、早くもしゃくりに慣れてきた真鍋くんはショゴをアゲる!





















一人釣れずに焦り始めたぼくはジグとポイントを変え、投げてみる。すると早速ヒット!





















釣れたのはショゴではなく、ワカシ。





















こちら大村くんが釣ったワカシ。ヒラマサ説もあるのですが、どうでしょう?





















ぼくのジグにかかってきたムツ。自分と同じ大きさのジグに食らいつくアツイ闘志の持ち主。

その後もコンスタントにショゴやワカシが釣れる状況が続く。全員釣れ、そろそろ宿に帰ってお昼にでもしようかという時、ぼくの竿に根掛かりのような猛烈に重いヒットが!しかし、ビューッっと走られることはなく、ギュウゥッというようにぼくのシーバスロッドが強烈に絞り込まれる。重すぎて竿を立てても全く浮いてこない。激アツ!

これはもはや戦い!相手が疲れるまで粘るという戦法で挑む。

1メートルほど糸を出されては巻くを繰り返すこと1時間以上、引きの重みが軽くなることはなく一向に魚は浮いてこない... 人間の方が疲れてきたところで、諦めムードが漂い始める。全員がこの疲れ知らずの魚(仮)を引き上げることが不可能だと認識したところでダメ元で強引に引いてみる...が、ラインがパッツンと切れて戦闘終了。やはりシーバスロッドとPE1.5号では貧弱すぎたのでしょうか... ぼくの前日買ったばかりの竿は曲がらなかったものの、正木さんから借りていたリールのベイルが少し歪んでしまいました。

1時間のファイトはさすがに疲れました。釣りも立派なスポーツですね。

逃した大物は某所近海に生息する巨大エイではないかと妄想を膨らませつつ、午前の釣りはここで終了し、お昼を食べることに。

















食べる分だけキープしたショゴは刺身にしておいしくいただきました。

お昼寝でエネルギーを蓄え、いざ夕まずめへ!

まずは午前中と同じポイントでジギング。しかし、昼に比べシブい状況が続く。日が落ちかける頃にポイントを変え、ぶっ込みでタマンを、カゴ釣りでイサキを狙うことに。

カゴ釣りでは30cm以上のゴマサバが爆釣!入れ食いでした。唯一あったサバの写真がこちら。真鍋くんがサバを鷲掴みにしている...





















普段なら嬉しいはずのサバもイサキを狙う上では外道、いかにサバを釣らないかということが重要になってきます。しかし、あまりにもサバの魚影が濃い!ほぼどのタナでもサバが食ってくるという状況。猛烈に振動するサバの針外しに苦戦し、手返しよく本命のイサキが狙えない... まあ、サバもまあまあ引くので楽しめるっちゃ楽しめるのですがね。

カゴ釣り組がサバと苦闘する中、ぶっ込みしていた正木さんになにやらヒット。近寄ってみると、クロアナゴ!





















正木さんはこれに噛まれてめちゃくちゃ痛かったそうです...

これ以上特に状況が変化しなかったので10時頃に釣りを終了。帰って12時頃に夜食夕食です。


夜釣りでは魚をキープしなかったので、昼に残ったショゴのフライパン焼きと野菜炒めです。

大村くんと高屋敷さんの日焼けがすごい...

さて、1時頃に就寝、朝まずめまでしばし休憩です。



〜2日目〜
3時、中村さんが起きて全員を起こす。やはり釣り人の朝は早いです。そして夕食から3時間しか経っていないのに朝食。





















乾麺5人前を一鍋で茹でるという斬新なスタイル!汁は無くなってしまっていますが、これが意外といけるもんです。

そして釣り場へ行き、釣り開始。例のごとくショゴが釣れる。しかしそれ以上目立った釣果はないまま終了。ところが、片付けをしていると、近くで釣りをしていた地元の人のドラグがギュンギュンと音を立てている!見てみるとアガってきたのは、60cm程度はあるカンパチ!なんとその人はこのサイズを数本アゲているそうです。

激アツ!一同アゲアゲです!

しかし!その人によると、このサイズのカンパチは泳がせでしか釣れず、ルアーには食ってこないらしい... しかもその人はジギングもしていたので情報の妥当性は高そう...

カンパチを見て盛り上がっていたいた一同のやる気が急に冷めてしまう...

そして、昼食と昼寝により体力を回復し夕まずめへ。

苦い情報を得たにもかかわらず、泳がせをせず、ジギングでカンパチを狙うことを決意し、釣り開始。

しばらくして熊井さんの玉網を要求する大声が響きわたる。すぐさま自分のジグをひきあげ走っていくと、熊井さんの竿がすごい勢いで海面へ絞り込まれている!そしてアガってきたのは、、、本命カンパチ!!!
キタアァァァッ!!の歓声が釣り場を貫く!

































ドン!もはやマグロにすら見えてしまうほどの綺麗なカンパチ!サイズは60cmUPです!(↑正木さん写真撮るのうますぎ!)

















熊井さんのファイトは途中でベイルを開いたりと、壮絶なものだったそうですが、僕は近くで見られなかったので残念です。

そして興奮冷めやらぬまま、ジギング開始。周りの人がコンスタントにショゴをアゲていく中、僕には一向にアタリがこない...と思っていたところ、突然ぼくの竿に強烈なヒットが!しかし、引きがすぐに弱くなったので小物だと思って巻いていると再び引きが強くなる。それを繰り返し近くまで寄せたところで、さらに強烈な引きが!海面に絞り込まれる竿を立てていると。突然軽くなり糸が切れた模様。前日の巨大エイ(仮)との戦闘でラインが痛んでいたようです...ラインチェックを怠っていたツケがまわってきたのでしょう。悔しい限りです。

実はこれでぼくが買っていた最後のジグをロストしてしまいました。不覚にもすでにジグを3個ロストしていたので... ジギングを諦めかけていましたが、親切にも熊井さんがジグを一つくださったので続けることができました!

そして、日が暮れる頃、同じポイントでカゴ釣り開始。カゴ釣りに不慣れなぼくが準備に手間取っている間に早くも正木さんからキターッ!の声が!アガってきたのは良型のイサキ!!!本命です!





















カンパチに続きまたもや場が盛り上がる中、ここでもサバは釣れていく... ところが、サバに混じって真鍋くんにもイサキがヒット!





















しかし、そこからイサキの食いは止まったようで、サバばかりアガっていく。

正木さんの竿に強烈なアタリがあったものの、ドラグ不良で糸を切られ惜しくもバラし。日中に目視できたデカメジナではなかろうかと推測し、その後狙うも撃沈。

ぼくはと言えば、気づいたらハリスを切られている始末で釣れず...

まあ、晩御飯のおかずは十分に確保できたのでこの日はここらで終了。

さてお待ちかねの晩御飯!

カンパチはもちろん刺身で!美味しい。

















気分転換にカンパチの刺身を焼いて見ましたが、これもウマイ!





















サバに混じって高屋敷さんが釣ったアジも刺身でいただきます。





















イサキはもちろん刺身でいきます!あっさりしつつも噛むと味があって美味しい。

わかりにくいですが、コンロの下にあるのがイサキの刺身、
鍋の取っ手部分に隠れているのがアジの刺身です。






















実はキープしていたサバはシメサバにして食す!





















脂ののったサバは炙って食べるとご飯が進んでウマイ!

贅沢な夕食を堪能し、就寝。




〜3日目〜
この日も中村さんが3時に全員を起こし、朝ごはんを済ませ、釣り出発...と言いたいところですが、実は正木さんは前日の夜に体調が優れなかったため爆睡し、朝まずめ寝ブッチ...

といわけで、前日とは違う釣り場へ行き、釣り開始。

釣り場では風があり潮の流れが速く、40gのジグでもすぐに流されてしまう状況。しかし、活性はそこそこあるようで、ショゴがコンスタントにアガっていく。結局ぼくはボウズでしたが...

そんな中、中村さんの歓声が聞こえる。行ってみると、中村さん念願のシイラ!

































小さめですが、今回の目標であったシイラを釣って中村さんは嬉しい様子!

同じシイラなのになぜか小さく見えてしまう...





















そんなこんなで午前の釣りは終了。宿で休憩です。

ここで用事のあった大村くんは途中離脱。ここからは6人でいきます。

いや〜しかし、大村くん残念!実はここから激アツ!な良物がアガっていくんです。

午後はポイントを変えて釣り開始。

ショゴがアガる中。中村さんに強烈なヒットが!















アツいファイトの末アガってきたのは、、、





















マダイ!?ではなく、

































ドン! カンパチ!しかもヒレナガカンパチです!こちらも60cmUPです!

この後はショゴが続き、日暮れからはぶっ込みとカゴ釣りです。

カゴ釣りではまたもや、サバです。真鍋くんがメジナらしきものを釣るも、抜き上げでバラし...

ときに、横でぶっ込みをしていた熊井さんが鬼アワセをかける!

かなり引きが強いらしく、熊井さんは全身を使って魚と戦う!激アツ!

































誰もがタマンだと思い、熊井さんはファイトの間笑顔を抑えきれない!






















しばらくすると、遠くの方で魚が海面に浮いてきた様子。そして、場が静まる...






















「エイだー!」、正木さんの声で一同大爆笑。激アツ!ファイトの末アガってきたのはなんとエイ!熊井さんお疲れ様です!

しかし、熊井さんはこれでは終わらない!

































どん!堂々のフエダイ!熊井さん挽回です!














サイズは40cmUP!綺麗なフエダイです。この時点でうまそう。

そして、熊井さんを手伝うために置き竿をしていた正木さんにもいつのまにか良型カサゴが!





















サイズは、メジャーが若干ずれていますが...27cm!





















その後は、カゴ釣りではサバ、ぶっ込みではウツボという状況なため、釣り終了。

この日の激アツ!クーラーボックスはこちら!


カンパチとフエダイがクロスしているのがまたアツイ!

さて夕食です!

やはりカンパチは刺身!美味しいです。





















フエダイも刺身!

















綺麗ですね。ネットでは究極の美味と書いてありましたが、その言葉にふさわしい味です。甘みがあって本当に美味しい!

カサゴも刺身でさっぱりと美味しくいただきました!写真は撮り忘れていました...

前日の夕食を凌ぐ豪華な夕食を味わい、釣り人の幸せを感じたところで就寝。

ところで、実はこの日で釣りは終了し(正確には翌朝も釣りをしてから)翌日に帰る予定だったのですが、釣り場の激アツ!さと他にもいろいろあって、1日延泊決定です!アツイ!




〜4日目〜
この日も3時起床。しかし、前日の正木さんに続き今度は高屋敷さんが夜釣りの疲れから爆睡し、朝まずめ寝ブッチ...

というわけで、釣り場へ到着。ジギング開始です!

と、早速中村さんにデカイヒットが!
ファイトの末、釣れたのは、、、

































スマ!おいしそう!サイズは52cmです!

スマはたまたまショア付近に来ていただけだったようで、その後は釣れず... ジギングではショゴがぼちぼちアガる程度。

そんな中、ぶっ込みもしていた正木さんに強烈なヒットが!
アガってきたのは癒し系ネコザメ!


















初めて生で見ましたがかわいいですね。家に大きな水槽があれば飼いたいくらいです。

あとはウツボばかりなので、釣りは終了し、例のごとく休憩です。

スマは昼食に刺身とたたきで美味しくいただきました!

そして夕まずめ、軽くジギングをした後、全員でぶっ込みです!

が、この日はなかなかシブい。
ときに熊井さんが鬼アワセでアゲたのは、、、

















クロアナゴ。この後、熊井さんはクロアナゴを何匹か釣り、クロアナゴハンターの称号を得ました...

しかし、このシブい状況でついに正木さんに強烈なヒット!
遠くで海面に魚が上がり、タマンの期待が高まる!
そしてアガってきたのは、、、

































どん! フエダイです!本命のタマンではないにしろこれは嬉しい!しかもデカイ!

サイズは40cmオーバー!前日の熊井さんのフエダイよりもかなり大きく、厚みもある!見た途端においしさが伝わってくる!






















その後もシブいので一旦切り上げることに。帰って夕食です!

まな板の上でもこの迫力!アツイ!
















フエダイは刺身と焼き霜で。

















まず、美しい。そしてこれがもう絶品。身に味があり、脂ものっていて最高。直火で炙ると脂がボタボタたれてくるほどです。しかしそれでいてしつこくない。僕が今まで食べた刺身で一番おいしいと言っても過言ではないですね。

感嘆符をつけるのがばからしいとはまさにこのことですね。

フエダイを存分に楽しんだ後、就寝し明朝に備える...
と思いきや、ここで釣りに行くか行かないかが釣吉とパンピーの分かれ目、と熊井さん、正木さん、高屋敷さんはまたもや釣り場へくりだす。流石です...




〜5日目〜
しかし、3時半頃に帰ってきた正木さんによると全く釣れなかったそう...
流石に疲れた正木さんはそのまま寝入り、ぼくたちは先発組に合流する。

そして朝まずめ。

、、、しかし、釣れない... ショゴが数匹アガる程度でこれまでになくシブい状況。先発の高屋敷さんも熊井さんも釣り場で寝てしまう...

というわけで、最終釣行はサムい結果で終了。帰途につきます...

帰りには軽い打ち上げ。今回の竿頭の中村さんの音頭で遠征を締めくくります!




〜総括・感想〜
全体的にみて、今回の遠征の釣果は良いと言えるのではないでしょうか。コンスタントにショゴが釣れ、カンパチ2匹、カサゴにスマにフエダイ2匹!シイラとイサキとその他の魚を加えて、なかなかの魚種数!そして、おいしい魚も多い!超大物は釣れなかったものの、遠征した甲斐があるという感じです。

ぼくから見て、今回の合宿はハードでしたがとても楽しいものでした。ルアーで魚を釣ったことがなかったぼくには、小物にしてもジギングで釣ることができてとても嬉しかったです。新たな釣りを知って、改めて釣りにハマってしまいました!というか、こんなにポンポンショゴくらいのものが釣れてしまう環境に慣れてしまった今、これまでの「小物釣り」で満足できるのかむしろ心配になっています...

また、今回はぼくにとって釣友会での初めての合宿でした。上級生の方々には本当ににお世話になりました。

熊井さんと中村さん、車の運転ありがとうございました。

正木さんと高屋敷さん、ぼくの買い物に付き合ってくださりありがとうございました。

また、高屋敷さんからはウキ止めゴムをいただき、中村さんからは根掛かり外しを何度も貸していただき、熊井さんからはジグをいただき、正木さんからはリールを貸していただき、さらにノットや釣り道具のいろいろを教えていただきました。これらのヘルプがなかったらぼくは釣りがほとんどできなかったでしょう。ありがとうございました。

そして真鍋くんと大村くんも盛り上げてくれてありがとう。

みなさん釣りがうまいのでかなり勉強になりました!楽しかったです!今回ぼくは不覚にも大物を二度も逃しているので、今度は釣りスキル(と料理のスキルも)を上げて合宿に参加したいですね。


〜追記〜
実は今回の竿頭は中村さんと熊井さんで魚種的にはいい勝負だったのですが、ショゴを釣った数でわずかに中村さんが熊井さんを上回り見事竿頭になったのでした。


以上長々とお付き合いありがとうございました!