2022年2月27日日曜日

北の島リベンジ(渓流&サケ編)

「北の島リベンジ(ナイトゲーム&磯ロック編)」(http://toudaichoyukai.blogspot.com/2021/10/blog-post.html)の続きです


・渓流編

こんにちは、4年の佐藤です。めちゃめちゃ前の釣行で今更感ありますが許してください。あと記憶が曖昧なのでけっこう雑です。


今回は渓流です。


4人はちょっと多いので、2人ずつに別れて川を登ることにしました。


渓流初心者しかいませんが、果たして釣れるんでしょうか。僕は愚かにもナイロン6lb巻いたスプールを忘れたので、ライトゲーム用のpeでやるしかなくなりました。幸先は悪いです。




上流に向かって川を登って行くのですが、序盤から小さい魚は見えるのでテンションが上がります。



1時間ほど川を登ったあたりで釣り開始。

するとさっそく、


ふかみくん



僕もDコンで

さっそくミノーで釣るという目標は達成。川幅が狭いばかりか、枝やら岩やらの障害物でキャストはかなり難しい。ただ魚はスレてないのでキャストさえ決まれば釣れます。


ポンポン釣れるので、カエシありのフックでは手返しが悪くイライラ。リリースのことも考えるとバーブレスにすればよかったです。



そのまま釣り上がっていくと、なんだか良さそうなえぐれたポイントを発見。さっそく投げようかなと準備していると、ふかみくんが突然興奮し始める。川を見ろ、とジェスチャーするので、なんだなんだと覗いてみると…



ん?




んんー?



!!!!!





魚がウジャウジャいる!なかにはデカいのも!


鼻息が荒いまま急いで準備しミノーを投げる。しかし、塊の中でもあんまり大きくないヤツが釣れてしまった…



ちょっと残念に思いつつも、ファイトしてあげてくると…



ん…



けっこう大きいぞ…


1.5尺



いざあげてみたら45cm。しばらくふかみくんと2人で笑いが止まりませんでした。


困惑



その後、ふかみくんも45cmをキャッチ。









このサイズになると神々しさすらありますね。丁重にリリースしました。





ってか、デカいやつはリアルに60くらいあるぞ…



真面目に狙ってみましたが、やはりデカいヤツは賢いのか口を使ってくれず、次第にスレてしまい釣り上げることは出来ませんでした。








その後も尺くらいまでは釣れますが、さっきのポイントよりも大きい魚を見つけることはできず…






時間が来たので撤収。


思ったより釣り上がってしまい、帰りは磯で痛めたヒザが辛かったです。


中村たちの班と合流し、さっそく自慢。こんな釣ったのは我々だけだろう、と思いきや中村たちも余裕で40upを釣っておりました。





















最 & 高










翌日は別の川へ行きましたが、SASUKEまでしたのに昨日より釣れません。サイズもダウン。











SASUKE







塩焼きサイズを2匹だけ、宿に持って帰って食べました。




終わってみれば、初心者なのにめちゃくちゃ楽しめました。本土の渓流では満足出来ない体になった気がします。渓流は景色がキレイで写真の撮りがいがあるナァ。





今回こんなに釣果に恵まれたのは、人があまり入っていないおかげでしょう。我々も某動画の影響で来たので文句は言えませんが、小さい川なので来年はもう釣れないかも。インフルエンサーも考えものですね。













サケ編

4年の中村です。だいぶ時間が空いてしまいましたが、サケ編を書いていきます。

コピペ時にフォントが崩れがち



ブナ毛というらしい



去年も北の島に行って我々が学んだのは、サケ釣りには主に二つの釣り方があるということ。一つはウキルアー、もう一つがウキフカセ。

今回の釣行で我々がまず選択したのは、北海道各地で主流と言われているウキルアー釣り。
棒ウキに50gのスプーンをぶら下げ、フックにタコベイトとイカとサンマをつけるというカオスな釣り方です。


(意外なことに、仕掛けは池袋の上州屋でも売っていました。。)



1日目
僕は用事(内定式)で島までたどり着けず。当日宿が取れずフェリーの港でうとうとしていたらキツネに襲われました。

先に島に着いた3人が夕まずめに狙うも、ボウズだったとのこと。


2日目
僕にとっての初日。今年も大量のサケが河口に溜まっています。
早速目の前に大挙するサケの大群に向かってウキルアーをキャストするも、、完全に無視、、、
これを繰り返したのち、サケは消えていきました





3日目
色々と試行錯誤してみるも、相変わらずの無視。朝まずめなのに。ウキルアー、釣れないぞ??

帰り際にひょんな縁があり、地元のおじいちゃんに愛用のウキフカセ仕掛けの構造を教えてもらいました。構造は市販のウキフカセと同様なのですが、ウキ下が短い。どうやら河口に集まるサケを狙うにはこれが良いんだとか。
釣り具屋に売っていた道具でこの仕掛けを再現し、夕まずめへ。

夕まずめは人で混み合う河口に入りました。ここでついに人生初のヒット!しかし硬いサケの口にフックが刺さらず、無念のバラシ。

この釣り場では島で釣りをしているインスタの某『
インフルエンサー』をお見かけしました。あとでストーリーを見ると、昼休みの時間だけで5匹釣ったそう。すごい。


釣り場の写真。よく見るとサケが隠れています。


4日目
サケも元はといえば渓流魚。いくらデカいとはいえ、一日中釣り人が仕掛けを投げ込み続けてはプレッシャーがひどいでしょう。

この日は朝からの悪天候で海も荒れており、どの釣り場にも人は居ませんでした。
午後に少し雨が弱まったタイミングで、風裏の釣り場へ。ここはこの島では特に有名なサケ釣りのポイントで、昨年もウキルアーを無心に投げ続けた因縁の場所です。


プレッシャーを与えないよう身をかがめて釣り場に入ると、すぐに同行者の仕掛けにバイト!これはもしや?と思い、ウキ下をサケが居るタナに調整し、サケの口元へそっと落とすと、、ウキが消えた!!

いきなりの引きに慌てながらもすかさず追い合わせを入れ、ゴロタに引き上げます。



先述のインフルエンサーにもいいねをもらえました。

やっと魚を釣った写真が載せられました。

一年越しに達成した。感動。

暴れるサケを叩いてシメるのはこの釣りならではで、命をいただいている実感があります。

宿に帰っていくら作り。これが予想外に大変。いくらが高い理由がわかりました。


5日目
元の島を離れ、別の島へ。宿でおかみさんに持ちかけられ、いくらと特産のボタンエビを物々交換。夕食が豊かになりました。



北のメシは美味。

この島ではサケが少なかったため、昼間は渓流釣りに力を入れることに。サケ釣りは暫し休み。

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9日目(最終日)
早朝に少しだけ時間が余ったので、久しぶりにサケ釣りへ。サケを探しながらドライブをしていると、なぜか港の一角にだけ大量にサケが溜まっている。



サケ水族館

とはいえ岸際に溜まったサケは相変わらず活性が低く、反応がないままエサを使い切ってしまいました。

あきらめきれず、ナイトゲームで余ったガルプを投げてみると。。なんかサケが見に来る。。お??
乗った!!!


82cm。

最後の最後での一匹に感嘆。

サケは宿のおかみさんが朝食のムニエルにしてくださいました。本当に感謝です。

大満足の釣果でした。いつかもう一度この楽園に戻って来れることを祈って。

絶景エアポート


2022年2月26日土曜日

磯ヒラ@三浦半島

 1年の禾です。先日のヒラスズキ釣行の様子を記録します。釣果は渋めなのでかなり短めな投稿になるかと思います...

今回は同じく1年の岸本が企画してくれて、目的は三浦半島のヒラスズキポイント開拓、あわよくば一匹釣る、というような感じでお互いあまり期待はしていませんでした。そのため当初は朝マズメを逃し遅めのスタートの予定でしたが、SNS上ではここ最近三浦半島でたくさんのヒラスズキがあがっており、可能性を感じてしまった釣りバカ二人は結局徹夜ドライブからの早朝スタートを決意しました。

5時半ぐらいにエントリーし、いざ釣り開始と言いたいところですが、流石に初場所の磯で真っ暗闇で釣るのは危ないということで薄っすら明るくなるまで海を眺めて待機。6時ごろに釣りを開始。

僕はせっかくの朝マズメなのに「高いルアーは失くしたくないから投げない」という寝不足に起因する謎思考でBKF125を選択。さらにチキンなので岸際のサラシは避け、湾のど真ん中に投げて回収を繰り返してました。

そんな弱腰スタイルで5投目、「ゴツン」という確かなあたりからの強烈な突っ込み。かなり強い引きで青物でも掛かったかなと思いました。しかし1分ほどのファイトであがってきた魚は銀色の何か。タモはないので思いっきりぶっこ抜いてみると...

ヒラ釣れちゃった...
フナじゃ

ヒラスズキを釣ったのが初めて、さらには生で見たのも初めてだったのでめちゃめちゃ感動しました。アカメ、バラマンディらへんと似たいかついフォルムに対し、顔はとても愛くるしく、そのギャップがたまりません。

その後特に何もなく朝マズメを迎え...

朝マズメ

別のポイントで、サラシから二度ほど黒い魚体がロウディを喰ってきたが乗らず(おそらくチヌ)

昼寝を経て再開。あまりに渋いので海食崖の洞窟探検などしつつ夕マズメまで頑張りましたが...

水滴という名の自然の画像フィルター

何もなく終了。

帰宅後に捌いてみると内臓脂肪が大量に入ってました。


地元の人のおすすめに従い、刺身としゃぶしゃぶで頂きました。とにかく脂がすごくて、しかもマグロのようにくどい脂とは異なりしつこくないので無限に食べれる気がします。

今回の釣行を経て、釣って楽しく、見た目は最高にかっこよく、食べてもおいしいとかいう最強の魚の存在を知ってしまい、完全に磯ヒラにハマってしまいました。誘ってくれた岸本には本当に感謝してます。次はもっとポテンシャルの高いフィールドでお互い爆釣したいです。


2022年2月9日水曜日

極寒ヒラメ船

はじめまして!B1の信定です。
先日行ってきたヒラメ船の模様をお届けします。
メンバーは僕、B4の中村さん、B1の北村さんの3人です。

12月末、どうしてもヒラメが食べたくなり、外房へ。その日の数日前から釣果が特に渋くなっていたので不安でしたが、結果は如何に…

出船前。夜明け前の冬の海は美しい。

乗船早々、船長から丁寧にレクチャーをして頂きました。イワシの付け方、棚の取り方、この二点が命だということで、それを頭に叩き込んでいざ出船!

…寒い、寒すぎる。この日は風はあまりなかったものの、寒すぎでした。服を沢山着て行ったので、単純な気温という意味では耐えられたものの、イワシの泳がせ釣りだったのでグローブが濡れてしまうのが辛く、手は半分凍っていました…

寒すぎて目線しか動かす気のない僕。

頭の中で美味しいヒラメを食べている様子を思い浮かべながら、最初のポイントに到着。初めはイワシの付け方に悪戦苦闘しつつ船員さんにアドバイスを貰いながら、何とか様になってきた頃、中村さんにヒット!本命ではなかったものの、でっカサゴをゲット。その後、周りでも少ないながらもポツポツと釣れ始めました。

いい滑り出しなのかなと思っていたところで次は北村さんにヒット!今度は本命のヒラメです。ちょうど船員さんが釣り方のレクチャーを付きっきりでされていたので、僕もそのやり方に忠実にやってみましたが、一向に当たりがない…

北村さんに釣られてしまったヒラメ。

その後ポイントを点々としているうちに中村さんも本命ゲット!しかし、僕には当たりひとつない。他の二人はそれぞれ一枚ずつ追加していました(北村さんが釣った二枚目はリリースでしたが)。

今日は(も)坊主かなー、ハゲになろうかなーとか考えてるうちに沖上がりの時間が近づいてきました。でも釣りの神様は僕を見捨てていなかったようで、強烈な当たりが!
…と書きたかったですが、実際はぬぅ〜っと引っ張られるような当たりがきて根がかりかな?と思って巻いていると、船長が魚掛かってるよ、と一言。一気に緊張が。
でも、それと同時に反対側の人とおまつりしてしまい、どうしようかと思っていると、船長が代わって頂き何とかおまつり解消!その後も巻いているうちにかなりの大物だと確信しつつ、船員の方々にも様々なアドバイスを受けながら、何とか釣り上げることに成功!ライトタックルだったのでヘトヘトでした。
結局、上がってきたのは77cmのスズキ!おまつりの時点で半分諦めていたのでとても嬉しかったです。船員さん、お客さんの方々の協力のおかげで釣れたので、本当に感謝です。嬉しすぎて、逆にその後しばらく無口になってしまいました(何でや)。

スズキ、カッコ良すぎる

その後30分ほど釣りをして、最後に僕と北村さんが地球を釣ったところで納竿!

全釣果。ヒラメさんは釣られたのが悔しくて両目ともこっちに向けているみたい。

釣果自体は渋かったですが、お隣の常連さんもホゲていたみたいなので、何とか耐えて良かったです。激寒の中、付き合って下さった中村さんと北村さんは、本当にありがとうございました。
自分で企画する釣りとしてはこれが5回目で、それまでは他のメンバーは釣ってるのに、僕自身はなかなか思うような釣果が出せていなかっただけに、年の瀬にとても思い入れの深い釣行となりました。2022年も頑張りたいです!(とっくの昔に年明けていますね)


料理編:
家に帰ってウキウキしながら捌き、色々な料理にして食べました。個人的にはちゃんと下処理した卵を甘く煮つけたものがもっちりとしたタラの卵のような感じでとても美味しかったです。お刺身は、釣りたてのものは無味でお世辞にも美味しいとは言えませんでしたが、寝かせると一変して上品な脂が乗っていてかなり美味しかったです。それ以外は言わずもがな絶品でした。

カマの塩焼きと卵の煮付け

ムニエルとフライ

天ぷらとお刺身