こんにちは、4年の佐藤です。今回は僕とたけさん、工藤さんの3名で遠征に行ってきました。狙うはもちろんGTです。
今回は割と長期の遠征かつ記憶もあやふやなので、なんとなくのトピックごとにまとめました。
・初日からGT
現地に到着した晩のこと。夜磯怖すぎ!と思いながら3人なかよくナイトポッピング。
そして!時合いと聞いていた時間通りにたけさんにヒット!
難なく浮かせると海面には銀色の魚体が。暗いなかでのギャフうちに苦戦しつつもなんとかランディング成功!
おめでとうございます!
9kg。彼は食糧になりました。
翌朝も夜明け前からイン。すると我先していた僕のルアーに巨大な捕食音が。怖。
僕のはヒットこそはしませんでしたが、最初からこんなに反応あるとは思わなかったです。この遠征もらった、と皆が思ったのは想像に難くありません。
・夜磯の外道
それ以降も毎晩夜磯でルアーを投げまくりましたが、思っていたより難しい。時合いのタイミングには毎日何らかの反応はあるものの、乗らなかったりすぐバレたりでなかなかキャッチできませんでした。
そのなかで釣れた個性豊かな外道たちを紹介しましょう。
イソンボ。これも食糧。
オオメカマスらしいです。ミノーにがっぷり食ってくるので針を外すのに一苦労。
GTついてこないかなー、とライトゲームするも反応はほぼなし。思ったより死の海です。どうにか釣れたのがこいつでした。
マグナムミノーの中速巻きに食ってきたやる気しかないアオリ。1.5kgでした。フライにして食べたらクソ固くてびっくり。刺身はうまい。去年も似たようなことがあったとか。
ボアーをマキマキしてたらゴン!という感触。回収するとリアフックに目玉がついていました。
くらーい夜の磯で、フックについた謎の物体が眼球だと判明した時の恐怖といったらないです。そして結構デカい。ごめんね。
・デイゲーム覚醒
ナイトゲーム主体で昼は寝る感じと聞いていたこの遠征でしたが、次第に昼も寝られない感じになりました。
かつて朝に実績があったというポイントにインした日のこと。マグナムミノーを投げていたたけさんにバイト!
GT!こいつはリリース!
ダルマみを感じる写真
翌日。またマグナムミノーを投げていたところヒット!
サバ
マグナムミノー弓木カラー大活躍
そして真昼間。泳ぎの良くないマグナムミノーをどうにかしようと、フックの番手を変えてはスイムチェック。
するとちょい沖で何かがヒット!
けっこう引く!!
手前ではグングン首を振ります。
GTか!?
GTでした!
11kg。素直に嬉しいです。
GT汁
デイゲームでも普通に釣れることがわかってしまい、遠征後半は寝不足でしんどかったです。
初めて10kgオーバーの魚を釣ることができましたが、15kg、20kg、さらにその上のヤバさがよりわかったような気がします。
あと、昼磯にはいいサイズのトカジャーの他、ブダイみたいな魚たちがウヨウヨしてました。フカセで釣ったらクソ楽しそうです。
・悲しみの工藤さん
最終日前日。翌日は朝のフェリーで帰るため、がっつり釣りができるのは実質この日がラスト。
朝から3人でルアーを投げ倒すも反応はなし。僕などは飽きてしまいスパムおにぎりを食べます。一方、一心不乱にマグナムミノーを無限キャストする工藤さん。
その思いに答えるかのようにGTっぽい魚がヒット!!しますが痛恨のフックアウト。悲しい。
その後は何も無くまた夜。この日はトビウオが接岸しておりこれまでとは雰囲気が少し違いました。
たけさんにショートバイトなどがあるなか、工藤さんのアリエクポッパーにヒット!!
と同時にこれまでの魚より強烈なファーストラン。夜磯にドラグ音が響きます。
これはデカそう!と思ったのもつかの間、根ズレでブレイク。悲しい。
この日だけで2度も、特に2回目はデカそうなGT(おそらく)をヒットさせるがキャッチならず。
ため息と反省を繰り返す工藤さんでした。
・ブルポップ泥棒
廃盤になってしまった貴重なブルポップ。フローティングなんだから無くさないだろ、と高を括り、毎晩全力でナイトポッピング。
そんなある夜、たけさんにバイト!しかし一瞬で切られている。チューブもかましてるリーダーをあっさり切るとは。
たけさん曰く「ブルブルしてたのでフッキングしたら切れてた」とのこと。
正直なところ、ブルブル?なんじゃそら?と思っていた僕でしたが、また別日の夜のこと。相も変わらずブルポップで夜の海を爆発させていると、僕のロッドに伝わる「ブルブル」という感触。アワセようと思うもすでに切れています。なんでなんよー。
…
こうして貴重なブルポップが2つ、この世から消え去りました。
サメ?イソンボ?バラクーダ?
泥棒の正体はわかりませんが、夜10時以降にポッパーを投げるのはやめた方がいいかもしれません。これ以上ブルポップをこの世から無くさないために。
ありし日のブルポップくん
ロックショア関連のトピックは以上。
最終日にトビウオが接岸し、これからというタイミングで帰るのが残念極まりなかったです。
また、朝夕のマズメにほぼ反応が無く、逆に完全に日が昇った昼間と夜中に反応が多かったり、潮止まりの時間に釣れたりなど、セオリーを全く無視したこの島の魚たちにはいろいろ勉強させてもらいました。
なにより、割とコンスタントに魚の反応を得ることができたので非常に楽しい遠征でした!
あとは写真です。
ポッパーに食パンをつけて釣りました
めし
また来るぜ。