2年の工藤です。
去年の年末に沖磯に青物を釣りに行きました。
同行者はOBの中村さんと、偶然同じ磯に乗ることになったFさんです。
乗るのは激流で有名な超一級磯。
朝マヅメを迎え、今にも水面爆発しそうな雰囲気に期待が高まります。
遠くに霞んで見えるのは、ツリスマス合宿の行われているnew島。
全然釣れてないらしい。
哀れみの眼差しで見ていると、なぜか船がその島へ向かって動き出しました。
・・・渡船内を戸惑いと絶望の感情が覆います。
風が変わるという予報のため、new島付近の磯で釣りをすることに・・・
「こんな磯で釣れるわけない」と悪態をつきながら上陸したころには、すっかり日が昇っていました。
ギャフの準備などを中村さんに任せ、一人でポッパーを投げていると、
いきなりヒラマサがヒット。
その後すぐに釣りはじめたFさんは良型のカンパチをキャッチ。
中村さんのルアーにも良型の青物が出続けますが、なかなか乗りません。
・・・そして遂に中村さんにも待望のヒット!!!
僕はその後しばらく小型ルアーで魚をかけようと頑張りましたが、ダツしか釣れません。
すると、大型ダイペンを投げていたFさんが大きく竿を曲げています。
たりーとさんの決死のハンドランディングにより仕留められたのは、
110cm、10kgの大ヒラマサでした。
大きさと美しさに圧倒されます。
正直、東京近郊の磯でこんな魚釣れるわけないと思ってました。
小さいルアーでダツと遊んでいたことを反省。
その後は当然、巨大ルアーを投げまくります。
・・・そして遂にたりーとさんが日本記録級の魚を釣り上げます!!!
その後も磯際で巨大ヒラマサのボイルが有るなど、活性の高い状況が続きました。
でもルアーには出ません。
ジギングをしていたFさんはオオグチイシチビキを釣ります。
僕も退屈しのぎにジグを投げ始めましたが、二投目で根掛かりする始末。
・・・最後に、たりーとさんに30cm程のカサゴがヒット。
ところが、僕が根掛かりした時のラインに引っかかり、バラしてしまいます。
浮き袋の膨張したカサゴは、黒潮に乗ってプカプカと流れて行ってしまいました。
(おわり)
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