3年の大村です。後半からは大村が書きます。
9/19
5時半出船
海は若干のうねりを伴い、時折危険な波が足元を洗う厳しい状況の中、熊井さん佐々木さん森田さんの3人と、宮武くんと大村の2グループに別れて渡礁。
熊井さん達のグループは、熊井さんのルアーに大型の魚のバイトがあった模様。も、その後は続かず。
潮位が増した影響でクーラーボックスが流され渋い思いをしたそうなので、共用のチャラン棒買いましょう笑
僕と宮武くんが降りた磯も、うねりの影響で先端に立つのは厳しい状況でしたが、波を被りながら沖向きにルアーを投げていた宮武くんに何やらヒット&すぐにフックアウト。
足元のいつきの魚に的を絞って、磯際を通していた僕のルアーに赤色の魚体を翻したのはバラフエダイ。
ルアーに触れませんでしたが魚はいそう。
とりあえず先端は宮武くんにに譲って、潮位が引くまでこの日も大村は爆睡。磯で寝る快感を覚えてしまって本当に良くないです。
寝て起きたら潮が引いて先端に立てるようになっていたので、宮武くんと交代で先端に入らせてもらうと何やらヒット。
脇挟みのままゴリゴリ巻いてよってきたのは小ぶりのアオチビキ。とりあえずこの日もボウズ回避^^;
時合いだと思い急いで同じコースにルアーを通すと、沖の方で青白い魚体が明滅しヒット。で、これがかなりデカイ。
ファーストランは30mほど。魚が止まったところでポンピングを始めるとすでに本線が海底付近の岩か何かに触れてて渋い。
糸が根に噛むと万事休すなので、そのままスプールを鷲掴みし、ゆっくりとしたポンピングで寄せると擦れが解消されたのでとりあえず第一関門は突破。が、ラインが岬の先端の延長線上に伸びているので、魚が左右にずれてくれるのをとりあえず待ってみる。と、ゆっくりと右側に旋回し始めたので、それを見てポンピング再開。途中何度か下方向に走られましたが、なんとか残り15mくらいまで魚が寄ってくる。これは獲ったかな?と思った矢先、右側に突き出していたハエ根に何かがガッと噛む感触が。。。そのままのテンションを保ちつつ様子を見ましたが、10秒ほどたえたところでラインブレイク。残念。
回収してみると切れていたのはルアーとの結束のすぐ上。魚がルアーごとハエ根にスタックしたんでしょうか?どうりで外れないわけだ。。
ファイトの末ガイドのスレッドにはヒビが…
その後、磯は沈黙を守ったまま回収の時間に。
宿に戻って森田さんは仕事のため一旦離脱し、入れ替わりで武田さんと合流しました。
9/20
沖磯4日目
佐々木さん武田さんの2人と、熊井さん宮武くん大村の2グループに分かれて渡礁。
朝一、満潮のためダイペンを引けるような足場が少なかったので自分はお立ち台に立ってジギングを。
島根でスロージギングをする時に適当に買ったジグをシャクっていると何かが食いあげて来てラインが止まる。
他のジグも試してみたかったので付け替えてシャクっていると今度はスジアラ。
すっかりジギングの味を占めてしまってジグばっか投げていると、1段低いところで投げていた熊井さんのミノーにどデカいイソンボとGTがチェイス!
これはアツイと自分もミノーに切り替え投げてみると早速7キロくらいと思われるイソンボが足元までチェイスしてきたので、再びミノーをチョイ投げしてチョンチョンしているとヒット!
絶対イソンボだと思って叫んで仲間を呼びましたが上がってきたのはちょっと良い型のカスミアジ。イソンボどこいった…
チャンスはこの一瞬だけで、その後磯は沈黙。ちなみに武田さんたちが乗った磯ではキハダがバイトしてきたり、武田さんが何か大物に切られたりとなかなかアツかったようです。
9/21.22
海が荒れたのもあり休養日。(ちなみに欠航の恐れがあったので武田さんと佐々木さんは大事をとってここで離脱)
僕と熊井さんは意識が高く、ライトなタックルも持ってきていたため日中チヌ狙いのライトゲームへ。
適当にメタルバイブを投げていたらヤミハタが遊んでくれました。
夕方は水深のある港にジギングをしに行きました。
まずは熊井さんがアオチビキ(?)をゲット。
続いて宮武くんがキャストで竿を折ります。
僕にもオニカマスやスマ、モモイトヨリ(あとエソ)、などがヒットし、そこそこ楽しむことが出来ました。
夜はブッコミをしてみるもエサ取りが多すぎてお話にならず。。
あまりに釣れないのでサビキ仕掛けを適当に投げて魚を何匹か釣り、宿に帰りました。
ゴマヒレキントキ
ツマリマツカサ
スマはうまい
9/23
最終日
森田さんと宮武くんの2人、熊井さんと大村の2グループに分かれて渡礁。
僕らが渡してもらった磯には程よく潮が当たっており、何やら良さげな雰囲気。
最初はノーバイトでしたが、開始から1時間ほどたった頃、対岸に浮かぶ孤礁との水道に10cmほどの小さなトビウオの大群が襲来するアツイ展開に。
まずは熊井さんにキハダかカマスサワラと思われる魚がヒットするも残念ながらフックアウト。僕にも沖の方でシイラが執拗にルアーにじゃれついてきましたがヒットせず。魚はいるがベイトが小さすぎていまいちルアーへの反応が悪い厳しい状況に。
小さいルアーを持ってきていなかったので、仕方なく手持ちで一番小さな19cmくらいのルアーに付け替えて根気強く投げ続けていると足元で何やらヒット!
めっちゃ足元だったのでフックアウトを避けようと、とりあえず巻き合わせを入れてやると運よくフッキングしました。
上がってきたのはロウニンアジ。近くでみていた船長が食べたいとのことなのでキープしました。
その後もカマスサワラとカンパチがルアーを奪い合うように足元まで追ってきましたがルアーには触れず。ベイトが小さいとやっぱり難しですね。
うねりによりこの磯からの撤退を余儀なくされ、湾奥の地磯に下ろされたのでそこからはずっと寝ていました。
一方森田さんたちが降りた磯は潮が当たっていなそうだったのでどうせ釣れてないだろうと予想していましたが、森田さんだけ3バイト2ヒット1バラシ1ブレイク2チェイスで覚醒していたそうです。磯は降りてみないとわからないですね。
僕が大学の授業を受けないと行けなかった関係で昼前に回収。宿に帰って宿のご主人と食卓を囲ませていただきました。ありがとうございました。(なお授業は島の電波が悪すぎて受けられなかった。)
今回乗った磯、ルアーに限って言えば東京のあの島に負けず劣らずのポテンシャルを個人的には感じたのでまた是非行きましょう!