2020年9月30日水曜日

朝活GT~Gingame Trevally~

多方面から非難を受けそうなタイトルですみません笑

湘南サーフでシロギスが爆ってるという話(ちょい投げの距離で1人で良型含めて2束)を聞き,海も悪くなさそうだということで後藤と早速行ってきました.ですが実際にはうねりが高くサーフィン日和でキスは接岸しておらず...
釣れるのは濁りが好きなニベとどこにでもいるフグのみ.

良型ニベ

豆フグ

このままタイムアップかと思われたが...

サーファー多し

急に波打ち際にカラスが寄ってきて、よく見ればシラスやカタクチの稚魚が打ち上がっていました.目の前ではかなり小さくはありますがボイルも発生.

打ち上がったカタクチシラスを針につけて表層早引きにすると波打ち際でヒット!正体はメッキでした.

Gingame Trevally

Koban Trevally

Kotohiki

その後はワームに変えて一投一匹のサーフメッキゲームを楽しめました.かなり釣れたので手軽なライトゲームターゲットとして優秀ですね.

2020年9月24日木曜日

南方遠征〜後編〜

3年の大村です。後半からは大村が書きます。


9/19

5時半出船

海は若干のうねりを伴い、時折危険な波が足元を洗う厳しい状況の中、熊井さん佐々木さん森田さんの3人と、宮武くんと大村の2グループに別れて渡礁。

熊井さん達のグループは、熊井さんのルアーに大型の魚のバイトがあった模様。も、その後は続かず。

潮位が増した影響でクーラーボックスが流され渋い思いをしたそうなので、共用のチャラン棒買いましょう笑



僕と宮武くんが降りた磯も、うねりの影響で先端に立つのは厳しい状況でしたが、波を被りながら沖向きにルアーを投げていた宮武くんに何やらヒット&すぐにフックアウト。


足元のいつきの魚に的を絞って、磯際を通していた僕のルアーに赤色の魚体を翻したのはバラフエダイ。

ルアーに触れませんでしたが魚はいそう。


とりあえず先端は宮武くんにに譲って、潮位が引くまでこの日も大村は爆睡。磯で寝る快感を覚えてしまって本当に良くないです。


寝て起きたら潮が引いて先端に立てるようになっていたので、宮武くんと交代で先端に入らせてもらうと何やらヒット。

脇挟みのままゴリゴリ巻いてよってきたのは小ぶりのアオチビキ。とりあえずこの日もボウズ回避^^; 



時合いだと思い急いで同じコースにルアーを通すと、沖の方で青白い魚体が明滅しヒット。で、これがかなりデカイ。

ファーストランは30mほど。魚が止まったところでポンピングを始めるとすでに本線が海底付近の岩か何かに触れてて渋い。

糸が根に噛むと万事休すなので、そのままスプールを鷲掴みし、ゆっくりとしたポンピングで寄せると擦れが解消されたのでとりあえず第一関門は突破。が、ラインが岬の先端の延長線上に伸びているので、魚が左右にずれてくれるのをとりあえず待ってみる。と、ゆっくりと右側に旋回し始めたので、それを見てポンピング再開。途中何度か下方向に走られましたが、なんとか残り15mくらいまで魚が寄ってくる。これは獲ったかな?と思った矢先、右側に突き出していたハエ根に何かがガッと噛む感触が。。。そのままのテンションを保ちつつ様子を見ましたが、10秒ほどたえたところでラインブレイク。残念。


回収してみると切れていたのはルアーとの結束のすぐ上。魚がルアーごとハエ根にスタックしたんでしょうか?どうりで外れないわけだ。。



ファイトの末ガイドのスレッドにはヒビが…


その後、磯は沈黙を守ったまま回収の時間に。

宿に戻って森田さんは仕事のため一旦離脱し、入れ替わりで武田さんと合流しました。



9/20

沖磯4日目

佐々木さん武田さんの2人と、熊井さん宮武くん大村の2グループに分かれて渡礁。


朝一、満潮のためダイペンを引けるような足場が少なかったので自分はお立ち台に立ってジギングを。


島根でスロージギングをする時に適当に買ったジグをシャクっていると何かが食いあげて来てラインが止まる。




他のジグも試してみたかったので付け替えてシャクっていると今度はスジアラ。




すっかりジギングの味を占めてしまってジグばっか投げていると、1段低いところで投げていた熊井さんのミノーにどデカいイソンボとGTがチェイス!

これはアツイと自分もミノーに切り替え投げてみると早速7キロくらいと思われるイソンボが足元までチェイスしてきたので、再びミノーをチョイ投げしてチョンチョンしているとヒット!

絶対イソンボだと思って叫んで仲間を呼びましたが上がってきたのはちょっと良い型のカスミアジ。イソンボどこいった




チャンスはこの一瞬だけで、その後磯は沈黙。ちなみに武田さんたちが乗った磯ではキハダがバイトしてきたり、武田さんが何か大物に切られたりとなかなかアツかったようです。



9/21.22

海が荒れたのもあり休養日。(ちなみに欠航の恐れがあったので武田さんと佐々木さんは大事をとってここで離脱)

僕と熊井さんは意識が高く、ライトなタックルも持ってきていたため日中チヌ狙いのライトゲームへ。

適当にメタルバイブを投げていたらヤミハタが遊んでくれました。




夕方は水深のある港にジギングをしに行きました。

まずは熊井さんがアオチビキ(?)をゲット。



続いて宮武くんがキャストで竿を折ります。



僕にもオニカマスやスマ、モモイトヨリ(あとエソ)、などがヒットし、そこそこ楽しむことが出来ました。






夜はブッコミをしてみるもエサ取りが多すぎてお話にならず。。

あまりに釣れないのでサビキ仕掛けを適当に投げて魚を何匹か釣り、宿に帰りました。


ゴマヒレキントキ

ツマリマツカサ




スマはうまい


9/23
最終日
森田さんと宮武くんの2人、熊井さんと大村の2グループに分かれて渡礁。

僕らが渡してもらった磯には程よく潮が当たっており、何やら良さげな雰囲気。
最初はノーバイトでしたが、開始から1時間ほどたった頃、対岸に浮かぶ孤礁との水道に10cmほどの小さなトビウオの大群が襲来するアツイ展開に。

まずは熊井さんにキハダかカマスサワラと思われる魚がヒットするも残念ながらフックアウト。僕にも沖の方でシイラが執拗にルアーにじゃれついてきましたがヒットせず。魚はいるがベイトが小さすぎていまいちルアーへの反応が悪い厳しい状況に。

小さいルアーを持ってきていなかったので、仕方なく手持ちで一番小さな19cmくらいのルアーに付け替えて根気強く投げ続けていると足元で何やらヒット!
めっちゃ足元だったのでフックアウトを避けようと、とりあえず巻き合わせを入れてやると運よくフッキングしました。


上がってきたのはロウニンアジ。近くでみていた船長が食べたいとのことなのでキープしました。

その後もカマスサワラとカンパチがルアーを奪い合うように足元まで追ってきましたがルアーには触れず。ベイトが小さいとやっぱり難しですね。
うねりによりこの磯からの撤退を余儀なくされ、湾奥の地磯に下ろされたのでそこからはずっと寝ていました。

一方森田さんたちが降りた磯は潮が当たっていなそうだったのでどうせ釣れてないだろうと予想していましたが、森田さんだけ3バイト2ヒット1バラシ1ブレイク2チェイスで覚醒していたそうです。磯は降りてみないとわからないですね。

僕が大学の授業を受けないと行けなかった関係で昼前に回収。宿に帰って宿のご主人と食卓を囲ませていただきました。ありがとうございました。(なお授業は島の電波が悪すぎて受けられなかった。)
森田さんに捕らえられ何かを悟った猫

ギタリスト


今回乗った磯、ルアーに限って言えば東京のあの島に負けず劣らずのポテンシャルを個人的には感じたのでまた是非行きましょう!



パパイヤは1つ100円



南方遠征 前編


こんにちは2年の宮武です!今回は南の島にGTを狙いに行ってきました!メンバーは森田さん、武田さん、熊井さん、佐々木さん、大村さん、そして僕の6人です!




day1

なんと初日から本命磯に乗れることに!

熊井さん、大村さん、僕のグループと、佐々木さんと森田さんのグループに分かれて磯に渡してもらいます。



釣りを開始して2時間ほど経った頃、ダイビングペンシルを投げていた熊井さんに待望のヒット!





カスミアジです!いきなりの南方っぽい魚の登場に湧き立つ一同。


カスミの活性が上がったようで僕の投げていたマグナムミノーにもヒット!






その後もカスミの時合いが何度か訪れ、





大村さんがカスミを二本キャッチ!



この日はこの釣果を最後に回収の時間となりました。森田さんと佐々木さんが乗っていた磯では何も無かったそうです。ちなみに森田さんはカスミアジを““餌取り““呼ばわりしていました。



day2

風向き的に本命磯に乗れないので初日とは別の磯に渡してもらいました。


しばらくあたりがない中、マグナムミノーを投げ続けていると、ルアーが手前のサラシに差し掛かったところでどこからともなく現れた良型カンパチがおそいかかりそのままヒット!


しかし、足元での強烈な突っ込みに耐えているとそのままフッと軽くなりフックオフ



悔しがってばかりもいられないのでその後もマグナムミノーを投げ続けます。


しばらく投げ続けても反応が無いので、気分転換としてそれまで投げていなかった釣れなそうな方向へキャスト。すると2投目で突然ドスンという重量感とともにリトリーブが止められました。



「ヒットー!!!!!」




離れたところにいた大村さんに向かって大声で叫び、全力で合わせを入れます。


ファーストランを始めたソイツにのされそうになりながらも、ハンドドラグを交えながら耐えていると思ったよりもあっさりと止まりました。しかし、ポンピングに差し掛かるととてつもなく重い。今まで釣ったどの魚よりも重量感があります。GTなんてかけたことすらなかった僕ですが、この時はなぜか確信していました。「この糸の先にいるのはGTだ」と。

幸い、根に噛んでいる感触は無かったのでゆっくりとファイトを進めました。(というかパワー的に短期決戦なんてできない)。途中、セカンドラン、サードランでのされながらもなんとか手前まで寄せると今度は右へ左へ旋回を開始。運が良く障害物のない方へ旋回したタイミングを見計らって一気にポンピングをするとついに待望の魚体が見えました!



黒っぽい体!間違いない、GTだ!



水面まで上がったところを大村さんに1発でギャフ掛けしていただきランディング成功!!






GT15.01kg


釣友会の先輩方には遠く及びませんが僕には十分すぎるサイズでした!!(僕のファイトがあまりにも大変そうだったらしく、先輩方は25kg以上は最低でもあると予想していたようです。)


何より、釣り上げた後に熊井さんと大村さんが握手をしてくれた瞬間が一番嬉しかったです!




感謝を込めてリリース






その後、気持ちを再び落ち着けて釣りを再開するも何も無いのでみんなでタイドプールで海水浴をしました。










休憩を終えて釣りを再開すると大村さんがダイビングペンシルで良型シイラをキャッチ!






さらにその後、僕がサメを掛けるもラインブレイクしました


この日はこれを最後に回収となりました。


ちなみに佐々木さんと森田さんの乗った磯ではこの日も何も無かったそうです。


森田さんは缶詰のイワシをパパイヤの漬物で巻いてエサにして()モンガラを釣って泳がせたところ根に潜られたそうです。





<前編まとめ>

現在、釣友会ではロックショアビッグゲームが盛んで、記録級の魚が何本も上がっています。こんな恵まれた時代に釣友会に入部できたからこそ僕はこの釣りを始めることができました。釣友会の先輩方や今まで遠征先で会った方々、本当にありがとうございます!


なんだか締めみたいになってますがまだ遠征日程の半分も書いてないので後編をお楽しみに!






2020年9月23日水曜日

北の島開拓

 どうも。3年の佐藤です。今回は北の方の某島へ、サケと根魚を狙いに行ってきました。


ある関西弁釣りyoutuberの動画と、その島在住インスタグラマーのおっさんに触発された今回の釣行ですが、ここは1番好きな魚がアイナメである僕的にずっと行ってみたかった島です。


今回のメンバーは3年の佐藤、中村、2年の岡本くんに加え、1年生からはつるがくん、ふじのくん、秋本くんの3人が来てくれました。


〇ロナの影響でもともと乗る予定だった飛行機が欠航になり、島への到着が半日以上遅れるうえに死ぬほどドライブ(350km)しなければいけなくなりました。渋すぎる。


Day1


飛行機に乗って、ドライブして、運転して、車に乗りました。


Day2


島に到着し、さっそく磯へ行ってロックフィッシュをやろうとしたその瞬間、思わず笑ってしまうほどの暴風と大雨に見舞われ、釣りができなくなる。


すでに雲がヤバい



仕方なくサケ釣りをしにポイント探しへ。堤防から普通に泳いでるサケが見れるのでかなりテンションが上がりましたが釣れず。アタリはガヤばっかり。


居着きのサケはまったく釣れないので、新しく入ってくるサケを待つしかないようです。



遡上するサケくん。


おわかりいただけるだろうか…





夕方は再び朝行った磯へ。さっさと準備して我先キャストすると、1投目に2、3回リフトフォールしたところでドン!





キモティ-



かわいい。


いきなり40upのアイナメくんでした。1投目で釣れるとは、これがこの島のポテンシャルか…


お腹が膨れていたのでタマゴを持っていたのかもしれません。



その後もちょこちょこアタリはあるようで、サイズは出ないものの魚を釣りつつ


          シマゾイ



それぞれキャストをし続けると…


なにやらつるがくんが竿を曲げている!


ウェーイ



イカつすぎる…


44cmくらいのカジカ(ギスカジカ?)でした。根がかりかと思ったそうな。


その後、中村がケガをするというアクシデントもありこの日は終了。


カジカはキープし秋本くんらが味噌汁を作ってくれました。美味かったです。さすがなべこわし。





Day3



丸一日釣りができるのはこの日だけ。朝は昨日中村が診療所の先生(釣りガチ勢だったらしい)から聞いたポイントでサケ狙いへ。


サケ釣りの仕掛けは、50gくらいのデカいスプーンにカツオとかイカの切り身をつけ、デカいフロートによって強制的に浮かせたそれを恐ろしくゆっくり巻くというカオスなもの。


投げ続けるもガヤのアタリしかなく、一同にウキルアーに対する不信感が募る。そんななか突然、ふじのくんが冷静に一言



「釣れましたー」




見ると本当にサケが釣れている!しかもデカい。


魚体が大きくてタモ入れが難航するもなんとかネットイン!


stay cool



サケはガッツリスプーンを食ってました。この仕掛けで本当に釣れるんだなと再認識した一同はルアーを投げ倒すも後が続かずこの1匹で終了。


昼はラーメン。ウニ丼も美味かったらしいです。


うまそうすぎる。




午後はオフショアでジギング組と地磯ロックフィッシュ組の2手に別れて釣りをする予定でしたが、強風のため船は直前でキャンセルに。


失意のオフショア組も連れて磯へ向かうも、磯はどこも足場が低く波を被っているような状況。


どうにか入れる磯を探してはキャストを繰り返しますがまったく反応無し。荒れたのがダメだったのかも。この島では少しでも荒れたら大人しく堤防に行くのが正解のようです。


早めに切り上げ夜釣りへ。夜は各々好きな釣りをします。


ガヤが半端ないほどいるので、アタリがないときの方が少ないような状況。



















ガヤ、ガヤ、ガヤ、ソイみたいな感じで、20cm前後の根魚がコンスタントに釣れてクソ楽しい。ライトゲームの満足度が高すぎる…


たまに30upの良型も。




↑ボトムを攻めた結果、ヤバめの生物を釣り上げる岡本くん。


サビキをしていた中村に大物が!と思いきやガヤ4連だったときはクソ笑いました。


一匹は途中で落ちた



Day4


この日はフェリーの時間の都合上、朝の2時間くらいしか釣りができない予定でしたが、1年生は全員寝ブッチ(正解)。


上級生3人はサケを狙うもノーバイトでした。


あとは、ドライブして、運転して、車に乗って、飛行機に乗って帰りましたとさ。




感想


ネットにもあまり情報はなく、ガチめに開拓なので渋めなのは予想してましたが、コ〇ナとか天気とかの影響で更に渋かったです。


あと1年生の期待値が高かったので、その期待を裏切る形となってしまい申し訳ない気持ちでいっぱいであります。


それでもこの島のポテンシャルは感じれたので、次は春にロックフィッシュだけ狙ってリベンジするつもりです。その時はまたどうぞ。








おまけ


後日、ふじの家の食卓にはサケが並んだ…







イクラがめちゃめちゃうまかったそうである…