2024年3月30日土曜日

マングローブライトゲーム

こんにちは、3年の金子です。

先日某i島にライトゲーム遠征に行ってきました。本命はマングローブジャックですが、ライトタックルで色々狙う釣行です。メンバーは禾さん、岸本さん、丸山、金子の4名です。

(Day1)

初日はレンタサイクルを借り、二手に分かれて河口を探索しました。が、初めは潮位が高かったので河口前のリーフ(ってかほぼサーフ)へ。せっかくなのでトップで釣りたいと思い、ペンシルでポコポコやっていると2投目で突然水面炸裂バイト!ファーストフィッシュはコトヒキでした。

昔飼ってたなそういや

この一匹で勢い付き、引き続きペンシルを投げていると再度ヒット!しかしすぐにフックアウトしてしまいました…

その後コトヒキ(多分)のボイルがあちこちで発生、禾さんも僕もミノーやらスプーンやらを投げるとバイトは多発するのですがすぐにフックアウトしてしまう状況… 結局コトヒキはこの一匹で終了してしまいました。後で聞いたら岸本さんと丸山が向かった川も似た状況だったようです。

潮も引いてきたので河口へ。踝〜膝位まであるヘドロに難儀しつつ進んでいくと先行していた禾さんのスピナベに木の下でヒット!本命のジャックとご対面です。

和名ゴマフエダイ

 

いいなーと思いつつ僕は橋の下の暗がりへ。シュガーミノー40fを対岸の岸際に投げていると途中で強いアタリが。Ulのロッドをしならせて上がってきたのは少し赤みの出てきたジャックでした。

フエダイ系は小さくても怪魚味ある目つき

Wジャック


この辺で岸本・丸山班と合流、上流へと釣り上っていくことに。小さなオオクチユゴイがたくさん跳ねていましたが残念ながら釣果は出ませんでした…

 

夕飯を食べた後は港へ夜釣りに。各々好きなルアーを投げるものの反応なく、クローワームをズル引きしていると急に重みが、そこそこの引きを見せて上がってきたのはウケグチイットウダイでした。個人的にイットウダイ科の魚は見た目が大好きなので嬉しかったです。

色もシルエットも綺麗な魚

(Day2)

この日は二手に分かれてレンタカーでポイントを巡りました。僕と岸本さんは手始めにユゴイ狙いで渓流へ向かいましたが、入渓ポイントが見つからず右往左往することに。やっと見つけたポイントで岸本さんのルアーにヒットするもすぐフックアウト。その後は1バイトもなかったため河口でジャック狙いに切り替えました。

雰囲気は最高(釣れず)

股下くらいまで入水しつつ岸際を打っていくと初日のようないいアタリが。初日とほぼ同じ引きで上がってきたのはやっぱり同じぐらいのサイズのジャックでした。

初日のより体色が明るく見えるのは生息環境の違いにもよりそう

 

続いて岸本さんにもヒット!黄色が綺麗なオキフエダイでした。

魚影が濃そうだったのでしばらく同じ河口で粘ったのですが釣れるのは皆小さなオキフエダイ…。なのでまた別の川へ行ったのに相変わらずマイクロオキフエのみで終了、ベイトは沢山おり雰囲気も最高だったものの特に何も起きませんでした。(トビハゼや小型のカニは見れて結構楽しかった)

原生林ぽくていい感じ

 

夜は僕と丸山でブッコミをするも当たり一つないまま終了。禾さんと岸本さんは延べ竿+エビ針でミズンの一本釣りをしていました。

ニシンそっくりな魚、ミズン

 

(Day3)

実質最終日。この日の朝僕以外の三人がさらに西へと向かったので昼過ぎまで一人で港の小物釣りを楽しむことに。ハゼ針に小さく切ったイカをつけてヘチに落とし込むと各種スズメダイがアタックしてきました。

ロクセンスズメダイ

セダカスズメダイ

エラブウミヘビ幼体(!)

ツムギハゼ

ヘコアユ(よく見ると体側の黒線が見える)

他にもシチセンスズメダイやニセカンランハギ、ヒメツバメウオ、シマキンチャクフグ、クロホシフエダイなどがいましたが釣れませんでした

意外と良く引く

 

桟橋の下にいたナンヨウツバメウオを釣り上げたところで(ウミヘビも見れたし)満足したので釣りは終了。あとはお土産屋や青果市場に観光に行き、翌日朝の飛行機で帰りました。

 


実は一年半ぶり2回目の離島遠征だったわけですが、目標としていた⒈トップで釣る ⒉ジャックを釣る ⒊南の島らしい魚を釣る の3点を達成でき非常に楽しい釣行になりました。他にも偶々見つけた直売所に海鮮丼を食べに行ったり、同宿の方から謎フルーツのカニステルを頂いて夕食をご一緒したりなど釣り以外の観光らしい事も楽しめたのがよかったです(釣友会の遠征では珍しい気がする)。ユゴイとメッキは釣れなかったのでリベンジに来ます。

最後に案内、運転して下さった禾さん、岸本さん、誘ってくれた丸山のおかげでとても楽しい遠征体験が出来、非常に感謝しています。来年こそは貯金してもう少し西まで行ってみたいです。

ソーキそば 美味かった

不思議な飲み物ルートビア

 

綺麗な蝶もいました


2024年3月18日月曜日

2024南国離島遠征

こんにちは。B1の小久保です。

三月前半に南西諸島の某所で行われたGT遠征の様子について書いていこうと思います。



今回の遠征は先発組、後発組に分かれており、先発組はB2西村さん、B2梅木さん、D1石井さん、B1幸地

後発組はB2丸山さん、B3禾さん、B3岸本さん、OBの佐藤さん

です。



小久保視点なので、アルバムに上がってる釣果しかカバーしていないことを先に断っておきます。(時々幸地筆の所もあります。)



また、記憶もあやふやなので日付も間違ってるところがあるかもしれませんが悪しからず。



day1

空港に到着。飛行機から出たとたん、南国のムッとした熱気を感じ、南国来たなあとしみじみ。(実は人生初の南西諸島、人生初の飛行機でした。)









夜ご飯にはソーキそばを食べました。





その後幸地と夜の漁港で小さなミノーを投げるなどしましたが、何もありませんでした。






day2


フェリーに乗って本命の島に行きます。








14:00ごろ、島に到着。





宿が綺麗でテンション上がりました。


この日の夕マズメから実釣開始。





西村さんがカマスを釣って終了。






夜ご飯はテビチカレーを食べました。テビチを豪快に丸齧りするのがうますぎました。





day3


朝まずめは南も北もウネリ・風ともにひどく、釣りができる状況ではなかったため断念。





潔くティラピアと戯れました。










その後、朝のウネリが取れているかもしれないと、西村さん、梅木さん、僕の三人でダメもとで一級磯の様子を見に行くことに。



ここでなんとなく二人に付いて行ったのが見事に功を奏することになります。



一級磯に着いてみると、朝にはあんなに強かったウネリがなんと、ほぼ取れていました。



一同喜び、ルアーを投げまくります。



すると、梅木さんの「喰った!!」との声。



危なげないファイトで上がってきたのは7.8キロの小さめのGTでした。



派手な出方をしたらしく、梅木さんはとても興奮していました。





潮はまだ動いており、出そうな雰囲気が漂い続けています。



僕もここが勝負所だと、別注ヒラマサを投げまくります。



すると・・・



ゴンッ!!



ダイペンのダイブ中に突如としてひったくられるような引き。



来た!と一瞬頭が真っ白になりましたが、先輩方の「フッキング!」との声に我に帰り、絶対にバラしたくない!との思いから鬼フッキング。(やりすぎて後に先輩方に笑われました、、)



ドラグを締め込み、魚を寄せると、寄せるところまではすんなり来ましたが、浮かせるまでが長かった。




沖で少し走らせて魚を疲れさせなければいけないのに、最初からゴリ巻きしてしまいました。




一度岩にスタックし、これは終わったと思いましたが、本当に運よくGTがいい感じの方向に走ってくれたので事無きを得ました。




足元でGTが暴れ回り、右へ左へ動かされる。必死のファイトでGTの魚体が見えた時はそれだけで感無量でした。




梅木さん、西村さんのサポートとギャフ入れで無事、ランディングできました!







ファイトで腕がバカになり、うまくGTを抱っこできてません笑






重量は19キロでした。体の厚みが半端なかった・・・




みんな磯に入れないと思っている中、熱心に一応見に行こうと言い、一級磯に行かせてくれた西村さんにはマジで感謝です。



西村さん、梅木さんのサポートが無かったら絶対に獲れなかった一匹でした。この場を借りてお礼させていただきます。m(_ _)m




その後、西村さんにもバイトがあり、完璧なフッキングを決めていましたが、惜しくも乗り切らず。



石井さんと幸地も合流しましたが、時合が終わったのかその後は何もなし。




夜ご飯は梅木さんが釣ったGTを喰らいました。







猫が虎視眈々とGTを狙ってました笑



その日に後発組はジャックを釣ってたみたいです。





day4


前日に反応がすこぶる良かったので、一同張り切り投げ倒しましたが、釣果は梅木さんのダツのみ・・・(多分)



一級磯で投げ倒した組も芳しく無かったようです。




夜はGTシチュー。GT肉は癖がなく、どんな料理にも合います。



GT食べたすぎてついに直立した猫




day5    


幸地筆


先発組の僕以外のメンバーはカマスかGTを釣っていました。僕はティラピアすら釣ってない虚無男だったので精神的に追い詰められてました。


GT釣ってない組で一級磯に入りました。


朝一かなりの横風で寒い、、

風で糸ふけが大きかったので普段よりハイスピードでミノーを巻いているといきなり食った!かかった瞬間ずりと足が滑りました汗





できるだけ落ち着いて、自分の体重を使ってポンピング。気づいたら浮いてました。13.6kg!





後から釣った実感がじわじわ。

ファイト中にアドバイスくれた西村さん、ギャフを入れてくれた石井さんありがとうございました!

みんなで釣り上げた感じがしてめちゃくちゃ嬉しかったです!!


午後に西村さんがカスミアジを釣りました。



ヒラマサと違ってGTは口が硬いので巻き合わせだとうまくかからず針が伸ばされてしまうそうです。いい勉強になりました。



day6


小久保筆です。



朝は一級磯でチェイスやバイトが断続的に続いたそうですが、GTは上がらず。



僕と幸地でオオウナギを獲りたいということになり、ティラピアを釣ってその内臓をすでに見つけていたウナギの巣に仕掛けることに。









丸山さんもティラピア釣りを楽しんでいました。



僕はティラピア肉を一回食べてみたかったので肉を持ち帰り、ムニエルにしてみました。



身はほぼ鯛で、淡白で癖のない味。普通にいけました。





夜は一級磯組は何もなし。



僕と禾さんは違う磯に入り、ポッパーでカマスを各々釣りました。





僕はポッパーで魚が釣れたのが初めてだったので、地味に嬉しかったです笑



day7


この日からXデーと呼ばれる、ベイトがめっちゃ入ってくるアツい潮回りです。



この日はショア組、オフショア組に別れて行動。ショア組小久保、オフショア組幸地で書かせていただきます。


オフショア組

海水温が下がり魚の活性が低かったです(T ^ T)



禾さん、佐藤さん、石井さん、岸本さんと出航



デカツオ



ジグと同じくらい



はじめに釣れたカツオ



メバチ

岸本さんはこの後イソンボかけますが、スプリットリングが伸ばされてバレてしまいました、怖

ドラグ10kgでもガンガン糸出されてました。



僕は酔ってて気づいたら15時


ザイロン製の西村アシストフックを使い、用意周到かと思っていましたが、イソンボはゲットならず。


全員がイソンボかサメに切られました。

サメはどうしたらいいんだ?



1匹のメバチは泥棒猫が美味しくいただきました。



ショア組



Xデーということでしたが、北風が吹き続けており、海水温がかなり低い状況。そのせいか、ベイトっけもほぼありませんでした。



朝から一級磯に入るも、マジで何も起きませんでした。



夜も一級磯でしたが何も起こらず。オフショア組のおかげで食事は豪華でした。





また、夜堤防に遊びにも行きました。


禾さんがホタルイカルアーでメッキを釣ってました。






day8



再び小久保筆です。



この日も寒く、Xデーではありましたが渋い条件が重なっていました。



僕含め朝まずめブッチも多い中、朝は佐藤さんがイソンボをゲット。こんな日でも釣っちゃうのすごすぎます。






西村さんは同じところにいたのに諸事情により釣りができておらず、とても悔しがっていました。



僕はというと、朝まずめブッチして先日仕掛けたウナギの仕掛けを見に行きました。



僕たちの目論見通りオオウナギがかかっていましたが、複雑なストラクチャーに入られており、川に入って幸地と二人で格闘。



ドブ川に浸かり、格闘すること約30分。



ようやくオオウナギを獲ることができました。






巣を見つけ、仕掛けを作り、餌のティラピアを調達し、ランディングするまで僕と幸地でやったのでめっちゃ嬉しかったです。



丸山さんはオオクチユゴイを釣っていました。





カッコいい魚です・・・



夜は雨がひどく、釣りを断念。オフショアの魚でカレーや漬け丼を作り、一同舌鼓を打ちました。






猫かわいい。



day9



朝は風向きの関係でいいポイントに入れず、一同何もなし。



昼はよく晴れていたのでリーフに遊びに行きました。



西村さんがイシミーバイを釣ったり、丸山さんも色々釣ったり、禾さんがメギスという珍魚を釣ったりしました。





日本にメギス科はこいつしかないらしいです。



僕はというと、幸地と海に潜って銛突きをしていました。イシミーでも獲れたらいいなと思っていましたがハタ系の魚はおらず、この小さなベラしか獲れませんでした。





銛突きはまたリベンジしたいです。あと海寒すぎました、、、







西村さんは帽子とメガネをロストしており、不憫でした。


夜も最後のチャンスにかけて磯に入るも、何も起きずに終了。これにて今遠征のロックショアは終わりです。




day10



島から帰る日。朝は僕と禾さん、丸山さんでオオクチユゴイを狙いに行きましたがチェイスのみ。ピンキャス練習しなきゃ。



名残惜しく思いながらも、島を後にしました。





来年も行きたいなあ。



その後、禾さん、岸本さん、丸山さん、僕は次の日の飛行機だったので、空港がある島で一泊しました。



その島で丸山さんとマングローブフィッシングでジャックを狙おうと思っていましたが、想定より潮位がかなり低く、干潟でザブザブやりながらコトヒキなどを狙っていましたが、ほげました。


       謎Tシャツ


           裏



夕食は豪華に!




その夜は近くの漁港でミジュンと戯れました。かわいい。





day10



朝のスキマ時間で堤防で雑魚釣り。これが結構楽しい釣りで、南国っぽい魚が遊んでくれました。(僕は合わせが下手すぎて釣れませんでした・・・)




その後、飛行機に乗って無事帰宅、遠征終了です。



今回は10日にも渡る長い遠征でしたが、僕はGT釣ったり、オオウナギ獲ったり、海で潜ったりと満喫できました。人生初GTは先輩方の手厚いサポートのおかげです。ほぼ初ロックショアでGT19キロ、今後のハードルが上がりまくってしまいました、、、



来年も、もっと釣りが上手くなって戻ってくるつもりです。!



遠征に参加したみなさん、お疲れ様でした!