B4の髙橋です。先日、丸山くんと埼玉県の川に草魚を釣りに行きました。
丸山くんの案内で8時前に最初のポイントに到着。岸際の葦に食んだ後があり期待が高まります。しばらくすると水中に葦が引き込まれる様子も確認できました。
それにしても非常に暑い。朝から35℃はありそうです。
クワガタを発見。夏ですね。
2時間ほど粘りましたが反応がなく暑すぎて限界なので移動。丸山くん曰く前に来たときよりも反応が薄いそうです。暑さのせいでしょうか?
!!!
ネットの情報と勘で移動した2箇所目は1箇所目より魚っ気があり良さげな雰囲気。鯉が泳いでいるのが見えます。しばらくうろついていると柳の木の下に巨大な魚影を発見。紛れもなく草魚です。近づくとゆっくりとどこかへ行ってしまいました。
いるのがわかれば俄然やる気が湧いてきます。暑さも忘れて慌てて準備をし、すぐ下流の開けた場所で釣り開始。
丸山くんは草魚の反応が薄いため移動中にコンビニで食パンを購入し、集魚力を生かしてウキ釣りで狙う作戦のようです。しばらくパンを撒くと水面に反応が。そしてウキにも待望のアタリが...残念ながら針掛かりしませんでしたが大きそうです。
私は岸際のごみに針を混ぜて待機しましたが釣れる気がしないので先ほど草魚を見た柳の木の下に行ってみることに。
すると同じ場所に草魚を発見。柳の木の下をゆっくりと回っています。しばらく観察すると柳の枝を鼻先でつついています。そこで柳の葉に針を仕掛けて先ほどつついていた枝に引っ掛けて待機してみることに。
しかし見にくるものの口を使わず...丸山くんからもらった食パンを試してみるもこれも不発...草魚は相変わらず周囲をぐるぐる回っています。
そこで原点に立ち返って葦の葉を餌にしてみます。茎に浮力があるので茎ごとちぎって葉先にちょん掛けし木の下に浮かべてアタリを待ちます。
しばらくすると草魚が回ってきます...葦の葉を発見するといままでとは違う反応が。葦を中心に周回軌道の半径が狭まっていきます。
そして5分ほどのち、ついに鼻先で葦をつつき始めました。どうやらあまり器用ではないようで、ボラのように葦の周りを口をパクパクさせながら行ったり来たりしています。
さらに5分後、カポンという音と共についに葦が水中に消えます。餌が大きいのでアワセは遅めに、居食いっぽかったので反転と同時に竿を立てると魚が冲に走り始めました。
ここまでは予定通りだったのですが大変なのはここから。柳の下でのやり取りはとにかく厄介でした。枝に引っかかりそうになりながら倒木に跨って耐えます。幸い竿は年代物の磯竿(グラス製)でうまく魚をいなしてくれています。
そうこうしていると魚がこちらへ向かって泳ぎ始めました。すると糸ふけが発生、竿先でガイドに絡まりました。慌ててこれをほどいていると今度は柳の枝に仕掛けが絡まり...
絶体絶命でしたがなぜか草魚はあまり動かずに待ってくれました。優しいですね。
取り込みは丸山くんに竿を持ってもらって川に入って魚を迎えました。近くで見るとでかい...
私も草魚も疲れた顔をしています。
取り込みの功労者丸山くん(一応背景にぼかしを入れています)
大きさはだいたい115センチでした。私の釣った淡水魚の中では最大です。
よく見ると鰓蓋はオレンジ、ヒレは青で案外派手
陸に上げた後はとにかく元気で暴れるのでまともな写真があまりありません。やはりやり取りでは手を抜いていたのか...しばらく鰓に水を送ると元気に帰っていきました。
その後もう1箇所いきましたがハクレンがうじゃうじゃいるだけで反応はありませんでした。通りがかりのおじさん曰く今日は潮が悪いそうです。
振り返り
今回の釣行では1匹しか釣れませんでしたが条件がいまいちだったようなのでもしかしたら普段は数釣れるのかもしれません。とにかく釣れてよかったです。一間の草魚目指してまた通いたいと思います。最後になりますが、案内、取り込みの手伝いをしてくれた丸山くん、本当にありがとうございました。また夏休み釣り行きましょう。