2018年6月15日金曜日

源流(?)ここにあり。

(以下、源流!源流!言っていて、果たして本当に源流なのか怪しいのですが、当時のぼくが「こりゃ、源流に違いない!」という気持ちで書いた記事なのでご容赦くださいw)(石井 2020)

こんにちは。2年の石井です。先日は中間試験直後に海でライトゲームで爆釣して楽しんできたのですが、今回は今年の目標の一つであるフライフィッシングをしに行ってきました!メンバーは4年生の中村さんとぼくの二人です。

木曜日夕方、就活が無事終了し釣り欲がBIG BANGしている中村さんから、突然に、

「明日暇らしいじゃん、渓流行くか?」

という激アツなお誘いが!

実はぼくは今学期は金曜日に授業がないので、この金曜日はどこかの管理釣り場へでも行ってフライフィッシングのアワセの練習(というのも、前回ここぞというところでバラして、Bozuになってしまったので...)でもしようかと思っていて、フライフィッシングの準備は偶然すでにしてありました。

管釣りよりはナチュラル渓流の方が断然良い!っということで、渓流に行くことに。練習なしのいきなり本番ですw

その日の夜に集合し、ポイントまで車を走らせます。(ぼくはまだ免許を持っていないので、運転は中村さんにしていただきました。本当にありがとうございます。)

聞くところによると、中村さんは翌日に磯ヒラマサに行く予定なのだとか...
なんという狂人的なスケジュール...

と、まあ、最初の釣り場は、中村さんのご祖父母の別荘の近くという!

車を止めてさっそくポイントへ向かう。

しばらく歩いた後、ポイントへ到着。一通り近場のめぼしいところにフライを打つも反応なし。ぼくはそもそもフライキャスティングに手こずりましたが...

新たなポイントを求めて上流に向かいます。と、いきなり藪漕ぎ開始w

人生初の藪漕ぎでしたが、意外と楽しい!

藪漕ぎをしつつ急斜面を登りきった先は、、、

鳥肌が立つくらいうつくしい
まさに源流。

苔むした岩の合間を流れる清らかな水。辺りには、沢の音と鳥の声が響く。決して静かではないが、「静」という言葉を体現している。

少し寒いくらいでしたが、森のいい香りに癒されます。

と、感嘆しつつ釣り再開。こんな綺麗な場所で釣りができるだけで幸せです。



二人で交互に釣り上がっていきます。しかし、ぼくはポイントの取捨選択がうまくできず、手際が悪いので中村さんに追いつくのがやっとの状況...

ものすごいペースで釣り上がって行く中村さん

と、ぼくが源流での近距離キャストに苦労していると先行していた中村さんがぼくを呼んでいる。近くに行ってみると、、、

イワナ!

Owww....早速釣られてしまった...ぼくはまだ魚の気配すら感じてなかったのに....

悔しいですが、またもや実力差を見せつけられてしまいましたw

これで少しやる気が上がったので、中村さんの手助けを借りつつ探っていきますが、どうも反応がありません。

ふとみると、気温が上がってきたせいか、たくさんの虫がハッチしています!中にはカゲロウの姿も!

しかし、こんなにハッチしているのにライズが一切ないという....

めげずに釣り上がりますが、上流になるほどポイントが狭く、傾斜がきつく、倒木が多く...

これでも歩きやすい方...


なかなか進みづらい状況になってきたところで、睡眠不足による疲れで足元がおぼつかなくなってくる...

こける回数が増え、これはいかんということで途中で寝ることにw

全てが苔むしているこの川のほとりで、せせらぎを聞きながら1時間弱ほど仮眠をとります。

起床後、リフレッシュして、この川は諦めて他のポイントへ向かうことに。ひとまず山をくだります。

歩きやすい場所を探していると、人が通ったことのあるような道が!今はほぼ獣道のようですが、川横よりは断然歩きやすいので、川から離れないように様子を見つつ、こちらの道を行くことに。この道がどこへ行くのかわかっていなかったという...
歩きやすいと言ってもかなりハード

やはり仮眠をとったおかげか、集中力が復活してしっかりと歩ける!やはり休息って大事ですね...

ロッドを持ったままのトレッキングは結構辛い
途中、獣の気配にビビったり、道が川から離れて消えたので急斜面を下って川まで下りる羽目になったりしつつも、無事下山!

魚は釣れませんでしたが、トレッキングは楽しめました。

後からわかったことですが、この川ではライズはほとんど起きないらしく、フライを水面に長く漂わせることが重要なのだそう...ぼくも中村さんも釣り急ぎすぎたかもしれないですね。

昼食とポイント変更のために車まで戻ることに。

...が、目印にしていた中村さんのご祖父母の別荘の前を通り過ぎてしまうw

実はぼくたちが釣りをしている間に、中村さんのご祖父母がいらっしゃったようで、布団が干してあったので、てっきり別の家かと勘違いしていたという...

ぼくたちが勝手に車を駐車場に置いておいたので、かなり迷惑をかけてしまいましたが、親切にも昼食を振る舞ってくださるという。なんともありがたいです。




腹ごしらえを済ませ、しばらく休憩を取ります。

程よく休んだところで、ポイントを変えて釣り再開。中村さんは自分は釣りをせずにぼくのサポートにまわってくれるという...ありがたいです。

しかし、水が少なかったり、濁りが入っていたりとなかなか状況は良くない...

夕方は雨が降ってきたので、最後にポイントを絞って、手早く釣り上がります。

午前中の反省を生かしてフライを長めに漂わせていると、ポチャン、と魚がフライを咥えにきた!

すかさずアワセ!っというところで、アワセ失敗...

Oh...

流石に辛い...

このポイント、先行者がいなかったようで魚は結構いたのですが、タイムアップが迫っていることへの焦りからなかなかうまくキャストできずにポイントをうまく狙えない...

雨も強くなってきたので、ここでタイムアップ。釣り終了です。


いやあ、渋い... と言っても状況が渋いというよりは完全にぼくの力不足。やっぱりフライフィッシングって難しい... (その分奥深いわけですが...)

3度目のフライフィッシング釣行なので流石に釣れると思っていたんですけどねぇ... 前回よりも近距離キャストやメンディングはましになったのですが、それでも中長距離キャストやポイントの取捨選択、そしてなんといってもワンチャンスをものにするアワセ、これらがまだまだでした...

めげそうですが、ここで諦めずにもっと練習して頑張ろうと思います!

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