2018年9月23日日曜日

日本三大怪魚に迫る 〜ビワコオオナマズ編〜

こんにちは、2年の石井です。およそ2ヶ月あった夏休みももう残すところ約1週間。そろそろ後期課程に向けて気合を入れていかなければいけないこの時期に、日本三大怪魚の一つ、ビワコオオナマズを狙いにはるばる遠征してきました!今回はその模様について書いていきたいと思います。

メンバーはぼくと2年の大村くん、そして3年の森村さんです。車の運転はずっと森村さんにしていただきました。本当にありがとうございます!(学科をサボり続けた大村くんは未だに免許を持っていません!そして私、石井太河に至っては免許を取る必要性を感じつつも免許獲得へ向けて一切のアクションを起こしていません!...oh)

ぼくと大村くんはビワナマは初挑戦。森村さんはビワナマ経験者で、去年釣れなかった分のリベンジということで参戦です!

今回はポイントからビワナマの釣り方まで全て森村さんに教えていただき、割とすんなり釣りができたのですが、実はこれらは昔の伊藤さん、加賀さんのアツイ開拓釣行とそれをベースにした去年の熊井さん、正木さん、森村さんによるアツイ釣行によって得られた成果です。事前情報がほぼない状況から「釣りが成立する」状況を導いた開拓者精神には頭が上がらないです。
ぼくらは、無数の激シブを乗り越えてきた巨人の肩の上から釣りをしている、ということですね。

ッとまあ、まじめな話はこれくらいにして本題に入っていきましょう!


Day 0

今回はポイント近辺に現地集合となっているので、各々好きな交通手段を用います。

ぼくの場合、夏休みの連日の釣行により資金不足気味なので、比較的安い夜行バスで。

アラパ(コクハンアラパーティ)で極上の白身を味わいつつ、QOLの高い食事に別れを告げることを覚悟して、時間ギリギリで夜行バスに飛び乗ります。

Day 1

現地へ到着!っも、ぼくより遅れてくる予定だった森村さんにラインをしても既読がつかない...

もしや...

と思っていると案の定森村さんは絶起した模様...oh


もしかするとこれは森村さんの不運の予兆だったのかもしれない...

そして、予定より3時間遅れてやってきた森村さんと合流。

だがこの日の不運は終わらない!

レンタカーを借りに行ったら、予約をしていた店とは別の店に行ってしまい、予約時間に遅刻するという....フゥ

ッとまれこうまれ、なんとか餌の小魚釣り開始。

ぼくはフライで攻めますが一向に反応がない...仕方なくライトゲームもして見ますが、チチブが釣れただけ...

一方さすがは去年もやっていた森村さん、ミミズでコンスタントに小魚を釣っていく!

ぼくも諦めて大人しく餌釣りをして二匹ほど(だけ)ゲット...

そして、ポイントへ行き、泳がせ釣り開始ッ!

投入して数分後。

ジャーッとぼくのドラグが出た!

食わせるタイミングをはかってアワセ!っも、一瞬乗った後すぐに軽くなってしまいました...

正直二人ともこんなにすぐにアタリがあるとは思っていなかったので、驚いてしまいました。

その後も投入する度に、あまり時間をおかずに反応が出る状況が続きますが、なかなか乗らない...

日をまたいでしばらくしてからは、反応がさっぱりなくなってしまいました。時折雨も降っていて辛いので、この日はこれで終了。

Day 2

温泉で朝風呂をし、昼まで寝ます。

その後餌釣りをしつつ、遅れてやってきた大村くんと合流(なんと大村くんは泳がせをやるというのに、小魚を釣る道具を持ってきていないという激アツっぷり!流石は釣友会部長にして小笠原で餌釣りをせずルアーフィッシングを貫き通したアツイ男!)。

この日も十分小魚が取れたので(ほぼ森村さんのおかげですが)、ポイントに向かい釣り開始。

しかし、この日は昨日とは打って変わって、魚の反応がなかなかない...

その中、森村さんの竿に魚の反応が!食わせる時間をおいてみる。ッも走らないので、あげてみると森村さんの餌がボロボロに...どうやら魚が咥えて離してしまったようです。

その後しばらくして、大村くんにアタリが!糸を送り込んで食わせるも、すっぽ抜け...餌はついておらずリーダーがザラザラになっていました....残念。

っとここで何やら対岸が騒がしい。

たくさんの車がやって来て...

工事が始まりました!乙!

やっと本命が釣れそうな状況になってきただけに、3人とも絶望。

光ギラギラ、音ガンガンな状況でダメ元で釣りを続けるか、ポイントを変えるかの選択に迫られますが、ポイントは変えずに釣りを続けること決意。そのまま粘ります。

再投入してしばらくして、ぼくのドラグが少し鳴ります。食わせるために糸を送り込みます。そしてうとうと浅い眠りに....

時折ドラグが鳴るので、ちょっと糸を送る、というのを繰り返していると、、

ジャーーーッ

とドラグがすごい勢いで出て行きます!

ぼくがアワセようか迷っていると、森村さんがアワセた方が良いというのでアワセることに。

糸を巻いて、

鬼アワセッ!

乗った!追いアワセをしつつ寄せます。

暗闇の中浮いてきたのは、、青白い魚! 大本命ビワコオオナマズです!

今遠征初ビワナマ!

見づらいですが、サイズは77cm。

とても美しく神秘的な魚。


マイタックルとともに。

ゆらゆらと住処に帰っていく青白いビワナマはなんとも神秘的でした。話には聞いていましたが、実際にここまで幽玄な美しさを持っているとは。感動しました。

正直これまでなかなかビワナマっぽいアタリがなく釣れるのか半信半疑になっていたので、今遠征初フィッシュがビワナマで一同気分が上がります!

が、しかし、場が荒れてしまったのかこのあとは続きませんでした...


Day 3

温泉に行き仮眠を取ります。

そしてQOLを上げるため気合いを入れるためにラーメンを食べます!

味噌ラーメン

そしていつもの通り餌釣り。やや、渋めだったので何度も場所を変えて小魚を集めて行きます。

その後、ポイントへ移動して釣り開始です。

投入後しばらくしてぼくのドラグがなります!糸を送り込んでしばらくすると、急に走り出す!

すかさずアワセ!

上がってきたのは、、、

聖地巡礼!

やはりこの地で釣るニゴイは格別なものですなw

残念そうな顔していますが、内心は魚が釣れてめっちゃ嬉しいですw(そして地味に初ニゴイですw)

開始早々のフィッシュだったので、今宵は魚のやる気があるのかと思いましたが、その後はアタリもほとんどありません...







しかし、突然のドラグ音で静寂が破れる!

止まらない走りでドラグ音が止まらない!

すかさずアワセる! 重い!

寄せると魚が水面で暴れる!

釣れたのは、、、

アメナマァ!

結構走って引いたので、でかいビワナマかと思ったんですけどねぇ。

ナマズ違いですが、引いて楽しかったので嬉しい一匹です!(地味にアメナマを釣るのも初めてですw)

この後は魚の反応はなし... 結局この日の魚の反応はぼくの2ヒットだけでした。


Day 4

この日も温泉へ行き、休息。

この日の夜が最後なので、気合いを入れて餌を釣りに行こうとすると、、、詳しくは書きませんが、「ピンポンパーン」と鳴って釣りをするのが渋い状況に...

絶望感に襲われます...

っということで、餌釣りを諦めて、足を伸ばして観光をしに行きます!(現実逃避)

街へ繰り出すとそこには渋さとは無縁な観光客達がわきゃわきゃしている....

渋さを噛みしめる森村さん


スイーツで甘え
ぼくらもその一員になりつつも、やはりビワナマが諦めきれないので、ポイントへ向かってみると、なんとか釣りはできそうな状態。

昼間に小魚を釣りに行かなかったことを後悔しつつ、スーパーで身餌を買ってぶっ込みをすることにします。

しかし、釣りはできる状態であるものの、なかなか渋い状況、魚っ気が全然ありません。

2回ほど森村さんのドラグが鳴りましたが、1回目は謎のアワセ切れ、2回目はすっぽ抜け...

魚なのか仕掛けが流されただけなのか....

結局わからないまま終わりました、終戦です。

ぼく達が切り上げて間も無く雨が降り始めました。今遠征の渋さを象徴するかのような雨でした。小魚こそ釣れていますが、泳がせ釣りは全体でみるとかなり渋いですね。

そして、レンタカーを返却し、各々帰途につきました。


今回の遠征では見事に泳がせの難しさを痛感しました。まずは餌釣りに始まり、餌の種類、針の付け方...などなど。今までは、所詮餌を使った釣りだから釣れるっしょwとか思っていましたが、これまた奥深いですね。学ぶことの多い遠征でした。


〜〜〜追記〜〜〜

今遠征は全体としては渋いものでしたが、ぼく個人としてはそれなりによかったと思います。ビワナマを含め初めて釣れた魚もありました。

というより、実は今回のこのビワコオオナマズでぼくは日本三大怪魚と言われる魚を全て釣ることができました!6月のイトウに始まり、7月(8月)のアカメ、そして9月のビワコオオナマズ。年内に3魚種を全て釣るという目標も達成できました!

しかし!

ぼくはまだ「日本三大怪魚制覇」を成し遂げた訳ではありません。

確かに日本三大怪魚と言われる魚を魚種的には釣ることはできましたが、『怪魚』という言葉を付けられるような魚はまだ一匹も釣っていません...

そこで、『怪魚』mオーバーの魚とする定義を胸に、これからも「日本三大怪魚制覇」を目指していきたいと思います!

最後にジョジョネタのパロディーですが、釣り人に刺さるアツイ言葉を置いておきます。

『 そうだな... わたしは「釣果」だけを求めてはいない
  「釣果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ.......
  近道をした時 本命を見失うかもしれない
  やる気もしだいに失せていく

  大切なのは『釣り場に向かおうとする意思』だと思っている
  向かおうとする意思さえあれば
  たとえ今回は本命が釣れなかったとしても
  いつかは釣れるだろう?
  向かっているのだからな.............違うかい?』





2018年9月16日日曜日

Indonesia遠征

4年の熊井です。


院試が終わったので、Indonesiaにリアルブラックバスことpapuan bassを釣り上げるために遠征してきました。


情報が少なくてどこに行けば釣りができるのか、果たして行ったところで釣りができるのかよく分からず、でも6月に後輩達がイトウを釣ってしまったのにテンションが上がり勢いで航空券をとってしまいました。



その後なんとかおおかたの目星をつけ出発。


それでも分からないことも多く、空港についてからとりあえず聞き込みを始める。


・・・。何言ってるか全然分からない。
苦笑いをするしかない。


そう、何を隠そう私が覚えてきたindonesia語はmemancing(釣り)とikan(魚)という2語のみなのである。


英語が話せる人が助けてくれて、空港の職員みたいな人に聞いてみるたらあそこは一人で行くのは危ない、金に気をつけろと何回も言われて怖かった。


それでもとりあえず釣りという単語+地名を発していたらいつのまにかガイドの家に到着していた。
(本当にいろいろな人にお世話になった。。。みなさん電話をかけまくって目的地を探してくれたり、向かう方面の同じ方が相乗りタクシーに一緒に乗ってくれたりして本当に親切だった。。。ありがとうございます。。。)



本当は事前に予約しなければダメだと言われたけれど、来てしまったからにはしょうがないという感じで釣りをやらしてもらえることに(優しい)。


ボートの操船者である漁師と意思疎通ができなくて大変な時もありましたが、なんとかブラックバスを釣り上げることができました。




外道の良型マングローブジャック。おいしい。
ちなみにブラックバスはおいしくないらしい。


一回モンスターがヒットしたのですが、PE5号をブチ切られ、何もできずにバラし。
(ヒットした一瞬で体制が崩され、ロッドと体が左手一本でつながっている状態にされた。根掛かり回収の際に船のエンジンで引っ張って取ったときも一ミリも出なかったドラグが出され、何が起こっているのか全く分からなかった。。。本当にリバーGTです。)
ベイトよく分からないのですが、レベルワインダーのところですれて切れたのかな、という感じ。
PE特有のバチン!!というやばい音が忘れられない。


あとは納得のいかないサイズばかりでした。
あのチャンスを生かせないようでは結果は出せない。
PE5号とか言う激サムラインを選択した時点で勝負は決まっていたのかもしれない。



それにしてもルアーの2倍ほどの体長しかない魚もルアーにアタックしてくるし、やっぱり魚がすれていない環境というのはすばらしい。
魚って本来こんな風に貪欲でどう猛であるべきなんじゃないかなとつくづく思う。




今回の遠征は親切な人に恵まれ、目的地にスムーズにたどり着けたはいいが、予想していたようなハードさはなく、少し拍子抜けした(現地の人のおかげでほぼドアツードアの移動ができたので危険がなかっただけかもしれない)。
でも、ガイドも高かったし、遠征中に某怪魚ハンターのホームページを見ていたら自分のやっていることがちっぽけすぎて正直泣きそうになった。


僕が釣ったのはきっとフェイクブラックバスで、やはり、リアルブラックバスを釣るにはパプアまで行くべきだったのでは?(実際サイズもパプアの方が出るだろう)
アマゾンやパプアで放浪しなければきっと本当の意味での秘境にはたどり着けないでしょう。


冒険心<<不安というのは安全ではあるけれど、やっぱりどこかでそれを壊さなければ夢の魚には出会えないと感じた遠征だった。
頭のねじ、とんでくれるといいんだけどな。



ガイドとは連絡先交換したので、釣友会&OB限定で行きたい人いれば教えます。
卒業旅行なんかにはぴったりかもしれません。

~母島遠征番外編~アラパ(コクハンアラパーティ)

今回の母島遠征にて佐々木さんがぶちかました17kgのコクハンアラ。
釣友会の有志一同にて食す運びとなりました。



その模様をお伝えしたいと思います。


今回の記事は私、




コクハン=ノ=アラ
がお届けします。
身長は105cm。体重は17kgです。



解体される前の私。癒し系のイケメンですね~。




解体されゆく私。




頭を割られ。




塩を振られ。




寿司に握られ。



余すところなく調理されました…




刺身・寿司





兜煮


兜煮は中村太郎シェフ渾身の一作。
旨すぎる煮付けの私を巡って醜い争いが繰り広げられていた模様。




右が見事私を打ち負かしてみせた男。

敗者の成れの果てを前に飲むビールはさぞかし美味かろう。



またたく間に食べつくされ、宴も酣でお開きとなりました。




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ずっと調理中卓球して遊んでた熊井さんの写真だけなかったので、例の写真を貼っておきます。



もう一年前なんですねぇ。
アラパ終了後そのまま夜行バスへ飛び乗った石井くんたちも明日からビワナマ遠征。
怪魚・ビワコオオナマズ(つまりはメーターオーバー)を期待しています!

2018年9月13日木曜日

念願の母島遠征

4年の中村です。夢にまで見た母島遠征に行ってきました!参加者は4年の佐々木、3年の正木、2年の大村、中村(たけ)です。

6日の遠征のうち、4日が移動日というとんでもない僻地。しかし記録級の巨大魚がウヨウヨしている夢の釣り場。

遠征クラッシャーの佐々木が参加するのでどうせ台風でおじゃんやろって思っていましたが、なんとベタ凪っぽい。

竹芝桟橋から出発し、遥々24時間、父島でフェリーに乗り換え、母島へ。

フェリーの中での暇つぶし


母島に到着したらまずは目の前の堤防に。この堤防で6月に52kgのGTが釣れてるとのこと。各々ぶっ込みやキャスティングをやるも、正木がサメを2匹釣ったのみでこれといった釣果はなし。翌日の沖磯釣行に備えます。






沖磯1日目

予報通りベタ凪。午前5時半に出船!

希望に満ち溢れた顔


朝一は鰆根に。島の北西にちょこんと顔を出した母島随一の名礁です。磯周りを川のように潮が流れ、いかにも巨大魚が潜んでそう。

渡礁後、全員でルアーをキャストするも、予想に反して反応なし。

そこで正木がムロアジをぶっ込んでみると何やらヒット!ラインが根に噛み苦戦している模様。しかしなんとかハエ根から引き出し御用。



5kgクラスのバラハタでした。デケェ!


さらに南側のハエ根のキワに餌をぶっこむと…

_人人 人人人人_
> 突然のアタリ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

竿が「つ」になっとるw

猛烈に竿が引き込まれ、壮絶なファイトの末に上がってきたのは…



コクハンアラ9kgアップ 
ヤバすぎwww

あくまでも回遊魚ねらいの佐々木・大村・中村は北端の名礁、鬼岩に移動することに正木とたけは鰆根で粘ることになりました。

鰆根編

というわけで、正木さんと残った中村たけです。
鰆根編は僕が書きます。

まず、3人が移動して早々正木さんに「たけも餌やれば??」と声をかけられその前に何度も餌で壮絶ファイトを繰り返していた正木さんを見ていた僕は当然のように餌の仕掛けを組みだす。
さっそくムロアジをつけて、あの辺に投げて、流して、もう沈んでるんじゃね?なんて正木さんに見てもらいながらやっていると竿先が海へ引き込まれる!
GTロッドってこんなに曲がるの!?とか思いながら竿尻をギンバルにセットしてよしファイトだ!ってところで痛快な音。

パァン!

と、なんとロッドが継ぎ目で折れてしまった。いきなりの出来事であっけにとられるが正木さんから「巻いて巻いて!」と声をかけられ意識が戻った。竿が短くなったからかなり軽く感じたがまだ重みは残っていた。ガイドが一つしかない棒を使って必死に巻き上げた。
手前でもう一度走った後、手前に突き出た根の裏を回って赤い魚体が浮いてきた!でかい!



コクハンアラ、重さは測ってないが後から大きさを測ると84cmくらいだった。
大きい魚といえば鯉くらいしか釣ったことがない僕は初めての沖磯で、初めてGTロッドで魚をかけて、実は初めて自分のロッドが折れて、それも魚とのファイトで折れて、そして目の前に横たわる大きい魚体にすごく感動して、なんというかほんと釣りをしててよかったって感じました。
(竿が折れた原因、ドラグチェックもしたし何が悪いのかなと思ってるんですがもしかしたらしっかり継ぎ目で押し込めてなかったのかもしれません。気をつけないとなあ)

そのあとは正木さんにロッドを借りて(ありがとうございました、二日目に貸してくれたささきさんにも感謝です)ルアーを投げ倒すもいちどサワラらしき魚が出ただけでノーフィッシュ。

正木さんも餌を入れるがイスズミとかバラハタが上がるのみ(というかバラハタもでかいしイスズミもなんかめちゃでかい(ただのイスズミではなくナントカイスズミってやつらしい)し楽しそう)

そのあと、太陽の日差しを全身に浴びながら昼ご飯を食べたり潮の向きが変わるまで休憩したりしているとカスミアジの群れがチェイスしてきて足元でずっと群れてたり正木さんのシンペンにイスズミがアタックしてきたりとか面白イベントはあるものの案外水面への反応は悪い。
もしかしてちっこいジグなら食うんじゃないですかね?なんて言ってライトショアジギングタックルで40gのジグをしゃくっているとすぐにバイト!めちゃ引く!




カッポレでした。このサイズでも激アツファイトが楽しめて最高です。なんといっても根がすごい。

他にも交代交代でルアー投げたりとかしたのですがめぼしい結果はなく。。。

まあそんなこんなで鬼岩班との合流時間が来るのでした

鬼岩編


まずは鬼岩のハナレに。北に向かって潮がかっ飛び、雰囲気は上々。マグナムミノー200fを潮を遡らせるように巻いてくるとルアーの下で細長い魚体がギラリと反転。



上がってきたのは110cmほどのデカい和風。やったぜ!

その後はプラグで反応を得られなかったため、ジグを投げると一発でヒット!いいサイズのバラハタ。



その後は反応がないので、鬼岩本島に瀬替わり。

巨大な鬼岩。穴の中はカッポレの巣。


各自ルアーを投げているとワラワラとヒラアジが追ってくるのが見える。群でチェイスしてくるのにイマイチスイッチが入らないのか、ヒットせず。

そこで大村が取り出したのはなんとワーム。この男、寒すぎる…

イトウを釣ったワームでキャッチw


ワームでカッポレ釣ってる人初めて見た()

「GT!GT!」突如として佐々木が叫ぶ。
マグナムミノーを追って15kg前後のGTが姿を現した模様。それが途轍もない時合いの始まりでした。

まずは佐々木が80cmクラスの大型カッポレ!


エラから出ているのはタコの足



そして佐々木が投げていた巨大ポッパーに足下でバカでかい赤い魚がヒット。竿を溜めて耐え、潜らせない!中村のファインプレーで一発でギャフ掛け成功。デケェ…デケェよ…

は?


どーーーん
17kgのコクハンアラwwアツすぎる。

母島の本気をまざまざと見せつけられました。日本一の磯だ。

最後に大村と中村が小型カッポレを釣って時合い終了。



その後数時間は一切反応がなかったため、鰆根に戻り、正木・たけに合流。その後はこれといった魚は上がらず、初日は終了。いやー、すごい一日だった。

沖磯2日目


朝一は鬼岩に向かうもウネリが入っており断念、全員で鰆根に向かう。

渡礁後全員でキャストするも反応なし。うーん。今回は回遊魚の姿が見えない。

正木はぶっ込みで2回もデカい魚にブチ切られている。相変わらず底物は活性が高いようだ。

中村は初日に試さなかったムロアジのフカセ釣りをやってみることに。ショアGTタックルをそのまま流用して、リーダーの先にクエ針をつけて、ムロアジを潮に流すだけのシンプルな仕掛け。

50mほどムロを流していると急にラインが走りだした。ベールを返してフッキング。決まった!突如猛烈な突進が始まる。

10kgに設定したドラグを引き出すアツい魚。根の際で食わせたもののなんとか走りを止め、ポンピングを繰り返し、足下まで寄せる。ハエ根でまた突っ込まれたものの、なんとか引き出し、正木のギャフ掛けが成功!

ついにヒラアジ童◯卒業(T ^ T)

ファイトキチィ〜


81cm、7kgのカスミアジ。いやーーー、強い魚だった。息も絶え絶え。20kgのGTってどんだけ引くんだろう?

その後数流し目、再びヒット!
今度は良型カッポのポレ!


最初から根ズレしてて死ぬかと思ったw

その後再びヒット。またも10kgドラグを引き出すアツイ魚。上がってきたのは…



90cm、6.5kgのアオチビキ!こいつも強かった!

ムロフカセ楽しすぎるよ…

最後にバラハタを上げた後は潮が緩みまったりタイムに。大村と佐々木は何かに憑かれたようにルアーを投げまくる。

僕と正木とたけは積極的に甘える。
たけはライトショアジギングタックルで激アツファイトの末、カッポレを捕獲!
ヒラアジのパワー半端ない。

正木もたけのライトタックルでカスミアジを掛けるも、見事に敗北w

一方、甘えずルアーを投げまくる佐々木にカマスサワラがヒット!1mくらい。



潮替わり後も潮が流れず、回遊魚の気配がないため、最後に港からほど近いメガネ岩に磯替え。ここもキハダが結構上がっているらしい。遠征の最後を飾るメモリアルフィッシュと巡り合うべく、5人でルアーを投げまくるものの、ついに大型回遊魚には出会うことができませんでした。

メガネ岩にて


6日間のうち終日釣りができるのは2日のみ、費用もかなりかかる。それでも行った価値があると思える最高の海でした(マジで1年分の魚をキャッチした)。次回こそは大型回遊魚を釣り上げたいですね!

夕食のアオチビキ
もう2皿もある

誰も刺身に手を伸ばさなくなったので、塩胡椒をしてグリルで焼く
宿ではyngnのnrgnで60kgナポレオンを上げた激アツおじさんと遭遇




☆お知らせ☆

3月末に以下の日程で母島遠征を開催します!

3/22 11:00 竹芝桟橋発
3/23 14:00 母島着
3/24・25 釣り
3/26 12:00 母島発
3/27 15:30 竹芝桟橋着

オフショアジギング・キャスティング、トローリングもできます。オフショア好きな社会人の皆さまもご参加くださいm(_ _)m40kgクラスのカンパチや50kgオーバーのアラも夢じゃないらしいですよ!


現役メンバーは積極的に参加してください!お金はかかりますが、最高の海です。人数がもっと集まれば安くなります。気になる点等ありましたら今回の遠征メンバーに遠慮なく聞いてください。一緒にモンスター仕留めましょう!

2018年9月5日水曜日

奥日光湯川釣行 フライ発祥の地でブルックを狙う

皆さま初めまして。初投稿になります。1年生の宮島です。よろしくお願いします。

 今回はブルックトラウトを狙いに日光の湯川へ遠征してきました!メンバーは1年生が自分、2年生は石井さん、三年生は後藤さんと正木さん。計四人 釣り方は自分と石井さんがフライ、正木さんと後藤さんがルアーでした。
さて!日光湯川といえば日本で数少ないブルックトラウトが狙える渓流&フライフィッシング発祥の地ということで渓流隊(?)としては何としても結果を残したいところ。
張り切って準備を進めておりました。、、、、、
そして迎えた当日の朝でしたが自分がまさかの寝坊。
自分が追いかけ、正木さんたちは先に行き釣ってるとのことでした。
正木さんが早速バラしたときき期待が高まります。
 
正午にようやく合流し、赤沼茶屋付近から入渓しました。湯川は岩がゴロゴロした流れの急な日本の渓流とは一味違い チョークストリームと言われる水草の茂った緩やかな流れでした。

         戦場ヶ原を歩くギャラリーにみつめられながらの釣り、、

 石井さんも自分もドライフライ(浮かぶ毛針)で攻めますが水温の低さからか反応なし。正木さんと後藤さんは藻の隙間を狙いますが藻掛かりに悪戦苦闘。 が、
ヘビーシンキングを水草の切れ目に通していた後藤さんにヒット!!


           岩魚とも違った朱点、虫食い模様が綺麗です。
正木さんもスプーンで誘い本命のブルックゲット!!
しかし、その後は魚の反応もなくなり、雨も降り始めたので翌日の下見も兼ねて湯滝、小滝へ移動しました。湯滝では暗くてフライが見えず、強風でキャストもできずゲキ渋、、、
早々と小滝へ向かいました。小滝は想像以上のいいポイントでした。そこでまだ釣れていないフライ組が優先で釣らせてもらいました。しかし反応なし、、、その後ルアー組が同じポイントで流すとニジマスが数匹ヒット!前回の渓流釣行の悪夢が頭をよぎりました。
結局ルアーの圧勝で1日目は終了。うつむきながら駐車場に戻ると二人組の常連であろうルアーマンに出会いました。アドバイスをこうと大きめのフライが良いとのことでした。(隣では石井さんが何か企んでました。)
その夜はせっかく奥日光ということで温泉に行きました。(コンビニのなさから自分と正木さんが食糧難になるハプニングもありましたが。)そして就寝、、4人出の車中泊は少し、、渋かった、、、まあ 満点の星空も見れましたし相殺です!
           写真に写るほどの明るさで 天の川もくっきり
      
 二日目
この日は朝一で小滝からフライ組が釣りあがり、湯滝からルアー組が釣り下り合流するという作戦をとりました。
 さて今日こそはブルックを釣ってやると意気揚々と小滝へ向かうと先行者、、
仕方ないので小滝のすぐ上から入渓しました。活性が低いことを見越してニンフ(沈む毛針)を結び何気なく落ち込みの巻き返しにキャストすると一発でヒット 20cmくらいの小さなブルックでした。一安心。
 石井さんもとりあえずニンフで攻めることにして、2人で交互に釣り上がりました。前日の坊主が嘘のようにミニミニブルックの猛攻に合いました。そのうちに良さげな淵を発見。石井さんが慎重に攻めます。そしてヒット!

しかもこの淵やけに活性が高い。坊主逃れた石井さんはここで秘密兵器ポッパーを取り出します。(ポッパーとはバス用の大型ドライフライで、水面をバシャバシャして使います。通常渓流では使いません)
静かな日光の溪に石井さんの雄叫びが響き渡りました。
なんとポッパーでいいサイズのブルックをゲット!!
                  まさか本当に釣るとは。
以後石井さんはポッパーで釣り上がりました。一方のルアー組はというと湯滝から入渓。滝壺では出なかったもののすぐ下流の瀬でミノーを流すとヒット!流れに乗る魚をいなせずに痛恨のラインブレイク、、スナップからルアーを持って行かれます、、気を取り直して再開し後藤さんが27cmのレインボーゲット!!
 正木さんはというと巻き返しからルアーを引いてくると、、
                  暴れてなかなか撮りにくい、

ブルック31cmをゲット!!!
その後もダウンにキャストしてゆっくりミノーを寄せるパターンで良型ブルックをゲットしたとのことでした。

石井さんが奇跡を起こした淵から少し上流に行ったところで正木さんたちに会いました。
上述のルアー組の話を聞いて俄然やる気が出ます。(が、反面ルアーの強さに脱帽気味)
 正木さんたちとすれ違いさらに上流を目指しました。石井さんのポッパーは大当たりで魚がバシャバシャ水面に出ます。一方ニンフを使っていた自分はというと魚のサイズがどんどん小さくなって行き激渋、、、
湯滝が見えるあたりまで釣り上るとニジマスがいそうなポイントが出てきました。石井さんがポッパーで誘うとこの日一番の大物が水面を割りましたが乗らない、、!傍観していた自分が何気無くニンフを流したところ何かがヒット!水中に見えた魚影は割とデカイ。
柔らかいロッドだったのでなかなかよって来ません。どんどん上流に走って行きましたがなんとかキャッチしていただき、上がって来たのは40ジャストのレインボー!!!!
やーん。
           ブルックだったらもっとよかったのに、、
湯滝まで釣りあがりさらにブルックを釣ったあたりで時間が来て終了。
                        釣りガール正木さんに注目

せっかく日光なんだからと華厳の滝に行ったり、いろは坂をヒューヒュー言いながら降ったりして帰路につきました。

今回は全員が目的のブルックを釣り上げ大満足の釣行になりました。また今までルアーにかなわないと思っていたフライの新たな可能性を見出せた釣行になりました。今シーズンの渓流は終わりですが来シーズン以降も新たな発見があると良いなと思っています。

実は今回の釣行はまだ続きがあります。正木さんの運転で石井さんの家に戻って来た後、自分がハゼ釣りに行きたいと言い出したところ皆さん付いて来てくれました。ハゼなんて余裕やと思っていたのに ハゼさんたちなかなか頑固。釣れねえ、、そのうち正木さんと後藤さんは渓流のルアーを、石井さんはソフトルアーを投げ始めました、、、


                     しかもしっかりと釣る正木さん。
生ハム作戦やらいくら作戦やらいろいろ試しましたがこれ以降反応もなくなったため、ここで本当にお終い。

本当に釣りまくりな二日間になりました。