2018年9月13日木曜日

念願の母島遠征

4年の中村です。夢にまで見た母島遠征に行ってきました!参加者は4年の佐々木、3年の正木、2年の大村、中村(たけ)です。

6日の遠征のうち、4日が移動日というとんでもない僻地。しかし記録級の巨大魚がウヨウヨしている夢の釣り場。

遠征クラッシャーの佐々木が参加するのでどうせ台風でおじゃんやろって思っていましたが、なんとベタ凪っぽい。

竹芝桟橋から出発し、遥々24時間、父島でフェリーに乗り換え、母島へ。

フェリーの中での暇つぶし


母島に到着したらまずは目の前の堤防に。この堤防で6月に52kgのGTが釣れてるとのこと。各々ぶっ込みやキャスティングをやるも、正木がサメを2匹釣ったのみでこれといった釣果はなし。翌日の沖磯釣行に備えます。






沖磯1日目

予報通りベタ凪。午前5時半に出船!

希望に満ち溢れた顔


朝一は鰆根に。島の北西にちょこんと顔を出した母島随一の名礁です。磯周りを川のように潮が流れ、いかにも巨大魚が潜んでそう。

渡礁後、全員でルアーをキャストするも、予想に反して反応なし。

そこで正木がムロアジをぶっ込んでみると何やらヒット!ラインが根に噛み苦戦している模様。しかしなんとかハエ根から引き出し御用。



5kgクラスのバラハタでした。デケェ!


さらに南側のハエ根のキワに餌をぶっこむと…

_人人 人人人人_
> 突然のアタリ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄

竿が「つ」になっとるw

猛烈に竿が引き込まれ、壮絶なファイトの末に上がってきたのは…



コクハンアラ9kgアップ 
ヤバすぎwww

あくまでも回遊魚ねらいの佐々木・大村・中村は北端の名礁、鬼岩に移動することに正木とたけは鰆根で粘ることになりました。

鰆根編

というわけで、正木さんと残った中村たけです。
鰆根編は僕が書きます。

まず、3人が移動して早々正木さんに「たけも餌やれば??」と声をかけられその前に何度も餌で壮絶ファイトを繰り返していた正木さんを見ていた僕は当然のように餌の仕掛けを組みだす。
さっそくムロアジをつけて、あの辺に投げて、流して、もう沈んでるんじゃね?なんて正木さんに見てもらいながらやっていると竿先が海へ引き込まれる!
GTロッドってこんなに曲がるの!?とか思いながら竿尻をギンバルにセットしてよしファイトだ!ってところで痛快な音。

パァン!

と、なんとロッドが継ぎ目で折れてしまった。いきなりの出来事であっけにとられるが正木さんから「巻いて巻いて!」と声をかけられ意識が戻った。竿が短くなったからかなり軽く感じたがまだ重みは残っていた。ガイドが一つしかない棒を使って必死に巻き上げた。
手前でもう一度走った後、手前に突き出た根の裏を回って赤い魚体が浮いてきた!でかい!



コクハンアラ、重さは測ってないが後から大きさを測ると84cmくらいだった。
大きい魚といえば鯉くらいしか釣ったことがない僕は初めての沖磯で、初めてGTロッドで魚をかけて、実は初めて自分のロッドが折れて、それも魚とのファイトで折れて、そして目の前に横たわる大きい魚体にすごく感動して、なんというかほんと釣りをしててよかったって感じました。
(竿が折れた原因、ドラグチェックもしたし何が悪いのかなと思ってるんですがもしかしたらしっかり継ぎ目で押し込めてなかったのかもしれません。気をつけないとなあ)

そのあとは正木さんにロッドを借りて(ありがとうございました、二日目に貸してくれたささきさんにも感謝です)ルアーを投げ倒すもいちどサワラらしき魚が出ただけでノーフィッシュ。

正木さんも餌を入れるがイスズミとかバラハタが上がるのみ(というかバラハタもでかいしイスズミもなんかめちゃでかい(ただのイスズミではなくナントカイスズミってやつらしい)し楽しそう)

そのあと、太陽の日差しを全身に浴びながら昼ご飯を食べたり潮の向きが変わるまで休憩したりしているとカスミアジの群れがチェイスしてきて足元でずっと群れてたり正木さんのシンペンにイスズミがアタックしてきたりとか面白イベントはあるものの案外水面への反応は悪い。
もしかしてちっこいジグなら食うんじゃないですかね?なんて言ってライトショアジギングタックルで40gのジグをしゃくっているとすぐにバイト!めちゃ引く!




カッポレでした。このサイズでも激アツファイトが楽しめて最高です。なんといっても根がすごい。

他にも交代交代でルアー投げたりとかしたのですがめぼしい結果はなく。。。

まあそんなこんなで鬼岩班との合流時間が来るのでした

鬼岩編


まずは鬼岩のハナレに。北に向かって潮がかっ飛び、雰囲気は上々。マグナムミノー200fを潮を遡らせるように巻いてくるとルアーの下で細長い魚体がギラリと反転。



上がってきたのは110cmほどのデカい和風。やったぜ!

その後はプラグで反応を得られなかったため、ジグを投げると一発でヒット!いいサイズのバラハタ。



その後は反応がないので、鬼岩本島に瀬替わり。

巨大な鬼岩。穴の中はカッポレの巣。


各自ルアーを投げているとワラワラとヒラアジが追ってくるのが見える。群でチェイスしてくるのにイマイチスイッチが入らないのか、ヒットせず。

そこで大村が取り出したのはなんとワーム。この男、寒すぎる…

イトウを釣ったワームでキャッチw


ワームでカッポレ釣ってる人初めて見た()

「GT!GT!」突如として佐々木が叫ぶ。
マグナムミノーを追って15kg前後のGTが姿を現した模様。それが途轍もない時合いの始まりでした。

まずは佐々木が80cmクラスの大型カッポレ!


エラから出ているのはタコの足



そして佐々木が投げていた巨大ポッパーに足下でバカでかい赤い魚がヒット。竿を溜めて耐え、潜らせない!中村のファインプレーで一発でギャフ掛け成功。デケェ…デケェよ…

は?


どーーーん
17kgのコクハンアラwwアツすぎる。

母島の本気をまざまざと見せつけられました。日本一の磯だ。

最後に大村と中村が小型カッポレを釣って時合い終了。



その後数時間は一切反応がなかったため、鰆根に戻り、正木・たけに合流。その後はこれといった魚は上がらず、初日は終了。いやー、すごい一日だった。

沖磯2日目


朝一は鬼岩に向かうもウネリが入っており断念、全員で鰆根に向かう。

渡礁後全員でキャストするも反応なし。うーん。今回は回遊魚の姿が見えない。

正木はぶっ込みで2回もデカい魚にブチ切られている。相変わらず底物は活性が高いようだ。

中村は初日に試さなかったムロアジのフカセ釣りをやってみることに。ショアGTタックルをそのまま流用して、リーダーの先にクエ針をつけて、ムロアジを潮に流すだけのシンプルな仕掛け。

50mほどムロを流していると急にラインが走りだした。ベールを返してフッキング。決まった!突如猛烈な突進が始まる。

10kgに設定したドラグを引き出すアツい魚。根の際で食わせたもののなんとか走りを止め、ポンピングを繰り返し、足下まで寄せる。ハエ根でまた突っ込まれたものの、なんとか引き出し、正木のギャフ掛けが成功!

ついにヒラアジ童◯卒業(T ^ T)

ファイトキチィ〜


81cm、7kgのカスミアジ。いやーーー、強い魚だった。息も絶え絶え。20kgのGTってどんだけ引くんだろう?

その後数流し目、再びヒット!
今度は良型カッポのポレ!


最初から根ズレしてて死ぬかと思ったw

その後再びヒット。またも10kgドラグを引き出すアツイ魚。上がってきたのは…



90cm、6.5kgのアオチビキ!こいつも強かった!

ムロフカセ楽しすぎるよ…

最後にバラハタを上げた後は潮が緩みまったりタイムに。大村と佐々木は何かに憑かれたようにルアーを投げまくる。

僕と正木とたけは積極的に甘える。
たけはライトショアジギングタックルで激アツファイトの末、カッポレを捕獲!
ヒラアジのパワー半端ない。

正木もたけのライトタックルでカスミアジを掛けるも、見事に敗北w

一方、甘えずルアーを投げまくる佐々木にカマスサワラがヒット!1mくらい。



潮替わり後も潮が流れず、回遊魚の気配がないため、最後に港からほど近いメガネ岩に磯替え。ここもキハダが結構上がっているらしい。遠征の最後を飾るメモリアルフィッシュと巡り合うべく、5人でルアーを投げまくるものの、ついに大型回遊魚には出会うことができませんでした。

メガネ岩にて


6日間のうち終日釣りができるのは2日のみ、費用もかなりかかる。それでも行った価値があると思える最高の海でした(マジで1年分の魚をキャッチした)。次回こそは大型回遊魚を釣り上げたいですね!

夕食のアオチビキ
もう2皿もある

誰も刺身に手を伸ばさなくなったので、塩胡椒をしてグリルで焼く
宿ではyngnのnrgnで60kgナポレオンを上げた激アツおじさんと遭遇




☆お知らせ☆

3月末に以下の日程で母島遠征を開催します!

3/22 11:00 竹芝桟橋発
3/23 14:00 母島着
3/24・25 釣り
3/26 12:00 母島発
3/27 15:30 竹芝桟橋着

オフショアジギング・キャスティング、トローリングもできます。オフショア好きな社会人の皆さまもご参加くださいm(_ _)m40kgクラスのカンパチや50kgオーバーのアラも夢じゃないらしいですよ!


現役メンバーは積極的に参加してください!お金はかかりますが、最高の海です。人数がもっと集まれば安くなります。気になる点等ありましたら今回の遠征メンバーに遠慮なく聞いてください。一緒にモンスター仕留めましょう!

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