2018年9月23日日曜日

日本三大怪魚に迫る 〜ビワコオオナマズ編〜

こんにちは、2年の石井です。およそ2ヶ月あった夏休みももう残すところ約1週間。そろそろ後期課程に向けて気合を入れていかなければいけないこの時期に、日本三大怪魚の一つ、ビワコオオナマズを狙いにはるばる遠征してきました!今回はその模様について書いていきたいと思います。

メンバーはぼくと2年の大村くん、そして3年の森村さんです。車の運転はずっと森村さんにしていただきました。本当にありがとうございます!(学科をサボり続けた大村くんは未だに免許を持っていません!そして私、石井太河に至っては免許を取る必要性を感じつつも免許獲得へ向けて一切のアクションを起こしていません!...oh)

ぼくと大村くんはビワナマは初挑戦。森村さんはビワナマ経験者で、去年釣れなかった分のリベンジということで参戦です!

今回はポイントからビワナマの釣り方まで全て森村さんに教えていただき、割とすんなり釣りができたのですが、実はこれらは昔の伊藤さん、加賀さんのアツイ開拓釣行とそれをベースにした去年の熊井さん、正木さん、森村さんによるアツイ釣行によって得られた成果です。事前情報がほぼない状況から「釣りが成立する」状況を導いた開拓者精神には頭が上がらないです。
ぼくらは、無数の激シブを乗り越えてきた巨人の肩の上から釣りをしている、ということですね。

ッとまあ、まじめな話はこれくらいにして本題に入っていきましょう!


Day 0

今回はポイント近辺に現地集合となっているので、各々好きな交通手段を用います。

ぼくの場合、夏休みの連日の釣行により資金不足気味なので、比較的安い夜行バスで。

アラパ(コクハンアラパーティ)で極上の白身を味わいつつ、QOLの高い食事に別れを告げることを覚悟して、時間ギリギリで夜行バスに飛び乗ります。

Day 1

現地へ到着!っも、ぼくより遅れてくる予定だった森村さんにラインをしても既読がつかない...

もしや...

と思っていると案の定森村さんは絶起した模様...oh


もしかするとこれは森村さんの不運の予兆だったのかもしれない...

そして、予定より3時間遅れてやってきた森村さんと合流。

だがこの日の不運は終わらない!

レンタカーを借りに行ったら、予約をしていた店とは別の店に行ってしまい、予約時間に遅刻するという....フゥ

ッとまれこうまれ、なんとか餌の小魚釣り開始。

ぼくはフライで攻めますが一向に反応がない...仕方なくライトゲームもして見ますが、チチブが釣れただけ...

一方さすがは去年もやっていた森村さん、ミミズでコンスタントに小魚を釣っていく!

ぼくも諦めて大人しく餌釣りをして二匹ほど(だけ)ゲット...

そして、ポイントへ行き、泳がせ釣り開始ッ!

投入して数分後。

ジャーッとぼくのドラグが出た!

食わせるタイミングをはかってアワセ!っも、一瞬乗った後すぐに軽くなってしまいました...

正直二人ともこんなにすぐにアタリがあるとは思っていなかったので、驚いてしまいました。

その後も投入する度に、あまり時間をおかずに反応が出る状況が続きますが、なかなか乗らない...

日をまたいでしばらくしてからは、反応がさっぱりなくなってしまいました。時折雨も降っていて辛いので、この日はこれで終了。

Day 2

温泉で朝風呂をし、昼まで寝ます。

その後餌釣りをしつつ、遅れてやってきた大村くんと合流(なんと大村くんは泳がせをやるというのに、小魚を釣る道具を持ってきていないという激アツっぷり!流石は釣友会部長にして小笠原で餌釣りをせずルアーフィッシングを貫き通したアツイ男!)。

この日も十分小魚が取れたので(ほぼ森村さんのおかげですが)、ポイントに向かい釣り開始。

しかし、この日は昨日とは打って変わって、魚の反応がなかなかない...

その中、森村さんの竿に魚の反応が!食わせる時間をおいてみる。ッも走らないので、あげてみると森村さんの餌がボロボロに...どうやら魚が咥えて離してしまったようです。

その後しばらくして、大村くんにアタリが!糸を送り込んで食わせるも、すっぽ抜け...餌はついておらずリーダーがザラザラになっていました....残念。

っとここで何やら対岸が騒がしい。

たくさんの車がやって来て...

工事が始まりました!乙!

やっと本命が釣れそうな状況になってきただけに、3人とも絶望。

光ギラギラ、音ガンガンな状況でダメ元で釣りを続けるか、ポイントを変えるかの選択に迫られますが、ポイントは変えずに釣りを続けること決意。そのまま粘ります。

再投入してしばらくして、ぼくのドラグが少し鳴ります。食わせるために糸を送り込みます。そしてうとうと浅い眠りに....

時折ドラグが鳴るので、ちょっと糸を送る、というのを繰り返していると、、

ジャーーーッ

とドラグがすごい勢いで出て行きます!

ぼくがアワセようか迷っていると、森村さんがアワセた方が良いというのでアワセることに。

糸を巻いて、

鬼アワセッ!

乗った!追いアワセをしつつ寄せます。

暗闇の中浮いてきたのは、、青白い魚! 大本命ビワコオオナマズです!

今遠征初ビワナマ!

見づらいですが、サイズは77cm。

とても美しく神秘的な魚。


マイタックルとともに。

ゆらゆらと住処に帰っていく青白いビワナマはなんとも神秘的でした。話には聞いていましたが、実際にここまで幽玄な美しさを持っているとは。感動しました。

正直これまでなかなかビワナマっぽいアタリがなく釣れるのか半信半疑になっていたので、今遠征初フィッシュがビワナマで一同気分が上がります!

が、しかし、場が荒れてしまったのかこのあとは続きませんでした...


Day 3

温泉に行き仮眠を取ります。

そしてQOLを上げるため気合いを入れるためにラーメンを食べます!

味噌ラーメン

そしていつもの通り餌釣り。やや、渋めだったので何度も場所を変えて小魚を集めて行きます。

その後、ポイントへ移動して釣り開始です。

投入後しばらくしてぼくのドラグがなります!糸を送り込んでしばらくすると、急に走り出す!

すかさずアワセ!

上がってきたのは、、、

聖地巡礼!

やはりこの地で釣るニゴイは格別なものですなw

残念そうな顔していますが、内心は魚が釣れてめっちゃ嬉しいですw(そして地味に初ニゴイですw)

開始早々のフィッシュだったので、今宵は魚のやる気があるのかと思いましたが、その後はアタリもほとんどありません...







しかし、突然のドラグ音で静寂が破れる!

止まらない走りでドラグ音が止まらない!

すかさずアワセる! 重い!

寄せると魚が水面で暴れる!

釣れたのは、、、

アメナマァ!

結構走って引いたので、でかいビワナマかと思ったんですけどねぇ。

ナマズ違いですが、引いて楽しかったので嬉しい一匹です!(地味にアメナマを釣るのも初めてですw)

この後は魚の反応はなし... 結局この日の魚の反応はぼくの2ヒットだけでした。


Day 4

この日も温泉へ行き、休息。

この日の夜が最後なので、気合いを入れて餌を釣りに行こうとすると、、、詳しくは書きませんが、「ピンポンパーン」と鳴って釣りをするのが渋い状況に...

絶望感に襲われます...

っということで、餌釣りを諦めて、足を伸ばして観光をしに行きます!(現実逃避)

街へ繰り出すとそこには渋さとは無縁な観光客達がわきゃわきゃしている....

渋さを噛みしめる森村さん


スイーツで甘え
ぼくらもその一員になりつつも、やはりビワナマが諦めきれないので、ポイントへ向かってみると、なんとか釣りはできそうな状態。

昼間に小魚を釣りに行かなかったことを後悔しつつ、スーパーで身餌を買ってぶっ込みをすることにします。

しかし、釣りはできる状態であるものの、なかなか渋い状況、魚っ気が全然ありません。

2回ほど森村さんのドラグが鳴りましたが、1回目は謎のアワセ切れ、2回目はすっぽ抜け...

魚なのか仕掛けが流されただけなのか....

結局わからないまま終わりました、終戦です。

ぼく達が切り上げて間も無く雨が降り始めました。今遠征の渋さを象徴するかのような雨でした。小魚こそ釣れていますが、泳がせ釣りは全体でみるとかなり渋いですね。

そして、レンタカーを返却し、各々帰途につきました。


今回の遠征では見事に泳がせの難しさを痛感しました。まずは餌釣りに始まり、餌の種類、針の付け方...などなど。今までは、所詮餌を使った釣りだから釣れるっしょwとか思っていましたが、これまた奥深いですね。学ぶことの多い遠征でした。


〜〜〜追記〜〜〜

今遠征は全体としては渋いものでしたが、ぼく個人としてはそれなりによかったと思います。ビワナマを含め初めて釣れた魚もありました。

というより、実は今回のこのビワコオオナマズでぼくは日本三大怪魚と言われる魚を全て釣ることができました!6月のイトウに始まり、7月(8月)のアカメ、そして9月のビワコオオナマズ。年内に3魚種を全て釣るという目標も達成できました!

しかし!

ぼくはまだ「日本三大怪魚制覇」を成し遂げた訳ではありません。

確かに日本三大怪魚と言われる魚を魚種的には釣ることはできましたが、『怪魚』という言葉を付けられるような魚はまだ一匹も釣っていません...

そこで、『怪魚』mオーバーの魚とする定義を胸に、これからも「日本三大怪魚制覇」を目指していきたいと思います!

最後にジョジョネタのパロディーですが、釣り人に刺さるアツイ言葉を置いておきます。

『 そうだな... わたしは「釣果」だけを求めてはいない
  「釣果」だけを求めていると人は近道をしたがるものだ.......
  近道をした時 本命を見失うかもしれない
  やる気もしだいに失せていく

  大切なのは『釣り場に向かおうとする意思』だと思っている
  向かおうとする意思さえあれば
  たとえ今回は本命が釣れなかったとしても
  いつかは釣れるだろう?
  向かっているのだからな.............違うかい?』





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