2018年9月16日日曜日

Indonesia遠征

4年の熊井です。


院試が終わったので、Indonesiaにリアルブラックバスことpapuan bassを釣り上げるために遠征してきました。


情報が少なくてどこに行けば釣りができるのか、果たして行ったところで釣りができるのかよく分からず、でも6月に後輩達がイトウを釣ってしまったのにテンションが上がり勢いで航空券をとってしまいました。



その後なんとかおおかたの目星をつけ出発。


それでも分からないことも多く、空港についてからとりあえず聞き込みを始める。


・・・。何言ってるか全然分からない。
苦笑いをするしかない。


そう、何を隠そう私が覚えてきたindonesia語はmemancing(釣り)とikan(魚)という2語のみなのである。


英語が話せる人が助けてくれて、空港の職員みたいな人に聞いてみるたらあそこは一人で行くのは危ない、金に気をつけろと何回も言われて怖かった。


それでもとりあえず釣りという単語+地名を発していたらいつのまにかガイドの家に到着していた。
(本当にいろいろな人にお世話になった。。。みなさん電話をかけまくって目的地を探してくれたり、向かう方面の同じ方が相乗りタクシーに一緒に乗ってくれたりして本当に親切だった。。。ありがとうございます。。。)



本当は事前に予約しなければダメだと言われたけれど、来てしまったからにはしょうがないという感じで釣りをやらしてもらえることに(優しい)。


ボートの操船者である漁師と意思疎通ができなくて大変な時もありましたが、なんとかブラックバスを釣り上げることができました。




外道の良型マングローブジャック。おいしい。
ちなみにブラックバスはおいしくないらしい。


一回モンスターがヒットしたのですが、PE5号をブチ切られ、何もできずにバラし。
(ヒットした一瞬で体制が崩され、ロッドと体が左手一本でつながっている状態にされた。根掛かり回収の際に船のエンジンで引っ張って取ったときも一ミリも出なかったドラグが出され、何が起こっているのか全く分からなかった。。。本当にリバーGTです。)
ベイトよく分からないのですが、レベルワインダーのところですれて切れたのかな、という感じ。
PE特有のバチン!!というやばい音が忘れられない。


あとは納得のいかないサイズばかりでした。
あのチャンスを生かせないようでは結果は出せない。
PE5号とか言う激サムラインを選択した時点で勝負は決まっていたのかもしれない。



それにしてもルアーの2倍ほどの体長しかない魚もルアーにアタックしてくるし、やっぱり魚がすれていない環境というのはすばらしい。
魚って本来こんな風に貪欲でどう猛であるべきなんじゃないかなとつくづく思う。




今回の遠征は親切な人に恵まれ、目的地にスムーズにたどり着けたはいいが、予想していたようなハードさはなく、少し拍子抜けした(現地の人のおかげでほぼドアツードアの移動ができたので危険がなかっただけかもしれない)。
でも、ガイドも高かったし、遠征中に某怪魚ハンターのホームページを見ていたら自分のやっていることがちっぽけすぎて正直泣きそうになった。


僕が釣ったのはきっとフェイクブラックバスで、やはり、リアルブラックバスを釣るにはパプアまで行くべきだったのでは?(実際サイズもパプアの方が出るだろう)
アマゾンやパプアで放浪しなければきっと本当の意味での秘境にはたどり着けないでしょう。


冒険心<<不安というのは安全ではあるけれど、やっぱりどこかでそれを壊さなければ夢の魚には出会えないと感じた遠征だった。
頭のねじ、とんでくれるといいんだけどな。



ガイドとは連絡先交換したので、釣友会&OB限定で行きたい人いれば教えます。
卒業旅行なんかにはぴったりかもしれません。

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