2019年2月18日月曜日

エンジョイフィッシング() in高知

「厳寒期は大型のタイリクスズキが狙えることで知られ、過去幾多のメーターシーバスが捕獲されているフィールド」

そんな言葉に踊らされた三年正木と森村の二人。
2/8~2/12の4泊5日、ひたすらシーバスを追い続けるという近年珍しい遠征となりました。

というのも昨年末の高知合宿、他の参加者の方々が帰宅した後も高知に残っていた正木はしれっとランカー?シーバスを捕獲していたのでした。


ガバガバ計測なので実際は多分78cmくらい()

20m先のブレイクに沿って流し込んでターン直後に軽いジャーク2発かましてゴゴゴッとかいう超理想的なヒット。
そして3日前にも77cmを釣っていたこともあり、高知で真面目にシーバス狙えば普通にめっちゃ面白いんじゃね?

と思って冬の高知のシーバスについて調べると、

https://www.youtube.com/watch?v=MAGQGkL6RRM

真冬にブチ切られる大野○うきの動画。激アツ。

ということで現在の釣友会ではおそらく栗本部長の次くらいにシーバスを愛している男、モリムラを、
「サーフでヒラメ・ブリも出るし、ナイトシーバスもアツいし、チニングに逃げればホゲないし、主な費用は高知までの夜行バス代しかかからないよ!釣り物が少ない2月にエンジョイフィッシングしよう!」
とそそのかし、極寒の高知へと連行したのでした…


DAY1

関東以北には今冬最強の寒波が襲来する一方、比較的穏やかなもののやはり寒い高知。
朝着の夜行バスに乗って現れた森村と合流し、まずはポイント偵察へ。

バチ抜けの釣果情報も聞いていたので、とりあえずこの日の夜はバチが抜けそうな小河川周りにエントリーすることに。
ここでたけに頼まれていたショアGTロッド(ゼニス 零式GTエクスペディション11)を購入。そして一旦帰宅し仮眠。


午後6時ころから釣り始め、満潮前後をうつもバチの気配はなく、また流れがあまり効いていない養だったので移動。
下げ3分の時合を大野○うきがブチ切られていたポイントで粘ることに。

この時期の高地はバチパターンでなければハゼパターンらしく、バイブレーションをボトムから離さないように早巻きして砂煙を起こし、シーバスの捕食スイッチを入れるという釣り。
ナイトゲームでこの速度でバイブレーション巻いてほんとに食ってくるのかなぁ…
と思っていると早速ついばむようなバイト!


なるほどキチヌさんか~

ほんとに釣れるやんけ!
早巻き早巻き早巻き…

今度は森村にヒット!



55cmくらいの本命シーバス!

森村は再び同じポイントで50cmくらいのシーバスをもう一匹追加。


サイズはともかく銀ピカできれい。

しかしひたすら同じ場所でバイブ早巻きしてスレないわけがないのでは?
と思い一つ上の橋脚に移動。

移動後またも森村が釣るも今度はセイゴ。
ここまでシーバスが釣れていない正木は焦るが釣れない。釣れない…

とまたもや森村にヒット!
なんか魚が違うぞ…?



まごっち!
ヂャンプライヅ撮りしたので大きく見えますがサイズは30cmくらい。


とここで最初の橋脚に戻ると高知第一釣人を発見。
話しかけてみるとクッソいい人でいろいろ教えてくれたのですが、
「一番いいサイズがでるシーズンは12~1月。今は70cmくらいが釣れれば十分でかいかな?」
とのことでウーンというきもち。

湾内ではとりあえずそこそこ魚が釣れて楽しめたので、年末年始にサイズが出た大河川の河口に大移動。
すでに森村が充電切れしたので30分仮眠してからエントリー(実はしれっとアラームを15分に設定しておいてモリムラを叩き起こして釣りに行くつもりだったものの無事正木も寝過ごし30分仮眠)
しかしここでウナピ(シラスウナギ漁師)とバッティング!
干潮周りはウナギ取れないからいないはずでは…
そうでもないんですかねkmi3?

この時点で3時。朝マズメはこのサーフでことにして車中泊…

して朝6時起床!
したはいいのですが、真冬に車中して朝マズメやったことがある人はわかると思うのですが、マジで体が動きません。ほんとにきついです。

今回本命シーバスだし、まぁ朝マズメサーフはいいか!
ということで朝マズメブッチ!(1回め)

しかしそこそこ釣れてまさにエンジョイフィッシング…

DAY2

夕まずめはちょっとブリ・サゴシを狙ってみることに。しかしジモティーに話を聞くと、一週間前までは良かったものの、ここのところの冷え込みで川の水温が下がり、淡水が効いているエリアからはブリが離れてしまったとのこと…

ということで早々と切り上げて


カツオのたたき丼

漢森村。高知三回目にして初めての観光!
ひろめ市場にて高知初のカツオのたたきを食す…

これで森村は「三大怪魚を釣らずに観光」三種目制覇にリーチ。



エンジョイ遠征だからこれでいいんです!!!

オールフリーで爆釣前祝いしたのち、昨日と同じ場所でナイトゲームすることに。
しかし昨日のイージーモードから一転激渋シブ!



正木のセイゴ一匹で終了。

しかし一応二人共真冬のハゼパターンをバイブレーションで攻略できた?のでこの釣りはもういいかな?と見切りをつけることに。サイズも出なそうだし…

ということで明日からは大移動して車中泊しながら昨年130cmのタイリクが上がったという四国南西部の河川を攻めることに決定!

この川の河口に冬になるとヒラメが寄ってくるそうで、デイゲームでヒラメ・タイリクをコンスタントに上げている動画もあり、期待大。

家から車で2時間半程かかるため、朝4時に起きることにして一度帰宅。
森村に先に風呂に入ってもらうことにし、正木はこたつに入っているとウトウト…


DAY3

朝マズメ寝ブッチ!!!(2回め)

こたつで寝てしまったようで体バキバキ。奇跡的に5時半に起きたので軽症。
なんと森村のほうも俺が先に風呂に入ると思っていたそうで、風呂に入らないまま寝てしまっていた模様。正木よりは少し早い5時過ぎの起床。

流石に朝マズメ二連ブッチはやばいので二人共風呂は諦め車に飛び込み出発。
ポイントに付いたのはすっかり明るくなった午前8時。
そして朝マズメを逃した結果PNB…
ですがランカークラスのシーバスが目の前を通る、水面を騒がせる10cmほどのボラなど、状況は非常にいい感じです。

とりあえず風呂に入り、潮が引く夕まずめにウェーディングすることに。
大人一人600円でド田舎の大海原を望む桧の露天風呂という神風呂で心も体もリフレッシュ。

その後橋の上から橋脚周りを見てみるも、どこもチヌばかり…
一匹だけ明らかにメータークラスの青い背中が揺らめく様を目撃しテンション上がるも、トド説も捨てきれない…

夕まずめ。せっかく温まったのに真冬のウェーディングはやはりあたまわるい。
動画ではスピンテールジグのかなりテンポ早めのリフトアンドフォールで釣っていたのでひたすら真似するも無反応…

ここでVJ-22でワームを投入してみることに。
しかしVJ、フックが鬼小さい。確か#12。
ドラグユルっゆるにしてキャスト。着底。リトリーブ開始…食った食った!

渾身のアワセ!(ズルー)

ドラグゆるめすぎた!!!

締めてアワセ!!(ズルー)

もうこのままファイトするか!!!(ズルーズルーフッ)

バラシたぁあ!



この歯型はヒラメでしょ…
あまりにもひどいファイトでした…
#5フックのハウル持っていれば…

そんなことを悔やみながら投げ倒すもフグチェイスのみ。
森村が再び充電切れしたので一人でナイトゲームするもルアーロストしたのみ。

朝マズメのポイントまで移動して車中泊。


DAY4

ん?明るい…?(スマホを見る)(7:00)

朝マズメ寝ブッチ!(3回め)

アラームをかけて寝るということを学習しない二人。
まぁ昨日よりは朝はやくから釣りできてるからセーフ?

ということで脇に竿を挟んで準備していると、寝起き+寒さによる悴みでタックルを地面にポロリ。
うわっと思い見るとセルテートのローターが粉砕し真っ二つに…

気を取り直せないものの釣りするしかないので投げる。
昨日唯一反応があったワームを、VJではなくフックの大きな普通のジグヘッドでキャスト。
ラインスラックを持ち上げる感じで流れに乗せてフワフワとリフトアンドフォールさせているとヒット!
今度はドラグ一ミリも出さずにぶっこ抜き。
浮いてきたのはシーバスでもヒラメでもなく…




マゴチ!これは48cmでした。多少まともな魚が釣れてウレシイ…


よく見るとセルテの奥側のローターがぶった切れています。


しかしわしらはメーターシーバスが釣りたいんじゃ!
ヒラメはどうもそんなに入ってなさそうなので、シーバスに狙いを絞って昨日ちゃんと攻められなかったナイトをしっかりやってみることに決め、仮眠。

夕まずめから釣りを再開し、ひたすらバイブ・スピンテールを投げるも無反応。
あっという間に日が暮れ、そこから2時間何もなし。

もはやサイズは関係なく、この川のシーバスを攻略したい。とにかく一匹が欲しい。
思いつく限りのアプローチを試す。

冬だし結局リアクションなんじゃね?と思い、ナイトではアピールが強すぎて使わないイメージのあった鉄板バイブ(レイン)をジャークを織り交ぜながら巻いていると、ジャーク後の一瞬の間で吸い込むような感触が!

そして沖でエラ洗い!念願のシーバス!
足元まで寄せ、ライトで照らすと50~60cmくらい。ヒラっぽいな?
と思っていると足元でまたしてもエラ洗い(スポーン)…

はい。
バラしました。
絶望。

この一本が取れればまぁ納得できるな。という感じだったので、森村共々意気消沈。
その後同様にバイブレーションでワンバイトあるも不発。
次の日の飛行機で森村は帰るため、もう高知中部に戻らないといけない…

心残りを残したままこのポイントを去ることに。無念。


DAY5

朝マズメ寝ブッチしませんでした!(1回め)

車中泊し、年末高知でも攻めたいつものサーフでやってみましたが、やはり川の水が冷たすぎるのか生命感なし(ボラは平和そうに跳ねていました)。

ーこれにて苦行極寒車中鱸釣り終了ー


まとめ

エンジョイフィッシングとはなんだったのか。終わってみれば真冬に車中3泊といういつもの苦行でした。
まぁそれでこそ釣友会という気もします。

今更ながらリバーシーバスの楽しさに目覚めました。このブログを書いている今も明日の狩野川チャレンジの準備をしています。今年は利根川とか八景周りのウェーディングとかしっかりやってみたいので、付き合ってくれる人がいると嬉しいです。

2019年2月11日月曜日

2月サーフ遠征

こんにちは、2年の溝端です。
2/9〜2/11の日程でサーフ遠征に行ってきました。
メンバーはえきさん、うえださん、工藤、溝端の4人です。
ヒラメがメインターゲットですが、個人的には1月に目前でバラした真鯛も狙っての釣行となりました。

1日目
先発した一年生隊が爆風に悩まされたと聞き心配していましたが、ポイントは風も少なく状態は良好。期待が高まります。
開始直後、うえださんがヒラメを釣りあげます。

その後もヒラメのボイルがあり、一同無心に投げ続けますが、後が続かない…
結局その一枚のみで終了となりました。


2日目
初日は思うように釣果を出せなかったため、「今日こそは!」と朝暗いうちから海へと繰り出します。
しかし釣れないなぁ…と思いながら集合すると、何故か工藤の足元に2匹の魚が!
ヒラメと良型のイサキでした!(釣れたらリアクションしてくれよ…)



しかし日の出後は全く続かず…
えきさんと僕は勝手にクサフグダービーを開催し始めます





ちなみに、すっかり萎えてしまった僕たちのお昼ご飯はコレ!

美味しいお肉が心を癒してくれました🤤




3日目
最終日、僅かな望みをかけてポイントへ向かいます。
ルアーを投げ倒しますが、結果はPNB。
心を完全に折られました。
三連休ということもあり他にも多くの釣り人がいましたが、ことごとく打ち砕かれたようです…絶対魚いないだろ!

今回の遠征は激渋な結果となりましたが、このポイントは今年は総じて良くないようですね。またリベンジしたいと思います。

※えきさんは新島4連敗だそうです

帰りの船は坊主達の交流サロンと化しました。











1年生リベンジ合宿

なんだかんだで初投稿、1年の平沢です。よろしくお願いします。

テストを無事(?)乗り越え春休みに入ったばかりの2月3日から6日にかけて、いつもの島にて合宿を行ってきました。メンバーは1年の佐藤、溝口、劉、平沢の4人です(本当は1年の高井君も行く予定でしたが、インフルで無念の撤退)。溝口君、劉君、僕の3人はツリスマスで涙を呑んだメンバーだったのでそのリベンジですね。ツリスマスといえば僕はサーフで野グソをした記憶しか残っていません(下痢気味2発)。

1日目
爆風でフェリーが出ないかもということでしたが、なんとか島にたどり着き、宿で準備をしてポイントへ。なかなかの風が吹き荒れています。一同ルアーを投げ続けますが何の反応もありません。昼頃まで投げ続けましたが、僕のロウディーが海へと旅立っただけで何も起こらなかったので一旦昼飯を食べに宿に戻りました。
親子丼。肉はやっぱりうまい。
今回は人数が少なかったので質の高い食事となりました。魚はいないけれど。夏合宿の地獄が嘘のようです。魚はいないけれど。

午後は確か午前と同じポイントに行ったような気がします。午前同様何も起こらなかったので記憶が曖昧です。
砂浜で甘える劉君。気持ちよさそう。

なんと初日は全員ノーバイトで終わるという結果に。魚の気配さえありませんでした。まさに修行。
しかしここで朗報が! この日は釣具屋は定休日のはずでしたが、店主の方に電話したところ開けていただけることに。ロウディーを持っていなかった佐藤君と劉君、ロストした僕はロウディーを買いに行きました(なぜかこの時は全員ロウディーに憑りつかれていた)。

翌日の釣果のために、この日の夜ご飯はロウディーを4人で囲むという非常に質素なものに。大物が期待できます。
            

2日目
この日は4時に起床。野グソをしないために朝食は少なめにしましたが、お腹の調子は悪くツリスマスのトラウマが蘇ります。しかし便意と甘えたくなる気持ちを抑えて本命ポイントへ。すると1投目、着底させて巻き始めると僕の竿が急に重くなります。これは!と思いそのまま巻き続けると
来ました、ヒラメ50cm! 肉厚! 大きいサイズではないですがサーフからの初ヒラメだったのでとても嬉しかったです。ちなみにロウディーではありませんでした。

これに続けと一同投げ続けますが、魚の反応は無し… しかも朝マズメ後風がさらに強くなり、砂粒が容赦なく叩きつけます。まだお昼前でしたがやむなく宿へ引き返しました。

昼食は早速ヒラメを捌きお刺身に。肉厚でとても美味しかったです。

午後は別ポイントで釣りをしましたが釣れる気配はありません。そして相変わらずの爆風。しかしさらにポイントを移動するとここでまさかの大爆釣!?

                  溝口君のフグ

溝口君、劉君、佐藤君の3連続フグです。みんな良い表情をしています。そのまま夕マズメも狙いの魚は釣れることなく2日目はこれで終了です。

3日目
この日も早く起きて本命ポイントへ向かう予定でしたが、雨と爆風で危険と判断し、2日目の午後と同じポイントに行くことに。雰囲気はなかなか良い感じで釣れそうです。しばらくルアーを投げていると向こうの方で佐藤君が何か釣っています。
 40cmほどのイサキです!良い型ですね。

その後はポイントを移動しますが雨もそこそこ強くなってきていたので、僕はリーダーを結ぶのに時間がかかっているふりをして車で待機し積極的に甘えていきます。ごめんなさい。
朝マヅメが終わるまで釣りを続けますがその後は魚の反応はなく、ここで釣りは終了です。

宿に帰って佐藤君が釣ったイサキをお刺身に。こちらもとても美味しかったです。
姿造り...?


ツリスマスのリベンジ!と意気込んで臨んだ合宿でしたが、結果的には再び渋い釣行になってしまいました。毎回爆風なのはともかく、まだまだ学ぶべきことがたくさんあるみたいです。ルアーはしばらくやらないと誓った4人でした。