こんにちは!1年の宮武です!今回はOBの武田さん、4年の臼井さん、2年の栗本さん、そして宮武の4名で離島遠征に行ってきました!狙いは秋の風物詩ヒラマサ!!果たして4人は仲良くヒラマサを全員キャッチして平和に遠征を終えることができるのかっっっ?!?!
<day1>
と、いうわけで武田さんの運転する車に乗り(圧倒的感謝)向かった先は日本海側に位置する某島。初日はどうやら沖磯には乗れないようなので地磯巡りをすることに。宿のご主人さんに頂いた情報を元にすぐさまポイントへ向かいます。
最初に向かったのは有名ポイントのそばに位置する地磯。情報によると人があまり入ってないようなので期待が持てます。各々やりたいようにダイペンを投げたりジグをしゃくったりサラシ撃ちをしたり……
が、魚の反応はまったく得られず数時間で移動を決意。
次に向かったのは山越えをするポイント。ここも人が入ってなさそうなので期待が持てそうでしたが行ってみると潮も流れておらずなんだか釣れなさそう。いろいろ投げ倒すも案の定ノーバイト。
地磯はマズメ一発のみで昼間は釣れないとは聞いていましたがここまで釣れないとは…
頼みのキジハタも撃沈。
このポイントも早々に見切りをつけて移動。
次に向かったポイントは前2つとは違いめっちゃ釣れそう!ってなわけでここで夕まずめまで粘ることに!
が、予想とは裏腹に何も釣れず、というかノーチェイスノーバイト。ハタゲーム撃沈。ライトショアジギング撃沈。
本当に何もないまま日が暮れてオレンジ色に染まっていく空。
初日はボウズか…
そう思いながらも諦めきれずにダイペンをひいていたそのときでした。
突如竿に乗る重み。刹那、猛烈な勢いで沖に向かって走ろうとします。
大物を想定してドラグはかたく締めていたので引きはするものの意外とすんなり手前まで寄ってきました。
これはそんなに大きくないか?そんな油断もつかの間、それまでさして抵抗を見せなかったそいつは急激に足元の根に突っ込み始めます。たまらずポンピングが止まり、のされる竿。手元に伝わるラインが根に噛む感触。ベールフリーにしようか迷ったもののベールフリーはあまり使わないほうがいいという大村さんの教えを信じて適度なテンションをかけながら耐える…
と、ラインが根から外れる感触が伝わってくる!渾身の力で鬼ポンピング、浮いてきた魚は本命ヒラマサ。
決して、満足のいくファイトができたわけではありません。根にも噛まれたしかなり運が良かったと言うべきでしょう。それでも母島で学んだ経験が少しでも生かされた、なすすべもなく完全敗北したあの悔しい経験が少しでも生きたという気持ちで胸がいっぱいになりました。
その後二匹目を目指してみんなで投げ倒すも何も起こらず。
悔しさ、達成感、それぞれの思いを胸にその日は地磯を去りました。
<day2>
この日は北寄りの風が吹いたので前日のポイントには入れず南の地磯で竿を出すことに。
釣り場の広さの関係から武田さん栗本さんペアと臼井さん宮武ペアの2チームに分かれます。
スリットを頑張って越えて入ったポイントは沖に突き出ていて釣れそう!(スリット越える時臼井さんだけずぶ濡れになり凍えてる)
が、ここもパーフェクトノーバイト。鳥もいてよさげだったんですけどね。
一方別チームからはついに魚の写真が!
武田さんやりました!日本海ならではの魚、キジハタ!
(泣かないで栗本さん)
南側の地磯は風は避けられるものの状況が芳しくないようなの再び北に移動。
いくつかポイントを見てまわって結局1日目にヒラマサを釣ったポイントにエントリー。
夕まずめまで期待を込めて竿を振るもパーフェクトノーバイト。
冷静に考えてみると1日目の1匹以外は釣れるどころかノーチェイスノーバイト。
地磯はこんなものなのだろうか。いい時期に来てるはずなのに…
翌日の沖磯に期待を込めて磯を後にしました。
<day3>
ところがどっこい、うねりが残りそうなためこの日も沖磯に乗れないと船長からの実質の死刑宣告。人生終了。
なんとか気持ちを切り替えて、というか切り替えた気になって前日反応が良かったという有名地磯へ。
場所を抑えるため、早朝4時の真っ暗なうちからポイントにイン。流石に日本海側は寒い。僕は甘えて暗いうちは岩陰で丸まってました。臼井さんはストイックに竿を振るもノーバイト。
空が白み始めた頃から行動開始!潮も流れていて風とうねりで海面が荒れているため状況はかなりいいはず!
が、ノーバイト、ノーバイト、ノーバイト。完全なるノーバイト。
最後に残された数時間で初日に釣れた磯に希望を託して移動。
が、あえなく撃沈。最後に沖の方で数発ボイルしたんですが届く範囲に寄ってこなかったです。
今遠征終了。神は死んだ。
今回は一発大きいのが出たのみであとは完全に海が沈黙してました。あとは特筆すべきことといえば栗本さんの磯靴が殉職したことくらいですかね。(栗本さんを襲う度重なる不幸。ただ彼に幸あらんことを。)
<番外編>
遠征はこれにて終了、のはずでしたが釣欲が抑えきれない臼井さんと宮武は居残りして沖磯に乗ることを決意。
早速船に乗って沖に向かう…
が、しかし、狙いの磯にはすでに先行者が!うねり的にも他の磯には乗れないので万事休す。そう思われた時でした。
船長「オフショアキャスティングでもしてみる?」
せんちょおぉぉぉぉぉ!!!!(泣)
神はここにいたのか…
と、いうわけで船長さんのご厚意でオフショアキャスティングをすることに!!
ポイントに着くと早速キャスト!
チェイスはあるもののなかなかのりません。それでも投げ続けるとついにヒット!
60くらいのヒラマサです!
と、臼井さんのダイペンにド派手な水柱が!そしてヒット!
ド派手に出た方ではない魚がヒットしたようですがそれでも十分なサイズのワラサ!
(ライフジャケットはちゃんと着用しましょう)
しばらく釣れない時間が続くも諦めずに投げ続けていると僕にもド派手な出方でワラサがヒット!
さらに、臼井さんもついに本命ヒラマサをゲット!!
他にもチェイス多数、バラシなどもあり結局それぞれヒラマサ1匹、ワラサ1匹をつるという平和な感じで終わることができました。
オフショアにしては渋かったみたいだけど魚が釣れるだけで幸せです。
そんなこんなで今遠征が本当に終了しました。ポイントを教えてくださったり、いろいろと無理を聞いてくださった宿のご主人(船長、神)には本当に感謝しております。
また、最初から最後までずっと運転をしてくださった武田さん、人生の意味を教えてくれた栗本さんにも感謝しております。本当にありがとうございました!!
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