2019年12月30日月曜日

ツリスマス2019 〜碧眼の彼女と鮫肌のチンピラ〜

令和元年も終わりを迎えようとしている年末、皆さんいかがお過ごしでしょうか。釣り好きなあなたはもちろん「釣り納め」のために凍える風の中でストイックに竿を振り続けていることでしょう。釣り人の「ラスト一投」と同じく「釣り納め」もまた、信用できない言葉なのであります。いつまで経っても釣り納められないあなた。まだ諦めてはいけません。きっと魚たちも「食い納め」んがために海中で大きな口を開けて待っているのです。それでも魚が釣れなければ......

どーも。元副部長、2年の溝口です。
今回はひと足早く僕自身の釣り納めとなった釣行の模様をお届けいたします。
釣行メンバーは2年の佐藤と溝口。佐藤は今回の釣行が「釣り納め」ではないようで...っと、それはまた別のお話。





「今年の釣友会、なんか足りないんじゃね?」

おっ。そこのあなた、察しがよろしいようで。
そうです。足りないんです。ソゲ日記などという風流なものを読んでいる場合ではありません。断じて!
年末を迎える前の一大イベント、それは......


近づいてくる冬の波音。耳をすませば聞こえてくるドラグの音・・・
(中略)
ツ〜リスマスが今年もや〜って来る〜  悲しかった出来事を消し去るように〜
さ〜あライジャケ身につけ磯へ行こ〜  少しずつ日が昇る磯道を駆け抜けて〜
(作詞・作曲:Y.Maria)


ということでツリスマス・イブ当日早朝5時。港で竿を振る男、2人。
※以下、決していかがわしい内容はございません!!!
2年の佐藤と僕はロッドを振り、確かにルアーを泳がせた。びっくりするほど反応がない!他の釣り人も僕ら以外には堤防先端に一人いるのみで寒さに背中を丸めている。時計を見る。ともに笑みをこぼした佐藤と僕の視線は交わり、無言のまま足早に車へ向かう。

二人とも(?)、彼女を釣るためにこの地へ来たのである。そのためのツリスマスである。電飾もツリーもない。そこにあるのは釣りのみである。

エサ屋で解凍を頼んでおいたオキアミを受け取り、まずは有名磯へ向かう。夏に一度行ったことのあるその磯はどこまでも赤く険しい磯道が続く場所。一応持ってきたルアーは車に置いたまま、持っていかない。だって、この釣行は大物釣りが牛耳るこの釣友会で虫の息のフカセ釣り班の釣行なんだものっ!訂正します。だって、意中の彼女はオキアミが大好物なんだものっ!!

釣り場に行くまでの数十分で疲労困憊。彼女への道程は長く、険しい。
息が荒れたままでの撒き餌づくりを終え、姿の見えない彼女へのおはようの挨拶とともに撒き餌をある程度撒いて自分の仕掛けを作る。先に仕掛けをセットし終えた佐藤がいきなり竿を曲げる。記念すべきファーストフィッシュは、、、

30cmくらいのササヨおばさん(イスズミです)。
佐藤がその強烈な引きに竿をのされかけていたことは内緒にしておきます。
以降も木端グレ(小さいグレ)、木端イスズミは釣れるものの、サイズがなかなか上がってこない。目標の水深までエサが辿り着く前に食べられている模様。ここで仕掛けの投入前に小魚たちを遠いポイントに打った撒き餌におびき寄せたあとに磯際のサラシを攻める釣り方に変更。すると佐藤のウキが勢いよく沈む!何度も竿を叩くようなイスズミの引きとは違う、一度に深く潜り込む強烈な引き!!
準備しておいた玉網の存在を無視した(# ゚Д゚)佐藤が勢いよく抜き上げる。

37cmの立派なグレ!!この愛くるしい碧眼の美女に我々は会いに来たのだっ!
前回のウキフカセ釣りではあと1cmのところで打破できなかった30cmの壁を見事に超えてみせた。
その後も餌取り幼女、否、幼魚たちをかわしながら、順調に30cm付近のグレを釣る佐藤の隣で、僕は幼稚園の先生をしてました。「愛くるしいが、君たちじゃないんだ」と紳士的にリリース。その後はトイザらスと化した釣り場を変えても二号店、三号店ができていくだけ。時間的にお昼になり都合も良いので、広がりすぎた店舗をたたんで有名磯を撤退。

午後は事前に調べておいた地磯の中で磯道の短いポイントへ。だって、疲労が半端ないのだものっ!そして、ルアーも全部置いていくっ!だって、疲労がはんぱな、、、
ゴロタ浜と磯の境界に位置する釣り場は水深は浅いがその雰囲気にビビッときた感覚を頼りに選定。
最初は幼魚たちと見た目完全外来熱帯魚(ギンユゴイ)に襲われる。しかし徐々にそれらをかわし、グレの型を上げていき、ついに僕の竿にも強烈な引き!
上がってきたのは37cmのグレでした。
※写真がないのはコバルトブルーの瞳の少女らの相手をするのに忙しかったからです(#・∀・)
その後も20〜30cm前後がパタパタと釣れ続ける。
そして、その時は突然。恋と同じですねえ(げんなり)。
針を結び直していた僕の後ろで「うわっ!!!」と佐藤の悲鳴が、、、
なんと、水面まで釣り上げてきた彼女は無残にも鮫肌のチンピラ男に食われてしまった(比喩でも何でもありません)のです!!しばらくたたないうちにまたも佐藤の悲鳴!!不幸なことに、またも彼は釣った彼女を奪われてしまったのです。どれだけ悲しいことでしょうか。頬に流れる涙をそのままに、僕が水面とにらめっこしているとボコンと強烈なボイル。
鮫肌のチンピラ男は3人もいるではありませんか!!一番デカイのは2mほどもあります。
日が暮れるまでチンピラ鮫に戦々恐々としながら釣り続けましたが、サイズアップは叶わず、撤退。夜釣りのために港へ移動。


夜の港は想像以上の寒さで、すぐにでも退散したい僕。一方で竿を3本ほど出して佐藤は釣る気満々。僕は甘えの電気ウキ釣り、佐藤は熱血ブッコミ釣り。
双方少しずつ反応があるものの針がかりしないほどの小さな魚のよう。
一瞬の油断。
一度電気ウキが浅く沈んだ後、信じられない速さで消し込む。
あわせた瞬間、「あ。これ、この竿じゃ上がんねえ」。
思い切り合わせたはずなのに、魚の方は針にかかったことにも気づいていないかのように悠々と泳ぐ。「佐藤、網!!」と言った瞬間、こちらに気づいたのだろうか。止まらない突っ込み。1.5号の磯竿で耐えきれずに思わずレバーブレーキを出した瞬間、釣り人が味わう最悪の感覚。目の前から去っていった彼女の顔を拝むことさえできなかった。残念、無念。ハリスの途中から切られていた。
その後は何も魚は釣れず、寒さにギブアップ。


翌朝、チンピラ鮫のシマにアクセスのしやすさとサイズアップの期待度から突撃。
朝一、佐藤の一投目。磯竿、ブチ曲がり。なんとか最初の突っ込みには耐えた。今までの魚とは格が違いそうな引き。しかし、、、「バチン」
無念にも道糸からぶち切られてウキごと海中にそいつは逃げていった。
彼女に逃げられた佐藤、かなり悔しそう。

一人一尾ずつべっぴんさんを釣り逃して意気消沈しながらも釣り続けねばならん!!
魚はかなり釣れ続けていく。あとは、40cmの壁を超えるだけと思っていると僕のウキが勢いよく消し込む!!今までよりはかなり重量感のある魚、水面に上がったのは大きいべっぴん彼女(グレ)。しかし、喜びもつかの間、その下には怪しい影。やはり鮫肌のチンピラは静かに狙っていたのだ。一か八か、非力な僕は自分のタックルを信じて力を振り絞る。宙を舞う碧眼の彼女もやはり、美しかった。


40cmジャストのグレ。彼女をなんとか守りきった。
このあと、佐藤はまたも37cmぐらいのグレを抜き上げて「意外と大きい」と贅沢なことをのたまう。そのまま釣れ続けて、納竿の時間。

最終的な釣果(お持ち帰り♡)は、、、こちら。(小さい幼魚二尾と細長いダーツ以外は30cmを超えております。幼魚は針を飲んでしまっており、残念ながら、、。にっくき、佐藤!!)

 

2019ツリスマス。振り返ってみれば一定の結果は出たのかなあ(碧眼の彼女できたし。(#^ω^))。しかし、釣り場のポテンシャルを考えれば40cmを超えた魚、さらには50cmの壁を超えられると思われるだけに悔しさも残る。なによりも一番大きな魚を釣り逃しているようではまだまだ鍛錬が足りませんねっ(泣)。来る2020年には必ず大物釣りに負けないような釣果をのこしたいと思う次第であります!!読み返せば、ルアー持って行ったのにほぼ使わなかったしなあ(-_-;)

磯フカセ釣りシーズンはまだ始まったばかり。サイズもこれから伸び始めるはずです。ということで、釣友会フカセ班、釣行メンバー絶賛募集中です(笑)。


追記:
ちなみに、彼女は後日美味しくいただきました。
また新しい彼女、探さないとなあ。




2019年12月27日金曜日

ソゲ日記〜紀貫之〜

(元)部長もすなるスズキ釣りといふものを、私もしてみんとてするなり。
それの年の師走の20日あまり6日の、亥の時に門出す。そのよしいささかものにかきつく。

路を共にするもの二人。名を正木、森村といひ給う。
亥の時一刻のほど、森村氏の父君の遣わす車、老舗「氏.中空揚げ菓子」の横に出でたり。
荷を積み、午の方へ出づ。

壱の磯、七色なる沈降棒にて魚信を得るも、これを逃す。
いかでいかで。
いつの時も、魚をとり損なうこと、いといぶせきこと極まれり。

この磯にて、正木氏と森村氏、あからさまにののしりたまふ。
「こはいかに」
とて見ると、二人、ウツボと戯れ賜れり。
そのさま、いといたづらにて侍り。

弐の磯
魚、すべからく絶滅す。
便器にて記念写真を奉れり。

参の磯
森村氏、終始大殿篭る。いとわろし。
風雨強きこと限りなし。
いといたくおもひたる時、手前にて青青蛇行疑似餌にて魚信あり。
こはなんぞとて見ると、十寸ばかりなる平魚なり。
これもまたあわれなり。

あかつきとともに竿をしまふ。

帰路、正木氏終始大殿篭るさま、いとおかし。

森村氏の運転、終始あらまほし。



2019年12月22日日曜日

Never go boat-fishing on a windy day

どうも、石井です。ブログを書くのはなかなか久しぶりです。(前回は沖磯シイラァ釣行の記事を書いていましたが、途中で放棄してしまったので...)(実は釣りに行くのも三ヶ月ぶりくらいでとても久しぶり)

さてさて、早速ですが、今回は1年の津留崎くんとその友達の永田くん、そして2年の中村くん、3年のぼくと冨田くん、さらには医科歯科3年のせきくんの総勢6人でボートカワハギィを狙いにいく予定でした()

はい。、、、そうです。うん。

カワハギィを狙う予定だったのですが、いざ当日にボート屋に行ってみると、風が強くカワハギィは渋いとのこと...oh

そこで、冨田くんと中村くん、津留崎くんと永田くんの2組はカワハギィ狙いをやめて、前日に釣れていたイナダァ狙いにシフト。

ぼくとせきくんは渋いのを承知でカワハギィ狙いで行きました。

結論から言うと、撃沈でした()

イナダァ組は前日までは釣れていたのに、この日はどこへ行ったのか、本命に関してはBozu..

カワハギィ組は一応本命はキャッチできたのですが、数が奮わず...

oh...

以下は今回釣れた魚のうち、写真のあるものです。

本日のファーストフィッシュ!フグゥウだけど嬉しい!!
(嬉しさが滲み出ていますね())


キタマクラァア!!!!


冨田くん、のタコォオ!!!

せきくんもキタマクラァアア!!
(キタマクラァって膨らむのか...)


本命カワハギィイイ!!!

なかなかいいサイズでした。28cm

せきくんもカワハギィイ!!!
こちらもでかい!上のやつと同じくらい。

はい!ベラァ!
(キュウセンンかな?)

はい!ベラァアア!
(ササノハベラァかな?)

タコォオオ!!


以上です。

あとは、冨田くんがベラァ。津留崎くんがキタマクラァ。永田くんがエイィ(ランディング直前で切れてしまったようで、残念ながら写真はなし...)。ぼくとせきくんがカワハギィを上のやつの他にそれぞれ1匹ずつ。

寂しい釣果ですね...

ちなみに、中村くんはPNBだそうです()


ここには書きませんが、めちゃくちゃ寒かったし、色々トラブルがあってとても辛かったです...

本命は一応釣れたものの、なかなか満足はできない釣果ですね...
ボートの操作技術や、繊細なアワセなど、実力不足を非常に強く感じた釣行でした。

今後に生かしたいですね。

では。

2019年12月18日水曜日

沖堤釣り日記

11月20日(水)曇り
 今日は最近シーバスの群れが入り始めてきたという沖堤に行った。波っ気があるし釣れそうだなとワクワクしていたが、最寄駅に着いて今日は強風のため終日欠航だと知った。発狂しかけるが前日に電話で出船確認しなかったので自業自得である。仕方がないのでブローウィンのジャーキングの練習をちょっとだけやって帰宅。

11月27日(水)雨
 今日はちゃんと出船することが出来た。着いて早々開始一投目でブローウィン140sのジャーキングで自身初の70upを釣る事が出来た。ブローウィン恐るべし...

 その後1時間ほどは何もなく、ベールを上げるのを忘れてブローウィンを堤防にぶつけて破壊してしまったので、仕方なく鉄板バイブを投げていると手前でヒット。55cm程の元気なシーバスだった。


 この後は寒さと戦いながら永遠と鉄板を投げるがノーバイトで納竿。

11月30日(土)晴れ
 今日は夕方から夜にかけて沖堤でシーバスとアジを釣る予定だった。朝から風が強く家から出る時間になっても出船するかまだわからないとのこと、、、渡船屋を信じてとりあえず電車に乗ったが結局船は出ず...はあ......
 ちなみに朝一で行った佐藤くんと昼から行った対馬くんは一匹ずつキャッチしたらしい。
50cm台


12月4日(水)晴れ
 今日の海はベタ凪澄み潮といった感じだった。ルアー見切られそうだなと心配になりながらブローウィンをひたすらジャーキングするが、やはりチェイスはしてくるがヒットしない。少し場所を移動すると待望のヒット!だがヒット直後に謎のガイド絡みが発生してバラし...次の一投でもまたまたヒット!するも痛恨のバラし...めげずに場所を移動してキャストしてようやくキャッチ。70前後のコンディション抜群のシーバスだった。
写真撮るの上手くなったねと言われた😀

 その後はチェイスも全くなく納竿。日が昇った後のためにVJ欲しいなあ...
 
12月7日(土)雨
 寒かった,,,ただただ寒かった,,,ルアーマン3人いてみんなで仲良くノーバイト!

12月11日(水)晴れ
 前回渋かった原因は船長曰く若潮の下げで潮が動かなかったからということだったので、大潮の上げなら爆釣なのではと思いリベンジに行った。2年の佐藤くんも来るはずだったが絶起して来ず。ライバルが減るしまあいいかと思いながら堤防に降り立つと潮がありえん澄んでいるorz  その代わりに周りには釣り船が多く、ベイトもちらほら見えるのでなんとかなるだろうとキャストを続けるも何もないまま時が過ぎていく。VJを投げている人に話を聞くと1キャッチ1バラシとのことでやはりVJはすごいなと思った。
 朝イチに何も起こらず2連続坊主を覚悟した11時半頃、渋い時は30秒沈めてからジャークしろと言っていた動画の真似をしていると突然のヒット!無事にキャッチ!
65cmくらい
フックが目にかかっちゃっていたので、久しぶりに持ち帰って食べてみた。

白味魚っぽい味
12月15日(日)晴れ
 今日は高井君、有馬さんと昼から釣りに行った。風が予報よりも強く波飛沫を頭から被るタフコンディションでの釣り。途中高井君が興奮した様子で話しかけてきたから、バラシでもしたんかと思ったが、8000円くらいのルアーが入ったボックスを海に落としたとのこと,,,ルアーを投げて回収しようとするも失敗!高井君ドンマイ!
 釣果に関しては堤防にいた人全員ぼうずでした,,,,

12月18日(水) 晴れ
 今日は最近釣果が芳しくないいつもの沖堤防に見切りをつけて、渋いながらも良型がポツポツ上がっている川崎の沖堤防に行こうと思っていたら、中村君も行きたいとのことだったので一緒に行くことにした。がしかし電車に乗ろうとしたところで寝坊したとのラインが,,,,仕方なくいつもの沖堤防に行くことになった。
 朝一の上げのタイミングは何もなく、少し寝て下げを打ち始めたところでしょうもない理由で伝家の宝刀ブローウィンをロスト!萎えていたら今度は中村君がしょうもない理由でロウディーをロスト!帰り際に行けないと思っていたポイントに時と場合によっては行けるということを教えてもらったのが唯一の収穫。

まとめ
 12月はずっと釣れづけるのかなと思っていたが11月後半から12月上旬で活性が高い状況は終わってしまった。今年は店の人曰く台風の影響かはわからないが渋かったのもついていなかった。来年は別の沖堤防にも行ってみようと思う。次はバチ抜け日記で会いましょう!










2019年12月13日金曜日

12/13 ハクレンはどこへ

こんにちは、3年の中村たけです。
やっとハクレンの顔を拝むことが出来たので更新です。

僕達の世代はハクレンが釣れてないんです。
そう、僕達が入学する前の年、全体釣行として実施されたハクレン釣行、その時のブログを見ればわかるようにハクレンが何匹も釣れています。
(3年前のやつ: http://toudaichoyukai.blogspot.com/2016/10/blog-post.html?m=1 )

僕達が入学した年、ハクレン釣行は実施されたもののノーハクレン。ボラばっかりでたまに鯉。
ハクレン居ない?
その後真鍋くんとかが個人的にリベンジしたけどやっぱりボラばっかり

それで次の年、去年。
ハクレン釣行は実施されたもののやはりノーハクレン。

今年。ハクレン釣行は実施されず。
僕と1年生の岡本くんでハクレンチャレンジ。
しかしやはりノーハクレン。ボラばっかり。1匹フナが釣れた。
なんかいいサイズのフナ

ボラ、実はアタリとるのムズい

うーんやっぱりハクレンは居なくなったんだなあ。
と思っていたけど帰り際話したバサーがハクレン引っ掛けたらしいと。
なんだ、やっぱいるんじゃん。

というわけで今日、1人でハクレンチャレンジ。
前回はボラのアタリばっかりで釣りにならなかったので大きい方ならボラ居ないんじゃないか?みたいなよくわからん予想で大きい方にエントリー。

なんか門のあっち側に鯉の大群がいる。期待できそう。
でかいヒレが水面に出てくるのがたまに見える。やっぱこっち側なのかなあ。

棒ウキが鋭く入った!あわせ、のった!
やっぱこれまでのちょんちょんアタリは全部ボラだったのかなあ...

寒いからかほとんど引かず、でもなかなかタモに入ってくれなかった。



やっと釣れた!80ほどのハクレン。結構ギラギラしててかっこいい魚だ。

こうして3年にわたるハクレンの闇の時代は光が差しましたとさ。

これはもっと釣れるやろって思ったけどこのあとはまたいつものボラパラダイス。結局この1匹で終わってしまった。
まあ釣れたのでよし!普通に嬉しい。


ボラが入ってくるのは時間なのか、それとも上げ潮に乗ってくるのか、これは分からない。この時ちょうど大潮の上げ潮だった。

もっと暖かい時期ならボラが集まんなくてハクレンの活性も高くて良いんだろうなあ。

来年はハクレン全体釣行やりましょう。

ではでは!


2019年12月9日月曜日

OB交流合宿

2年の大村です。
諸事情で更新が遅れてしまいましたが、11月に伊豆の戸田宿舎にて、釣友会OBの方々との交流合宿を行ったので報告します。
現役のメンバーは3年中村先輩、2年大村、栗本、佐藤、溝口、平沢。1年岡本くん徳留くんせったいくんといった面々です。

我々は11/15の夜に東京を出発。
この日に戸田に先入りしたOBの方は係留船にてタチウオを釣り上げたそうです。
羨ましい…

釣果報告に煽られ、ソワソワした心持ちで集合場所である渋谷のレンタカー屋に到着するも、あれ、TAKEHIRO NAKAMURAがいない…???

15分待っても連絡が来ないのでダメもとで電話してみると
「今起きた。今何時…?」
とのこと。釣友会3年目ともなると貫禄が違いますね~~


絶起をかましたたけを車で拾い、下道をのんびり走って戸田寮に到着。車内での一連の談笑で頭が覚醒してしまったので全く眠れず。
溝口くんと佐藤くんはそのまま近くの堤防にライトゲームをしにいっていました。




翌朝、OBの方達と合流。
寮から見える富士山に心癒されつつ、係留船へと向かいます。


係留船での現役組の狙いは防衛大臣。
事前の釣果情報を頼りに片天秤仕掛けで狙いますが…
撃沈!!!!
まあこんな日もあるでしょう。
お昼ご飯を食べるべく、一旦船を降り近くの定食屋へ。

それと入れ替わる形で、すでに昼食を済ませたというOBの横山さんは係留船へ。
午前の感じだとどうせ釣れないだろうと思っていましたが、昼食を終えて船に戻ると、横山さんは40センチ弱のコロダイと、メッキサイズのギンガメアジを釣っておられました。

横山さんの釣果に煽られ15時までコマセをシャクり続けるもその後は音沙汰なし。
結局コロダイ以外全員目立った釣果なしという残念な結果に終わりました。


夜は現役とOBの方達とで大宴会。
横山さんの釣ったコロダイも外の流し台借りて大村が刺し身にし(誰も手伝ってくれなかった。なんならみんな風呂入ってた)、
宿の板前さんが作ってくれた舟盛りとともに賑やかに食卓を囲みました。

コロダイ



舟盛り



食後は卓球。元卓球部の栗本部長のテクニシャンプレイ


自己紹介タイム

OBの方達のおかげで楽しい夜を過ごすことができました!ありがとうございました!




翌日は現役組だけで観光。狩野川観光組と、深海魚水族館組とに分かれて各々観光を楽しみました。たまには遠征で釣り以外のことをするのもなかなか良いですね。
自分は水族館に観光に行きましたが、とても良いリフレッシュになりました。
シーラカンスパンケーキ


これにて今年の戸田合宿は終了!改めましてOBのみなさん、お忙しい中時間を割いていただいてありがとうございました!









2019年12月6日金曜日

磯から狙う東京湾シーバス釣行

どうも、4年の森村です。

だんだんと冷え込む日が増え、クリスマス、否、ツリスマスも近くなってきたこの頃。
そんな中最近熱くなってきた、磯から狙うシーバス釣行に行ってきました!

11月28日


この時期のシーバス釣行は、正木と前々から計画していました。
が、釣友会では最近この手の釣り方でシーバスを狙う人が少ないため、ほぼ開拓状態。
初めての釣行だった前回に続いてまだ2回目なので、まずは初めての磯に開拓がてらエントリー。

東京湾の磯なのにロープで降りる(数十cmだけど)という謎の道を抜け、潮通しの良さそうな立ち位置を選ぶ。
潮はだらりと流れ、あまり期待できる感じではない…という中、シンペンをキャストしていた正木にヒット!

「これめっちゃでかいよ!!」

あわてて駆け寄るが何か様子がおかしい。
エラ洗いも走りもしないが、どれだけテンションをかけても一向に止まる気配がない。

…これはあれだ、エイだ。

途中あまりに走りが止まらず、諦めてTwitterする正木

20分ほどの死闘の末、あえなくラインブレイク。

これを機に移動し、これもまた初めての磯へ向かった。

次の磯は明らかにわかるくらいに潮が速いポイントで、目の前は川のような流れが。
流れの効いている場所を中心にルアーを投入していく。

思い思いの立ち位置からキャストを始めると、程なくして正木にヒット!
だが、打ち寄せた波にバランスを崩されてアワセが決まらず。

何度か足場を変え、よく見ると沖のシモリでヨレができていたので、
手前のシャローに注意しながらサスケ裂波120を通すと1投目でヒット!

71cmの居着きっぽい個体。てか久々に魚釣ったな?

とにかくめちゃめちゃ嬉しい一本。

その後は雨で冷え切った体をコンビニであっためる。
この時期の釣りの合間にコンビニで買い食いするのはマジで最高級の幸せ。

次は、最初の磯にもう一度入るが雰囲気が全くなく移動。
朝マヅメは、前回正木がヒラフッコを釣り上げたポイントへエントリー。

すでに白み始めた透き通った空と穏やかな海という絶好のロケーションのなか、水面がざわついているところを発見。
ベイトの気配もあり、何かがボイルしている!

すぐに近づいてキャストすると立て続けにフッコが2本。

デイで釣れるとマジで気持ち良い!

という感じで第2回釣行は終了。

12月6日


第3回は家が近いということでたけも参戦。
近所から森村カーを使っての釣行、むちゃむちゃ快適。笑

最初は、前回71cmを上げた磯からスタート。
水温的にも好条件で、”期待感は高まってゆく”。

するとたけにヒット!
手前のシャローをシーバスが乗り越えてくる激アツファイト!!

67cm。コンディション最高。

ソルトルアーの中でも初期に買ったというハイスタンダードが活躍。

たけの1本を見てこれは今日はいけるんじゃない!?という期待を胸に、キャストを続ける。
シンペンで沖の流れをドリフトさせていると…ヒット!
めちゃ走られてしまい、岩の裏を正木とロッドリレーする謎ファイト!

76cm、自己記録更新。
マイメジャーいい加減買わないとな…

興奮冷めやらぬままに釣りを再開する。
正木が再びヒットさせるも10秒ファイトでフックオフ…。
そしてまたしてもたけにヒット!

65cmくらい

この後は潮位が上がってきて危険と判断し撤退。
次に行った別の磯では釣友会ならぬ磯歩会と化し、滑るゴロタを必死で歩き通した。
ここでは正木がデカいシーバスをヒットさせるも、手前の岩が厳しすぎてラインブレイク(正木よ…どんまい…)。

磯歩きで疲弊したため、ここで終了。
爆睡を挟みながらなんとか東京に帰った。

というわけで、東京湾のシーバス楽しんできました!
近いし安いし海も磯も穏やかなので、磯でエンジョイ寄りのルアーをやりたいならめっちゃオススメです!
この時期、回遊している磯のシーバスは東京湾奥とは比べもんにならん引きをします。生で見るシーバスかっこいいし美味しい。
もうしばらくシーズンは続くはずなので、また行きましょう〜〜