2022年6月19日日曜日

初夏の湖スモール

B2の清水です。釣れる釣りをあまりしてこなかったので、2年でありながら初めてブログを書きます。

※だらだらと長文を書いてしまったので、写真だけでも是非目を通していただければ幸いです。

 

投稿が少し遅くなりましたが、6月の中旬、M2のたけさん、M1の工藤さん、B2の禾と僕の4人で湖スモールを狙いに行きました。

 

深夜に駒場東大前に集合し、お車を出してくださった工藤さんとたけさんの運転で約4時間、辺りが明るくなり始めたころに目的地に着きました。


夜明けの美しい田園風景に癒されました


スモールマウスバスの聖地ともいわれている湖ということで、高校時代全く釣れない多摩川や鶴見川に通っていた僕が、ネットで目にするような超有名フィールドを目前にすると興奮を通り越して緊張してしまうという、特有の症状が出たところで、出船しました。

景色だけでもお腹いっぱい


ボートは先輩ペアと我々後輩ペアに分かれ、いざ釣り開始。

 

出船前、桟橋付近で25cmくらいの見えバスに水に浮く枯れた花のようなものを投げると、バイト寸前でやめてしまいましたが、襲うような素振りを見せたので、これはトップに反応するのではないかという期待を胸に、前年トップに出たと禾が言う第一ポイントへ到着。

 

雰囲気はいいのですが、ペンシルベイトやトップのスイッシャーなどを投げ倒すも不発。

 

近くのバスボートに乗ったおじさん3人に釣果を尋ねたところ、「まだ23」という返答が。つける必要のない「まだ」に苦しめられましたが、「島周りの23m程のレンジにネコリグを落とすと釣れるよ」という有益なアドバイスももらえました。

 

助言の通り釣り進めていくもアタることすらなく、釣り開始約2時間が経ったところで、先輩ペアの釣果がLINEに流れ、喜ぶ半面焦り始めました。


早速釣果を上げていく先輩ペア


そこで、思い切って水が良さそうな、河川が流入する大きなワンドの入り口付近へ大きく移動。

地質が神奈川の釣れない某リザーバーと異なりまた興奮


狙い方を弱くしたからか、ここでやっと反応を得ることができました。BOTTOMUPM.P.S 2.4 inch(シュリンプ系)のライトキャロを岸際のまばらな植生の中にキャストし、ジャークアクションを加えると、グッっと重くなり30cm程のスモールがひるがえるのが見えました。が、その途端フックオフ。

 

その後も周辺で最大40cmのバスがちらほら見え出し、ネコリグや沈む虫系、先ほどのシュリンプ系といろいろなアプローチをするも不発。

 

先輩ペアが釣っていたエリア(湖の対岸)への大移動を決意し、maxスピードでボートを進めていると、1時間程前にたけさんが40upを釣り上げていることを知り驚愕。

流石多摩川で毎春のように釣られているだけあります


さらに移動中、禾にエレキ操作をバトンタッチした直後にエレキの調子が悪くなり、ペダル上のボタンでオンオフができなくなり、いちいちべダル横のスイッチを手で操作しなくてはならないというトラブルが発生。

 

何とか、先輩方の釣果が上がっているエリアへたどり着き、不調エレキの操作に慣れてきた禾と釣りを再開。

 

水は滞っているように思えましたが、周りでも釣れているので、期待しながらボートを進めると、小バスとブルーギルが集まっている場所を発見。

 

坊主逃れのためとりあえず小バスを狙ってみると、見事禾にブルーギルがヒット!笑

ギルにしてはでかい


僕も小バスを狙ってみますが、横の動き縦の動きともに反応しませんでした。

 

入り組んだそのエリアを釣り進めていると、突然の大雨に

雨雲レーダーを確認してくれた禾が通り雨と判断し、しばらくオーバーハングの下で待機。15分ほど降っていたそうですが、僕は気がついたらうつむいたまま寝ていました。

撮影:起きていた禾


さて、雨が止み、トップでフィーバーするかと思いきや、周囲のバサーは引き続き底が見えるか見えないかくらいのレンジを狙っていました。

 

ここで、先輩から、入り組んだエリアの入り口付近で数匹釣れたという連絡があり、そこへ向かうと、ようやく僕に一匹目が。リグはイモグラブ40のダウンショット。

25cmくらい

その後も釣れない時間が続き、近くを通りかかったパトロール船(?)に乗っていたボート屋の方に不調のエレキを交換してもらったついでに今日のパターンを尋ねてみると、6月中旬は、小さいネコリグを岸際に落とし小刻みに動かしながら水深2~3mあたりまで底を這わしていけば釣れるということでした。ただ、ルアーが小さく繊細な釣りのため2,3lbの細いラインが必須とも言っていました。道理で6lbを使っている後輩ペアにはアタリすらなかなか無かったわけです。

 

ラインは他に手持ちがなかったので、6lbラインで教わった釣法を試してみましたが、反応はありませんでした。

 

この時点で、出船から8時間、残り2時間という危機的状況でした。

 

ここまで追い込まれたら他の人と違うことをやってみようと、ストレートワームでもシュリンプ系でもなく、小魚系のFlash-J Shad 2 inchのライトキャロをジャーキングしてみました。

 

底まで沈めたら、12回ロッドをあおり、テンションをかけずに少しだけ放置。これを繰り返していると、まあまあサイズがヒット!35cmくらいでした。

体色と模様がめちゃくちゃ綺麗


その後、先輩ペアと合流し、先輩方が勧めてくださったとある島のワンドで、少しサイズアップさせたFlash-J Shad 3 inchを先ほどと同じ釣法で狙うと、1投目でヒット!39cmくらいでしたが、スモールなだけあり強烈な引きで楽しませてくれました。

禾が撮ってくれた神写真


同じポイントで禾も粘りますが、答えは返ってきませんでした

 

あっという間に帰着時間が迫り、桟橋へ戻ることに。エレキ操作をしながら、「あのブルーギルが小バスだったらまだ精神がもったのに」と嘆く禾の背中はとても虚しく感じられました。僕の最後の2匹は、禾がボートに取り込んでくれていなかったら焦ってバラしていたかもしれないので彼には感謝です。

 

結局、先輩ペアは計10~15匹、我々後輩ペアは3匹と惨敗でした笑

これはこれからもたくさん調教していただかないとですねぇ~ニヤリ

 

景色も開放的で魚のストックもあるこのフィールドは、リピートすること間違いなしです。

その他の先輩ペアのナイスバス
その他の先輩ペアのナイスバス

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