2016年12月31日土曜日

2016年釣り納め!新旧部長副部長対抗サーフヒラメ

どうも、部長の正木です。

皆さんにとって2016年はどんな一年だったでしょうか?私は大学に入ってすっかりどっぷり釣りにハマってしまった一年でした。しかし、この一年で僕にはやり残したことがありました。

ヒラメを釣ることです!

ということで今年の釣り納めは都内某所の例の島にて行うことになりました。
参加メンバーは1年の僕と新副部長の森村、2年旧部長の熊井さんと旧副部長の佐々木さんという先月代替わりした新旧釣友会幹部の4名!


課金して貸し毛布を二枚手に入れた森村、二枚とも敷く森村

これは先代達に新部長の頼もしい姿を見せてあげねば!と意気込みながら荷造りをし、三泊四日のプチ遠征へと繰り出しました!



~1日目~

天気予報は爆風アンド高波。なんとか釣りのできる場所を探して移動しまくりました。
情報によると聖地に向かう道で崩落があったようで、行ってみると干潮時に波打ち際を歩かないと危険な様子…
とりあえず堀切でやってみるも、風と聖地方向へ流れる潮のせいでメタルジグくらいしか使えないな…と思っていると、あれ、熊井さん釣れてる。めっちゃ奇声あげて喜んでる。


まじか!

なんかオカマっぽい

なんでも3投目にして釣れてた、潮に流されるルアーに魚が勝手に食ってきたとのことで、流石この島に来るのは7回めの熊井さんです!

熊井さんに続けとばかりにメタルジグドリフトというよくわからない釣り方をするもその後は反応なし…

今回は羽伏奥の磯みたいなゴロタの新規開拓も予定していたので、とりあえず行くだけ行ってみるも日の入りの時刻が早く、潮が引くのを待つと暗くなってしまうため少し歩いたところで断念。

その後まましたで夕まずめを攻めていると、僕に魚信が!

ソゲット。

ソゲでしたが、人生初ヒラメの僕としてはかなり嬉しかった!

本日はこれにて終了でした、なんとも微妙な初日…
しかし朝には波風が収まるとのことだったので、期待に胸を膨らませながら早めに就寝して明日に備えました。



~2日目~

朝3時起床。今日の朝マズメは波が引いているタイミングで崩落現場を突破するためかなり早く起きたつもりでしたが、既に先行者の足跡が。流石に年末は人が多い。

ここで聖地バッグを宿においてきたことが判明、皆自分の釣りのことしか考えてなかった…

とりあえず空が明るくなるまではワンドでやってみるか、とおのおの竿を出すも、何の反応もない。しかし波打ち際にまたたく夜光虫を見ることが出来ました。初めてみた。

朝の眠さも忘れてキャストし続けていると、すこし明るくなってきたところで僕に待望のヒット!


イナダちゃんでしたー。しかし青物がいるってことはベイトも入ってるはず。これは可能性あるだろと思ってひたすらキャストし続ける。

この日のために課金して追加したゴールド系のルアーを信じて投げ続ける。足元で引いていく波が変なところがあったので、素人ながら離岸流だと思い込み、そこに的を絞って投げ続ける。

少し巻いたところでフォールさせていると、突然ガッツーンと竿に反応が!
めっちゃ首振ってる、ヒラメっぽいねと隣の熊井さんは言っている!
こんなサイズの魚をサーフでかけたことがなかったため、波打ち際でのやり取りに苦戦しながらもズリあげると…




マダイやん!!


しかもなんと62cm!こんなマダイ見たことない!!

この日のためにメジャー買ってきてよかった…備えあれば憂い無し。
まぁ聖地バッグ忘れたことを憂いましたが…



これは美味しく食べねばと丁寧に処理していると、佐々木さんにヒットした模様!

危なげなくズリ上げた佐々木さんでしたが、あとで聞いた話によると、あんま引かなかったので完全に油断していたとのこと。

ヒラメだ!結構デカくね?と思った束の間、引波が来て魚が再度海の中へ!

そっからはもう、はちゃめちゃえらいこっちゃで、なんとか魚を確保しよくよく見てみるとこのヒラメ、結構デカイどころの話じゃなかった。



化物やん。




え?76cm?化物やん。


ワンド覚醒www

僕の近くで釣っていた佐々木さんも、この辺りの波だけ周りと違うと感じていたそう。
しかもヒットルアーはロウディー、もうロウディーで釣れる時代は終わったとか言っててすいませんでした、信仰心が足りませんでした。

僕とは対照的に、「今は時合だ釣らないと」と言って佐々木さんはちゃちゃっと魚の処理を済ませロウディーぶん投げ、こんなデカイの釣っても尽きない釣欲に敬服です。

そして佐々木さんはすぐにもう一匹釣ってきた、さすがとしか言いようがない。

しかし冬だから大丈夫でしょ、と放置していたヒラメとマダイに群がる黒い影。カラスあっちいけ!
砂浜に埋めるも血の匂いに寄ってきている様子で、気が気じゃない…

そんな正木にも再びヒット!感触としてはかなり大きく、焦ってあわせをうまく入れられずバラシ…


ここで熊井さんにもヒット!



ナイスサイズのヒラメ!なお、さっきの化物のせいで小さく見えてしまう模様…


またもや熊井さんにヒット!



もはやこれはソゲ扱いでした。あとで見ると普通に良いヒラメだなこれも。


そしてついに森村にヒットするも、初サーフの森村はランディングで焦ってしまい波打ち際でバラし…

このあたりで時合は終わったようで、反応がなくなってしまいました。
なんとこの朝マズメで熊井さんは6ヒット2キャッチ4バラシという有様でした、ワンド覚醒しすぎ。

僕のマダイと佐々木さんのヒラメはキープしたので持って帰らないと行けないのですが、聖地バッグはありません…


しかたなくフィッシュグリップで挟んで、ひたすら砂浜を歩きました。


僕のマダイも60cmあるはずなのに、ありえんでしょこのサイズ感



この後お昼寝をはさんで堀切に向かいました。

今日ノリに乗っている佐々木さんは、相変わらずここでも釣る!
しかもヒラメハンターとかいう廃番になったよくわかんないルアーで釣っちゃう。


しかしその風格は完全にヒラメハンター。
「離岸流あるじゃん?そこにキャストするだけ。ルアーは波が来ていない瞬間しか投げない。」
僕は離岸流なんて見つけられませんでしたよ…キャスティングマシーン化してましたよ…

その後ヒラメハンターがソゲを一匹追加し本日の釣りは終了。


今日は熊井さんも結構釣ったはずなのですが、浮かない表情。まぁあんなヒラメ釣られちゃうとなぁ…
結局森村も僕もヒラメを手にすることはできなかったので、少し焦りつつも明日に期待。


宿に帰って流しにギリギリ入るヒラメをさばく。
肝臓バカデケェ!と興奮していた一同でしたが、急に皆静かになる。
「あっ、アニちゃん、あっ」
刺し身終了のお知らせ。よく見たら身にも食い込んどるやん…

やはりちゃんと処理しておくべきだったか。
教訓:「大きな魚は釣ったその場で内蔵も取るべし」

まぁ結局、思い切ってお腹の部分切除して、薄く切って刺し身で食べちゃいましたけどね、大丈夫でした。




~3日目~

今日も今日とてワンドへ。
しかし柳の下にいつも泥鰌はいないとはよく言ったもので、イナダも釣れない。

昨日から釣れているゴールドのルアーを投げていると、正木にヒット!

念願の初ヒラメサイズのヒラメでした!

しかし昨日とは打って変わって、朝マズメはこの一匹だけで終了。

昼寝して夕まずめのつもりでしたが、ヒラメを釣れた安心感からすっかり緊張の糸が切れた僕は深い眠りについてしまいました。
なおその間に頑張った3人にも特に何も起こらなかった模様。


この日の夕食では、宿のおばちゃん?がくれた甘夏をいただいたのですが、これが美味かった!
柑橘類の酸味で疲れが吹っ飛びました。




~4日目~

だめでした。

総括

良い釣り納めが出来ました、純粋に楽しかったです。
しかし、マダイ、ヒラメときたら、ヒラスズキも釣って新島高級魚制覇したかったです。
羽伏の聖地側のゴロタではヒラスズキが釣れたそうですが、波が高いときは難易度が高かったです。手前に広がるサラシにルアーを通すだけで良いそうなので、機会があればまた狙ってみたい。
聖地を回った先の根がちらほら海面から顔をだすサーフもやってみましたが、釣れませんでした。
ヒラスズキを釣ったという人には2度会ったので、調子が悪かったわけではなさそうです。
我々がヒラスズキを狙ったのはヒラメが釣れない朝夕以外の時間帯だったので、ヒラメのついでに釣ってしまおうなんて甘い考えでは釣れない魚だなと痛感じました。今度は狙いをヒラスズキに絞って朝マズメを使ってみたいです。

あと熊井さんがブログの読者に遭遇しました。
最近更新多くて、頑張ってますね!と言ってくれたと聞き、嬉しかったです。
2017年はさらに更新回数を増やせるように、頑張っていきましょー!

2017年の初釣り記事は何の魚になるのか楽しみです。
ちなみに新旧部長の初釣りは、それぞれ地元のサーフに出陣し、仲良く爆死しました。

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