2018年3月31日土曜日

3月個人釣行 正木編

明日から3年生になる正木です。
どなん合宿後そのまま帰省した高知での釣行記録です。

3/27
野池でバスを狙うも撃沈。となりで体操服の小学生にジッターバグでライギョ釣られた上に、突然「ルアー見せて下さい!」と話しかけてきた小学生に唯一持っていたワッキー用のフリックシェイクを見せると、「あ、これかぁ」と冷ややかな反応をされる。

3/28
変なプライドはないので、ポイント到着後すぐさま昨日小学生が釣っていた杭のそばに投げこむ。ハイピッチャー1/2ozでは潜りすぎるしフックがすぐゴミを拾ってしまうので、クリスタルSのシャローロール3/8ozにゴミ回避をねらってデスアダー4inchをセットし、バジング気味にリトリーブすると、杭の真横でヌルッと魚体が翻った!


昔から大好きなライギョ!(見た目的な意味で)
ヘビ柄の模様が鮮明でかっこよすでした。

3/29~30
強風注意報が出たのでちょっと遠出して車中泊し磯ヒラへ。
しかし磯ぐつの底がべろべろにはがれるわ、向かい風10mの中で全身シャワーを浴びるわ、ただひたすらにつらい。

えぐいサラシ

ヘビーでシルエット小さめのルアーをチョイスして向かい風にキャストし続けるも、だめだめでした。免許取立てのペーパードライバーに車中して165km走るのはつらかった…
あ、ウェットスーツはマジでおすすめです。アマゾンで5千円で買えるやつで十分だし、頭からガンガン波かぶっても萎えずにキャストし続けられます。

3/31
昨日の中村さんのランカーヒラを見て悔しさに震えていた正木は午前2時に目が覚め、そのままナイト砂ヒラ(俗に言う銀メバルゲーム)へ。1時間ほど走ってポイントの河口につき、夜明けまで投げ倒すも反応なし…
明るくなってきて海面をみると、波打ち際やら少し沖やらでなんかわからんがバコバコライズしている!すかさずソルトペンシルをドッグウォークさせるも反応なし…
完全に夜が明けて周りのアングラーも帰り始めたので、隣でかっとび棒投げていたおじさんにライズしているのは何の魚なのか聞いてみると、全部ヒラスズキとのこと。まじぃ?河口の稚鮎に付いているそうで、確かに付近には打ち上げられた無数の稚鮎が。いわゆるマイクロベイトパターンというやつで、こうなるとルアーサイズを稚鮎(6~7cm)に合わせるか、ほかにいい条件(気温上昇や波っ気など)が重ならないと食わせるのは難しいとのこと。隣接するゴロタの方が魚は出やすいのではないかというアドバイスを受けてすぐさま移動しました。

ゴロタに移動して三投目。根がかりかと思って竿をあおると、ん?なんかひいてる。
寄せてくると10mほど先の岩に魚が引っかかってしまったが、竿の長さが足りないので仕方なくベールフリーにして魚を誘導していると、なんか茶色くて平たい魚体が見えた。

ぬーちー。46.5cm

磯らしい褐色の黒鯛でかっこいいけど…

このあと海藻まみれの岩の上で滑ってアゴを強打。このときは気づきませんでしたが、あとで鏡見ると腫れ上がってコブダイみたいになってました。
フェルトウェーダーではこれ以上は危険だと判断し撤退…

失意のうちに車へと歩いていると、潮が引いて浅くなったせいか、朝やってた河口が寄せる波で真っ白になっている!
ゴロタ移動推奨おじさんの、「マイクロベイトパターンは、ほかにいい条件(気温上昇や波っ気など)が重ならないと食わせるのは難しい」という言葉を思い出し、裏を返せばこの状況なら食ってくるのでは?と考え、帰る前に少しうってみることに。

シンペンを沖に投げ入れ、川の流れが波にぶつかるところまで引いてきてリールを巻く手を止めていると、食った!
河口の対岸にあるテトラへと一直線に走る魚を強引に逆方向に力をかけて止め、障害物のないサーフまで移動して寄せる。見えた。ヒラスズキだ!


えらぶたの下にフッキングしていたうえにリーダーが頭を一周していたもんだからえらい重かったのですが、67cmとそこそこのサイズでした。それでもマイクロベイトを攻略して地元で獲った一本は嬉しかった。

腫れたアゴを隠す完璧な自撮り

だいぶシンペンの使い方がわかってきた気がします。今日のヒットルアーはヘビーショット85でした。かなり小さめのサイズですが、21gあってフックも4番がついているので非常に使い勝手が良いルアーです。

マイクロベイトパターンが終われば磯にもヒラスズキが着くんじゃないかと思うので、もう少ししたらまた高知で磯ヒラやってみる予定です。


さて、サーオリを完全にほったらかしての釣行でしたが、今年の新入生もどんなふうに育っていくのか楽しみでなりません。わざわざサークルに入ってまで釣りしなくても…と思う人もいるかもしれませんが、仲間とともに苦境を乗り越え、手にした一匹の喜びはひとしおです。私たちと共に大自然の中、感動を分かち合いましょう!

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