2020年12月28日月曜日

12月19日横浜沖アジ釣行

 はじめまして、1年の西田です。

先々週の土曜日(12月19日)中村先輩と敦賀と一緒に横浜沖?でアジを釣ってきました。

これが2回目の釣行、人生でも3回目の釣りで、何も釣りのことに関しては分からないので料理の方に重心がいってしまうかもしれませんが、しばしの間お付き合いください。(すみません、書くの楽しすぎて半日の釣行なのに3,000字弱行きました。)


6:10 a.m. 川崎駅集合

この時間の京浜東北線はクーラーボックスを持っている人がちらほらいて、新鮮な感じだった。セブンイレブンで朝ごはんを買っている間に迎えのバスが到着していたようで、我々が乗り込んだ頃にはほぼ満員だった。前回の釣行で先輩たちが「釣り人はあらゆる界隈の中で一番民度が低い。」と仰っていたのでやべえ奴ばっかなのかと思っていたのだが、車内は時折笑い声の上がる和気藹々とした雰囲気で拍子抜けした。


6:30 a.m. 「川崎 つり幸」到着

20分ほどでバスは「つり幸」に到着した。着いたらまず乗船名簿を書き込み(住所まで書き込むんですね)、お金(乗船代¥6,500+貸竿代¥500)を払って必要な道具をお借りした(ここでおじさんが長靴も貸していただけることを教えてくださったのだが、これを知らなければ我々は船上で凍死していただろう)。僕が準備に手間取ってしまったため乗船が遅れ船首側に陣取ることになったのだが、これが後に悲劇を生む...。


6:50 a.m.(多分) 出港

出港前に近くに座っていた女性がニット帽を海に落としてしまっていた。果たして回収できたのだろうか。船は川崎の工場地帯を抜けポイントへと向かった。途中で中村先輩がマク◯ナルドのナゲットのバーベキューソースの匂いがすると仰るので、嗅いでみると確かにその通りの匂いがした。一度首都高速湾岸線の下(多分)に停船したのだが、魚影が薄かった?のかイソメを付けるのに手間取っている間に、またポイントを変えるらしく竿を上げるよう指示があった。

おにぎりを食べる敦賀
日が出てくると暖かかった。
中村先輩と僕。風を防ぐ分には軍手は良かった

そして再び船が動き出すと、「右舷に座っている人は濡れますからね〜」と言う声がスピーカーから聞こえてきた。僕らのことかなと思ったのだがあまり気にも留めず、沖合から母校を探して敦賀とキャッキャッしていると、猛然と海水が降ってきた。びしょびしょである。軽い船首が海面を叩き、その水飛沫が風に煽られるからだろうか、もう霧雨の如く降りかかる。僕が履いていたのがワー◯マンの撥水性のあるズボンだったからまだ良かったものの、濡れた指先は寒風に晒されどんどん体温を失ってゆく。フードを被ってどうにかやり過ごした。

霊峰富士を望む(小さすぎて見えない)


7:30 a.m.(適当) 第2のポイント到着

停船したのは本牧埠頭沖?あたりだった。周りを見回すと他にも多くの釣り船が集まっていた。僕もぶったぎったイソメを針に付け、コマセをカゴに詰めてようやく釣りをスタート。やっと釣りの話になった。

中村先輩曰く、コマセを撒けば撒くほど釣果が良くなるという法則があるらしい。針が海底に着底してから5巻き(海底から約1m?)くらいするとあっさり2尾釣れた。敦賀の最初の釣果はイシモチだった気がする。中村先輩も敦賀もじゃんじゃん釣り上げていくが、どうも手のひらサイズの小型のアジが多い。そこからはもう、イソメを付ける、糸を垂れる、当たりが来る、釣り上げるの繰り返しだった。揺れが激しいのにも関わらず、低い柵にビビった僕は座ったまま釣りをしていたが、平然と立っている中村先輩と敦賀を見て体幹トレーニングをすることを密かに決意。

僕は結局アジしか釣れなかったが、中村先輩はイシモチとハゼも釣り上げていた。同じ船にはサバが釣れた人もいたようで、慣れた手つきでシメていたとの中村先輩の証言。タナが違うと敦賀が言っていたので試してみれば良かった。途中僕にアジとは思えないほどの強い当たりがあったのだがバラしてしまい、糸を巻き上げてみると、2本ある針のうちの1本が根元から切られていた。先輩が太刀魚の歯に触れたんじゃないかと仰っていたが、今となっては知る由もなく...残念。中村先輩は途中からアジを泳がせて太刀魚を狙っていた。

中村先輩の釣り上げたイシモチ

そんなこんなで昼前まで釣りを続けて最終的な釣果は中村先輩が50尾、敦賀が46尾、僕が27尾だった。やはり2人とは手際の良さが違うなと感じた。精進したい。


12:00 p.m. 帰港

戻る頃には日が陰り、また寒くなって骨の髄まで凍えた。下船して諸々のお借りしたものをお返しし、お手洗いに行き、温かい飲み物を頂いてやっと人心地付くことができた。中村先輩が釣果から15尾も分けてくださり、計42尾をクーラーボックスに入れてバスに乗り込んだ。この時中村先輩から頂いたアジを入れるために、親切な女将さんがジップロックをくださりとても助かりました。ありがとうございました。

川崎駅に向かう途中で雹が降り始めた。船に乗っている時でなくて本当に良かった...。後ろの座席では中村先輩と敦賀が次は何の釣りをしたいか話し合っていた。ひと月くらいミナミマグロを狙いに行きたいという中村先輩の話をぼんやり聞きながら、幼い頃大間のマグロ漁師に憧れて、電気ショッカーを自作して釣りごっこをしていたのを思い出した。ワカサギも天ぷらにしたいですね。

アジの連合艦隊やあ!


次は料理です。書きすぎ ごめんなさい!

まず中村先輩から。食レポまで書いて頂いてありがとうございます!

お刺身

アジ

食べ慣れた見た目。だが、捌いているときの目や血、内臓の色などから鮮度の違いは瞭然。旬の時期から外れていて脂はあまりのっていないが、悪くない食感がある。ご飯との相性は抜群。

イシモチ

以前乗ったアジ船でも釣れて刺身の美味しさに驚き、今回も刺身にすることに。コリコリとした食感と、とにかくクセのない食べやすい白身が箸を進める。

ハゼ

敦賀くんがハゼの刺身を推すので刺身にしてみることに。もとの身の量が少ないので半身2つ分で2口分。イシモチに似た食感だが少々の臭みがあった。(個体が悪かったか?)卵を持っていたためか脂もあまりのっていなかったので、来シーズンのはぜ釣りに期待。


次は敦賀。

薬味の生姜が美味しそう
アジフライしか勝たん!🥺
唐揚げも


最後に僕も。

お寿司
アジフライ。骨が硬くて食べ辛かった。
ヅケ。味付けが濃すぎたが、ご飯と一緒に食べると美味しかった


実はこの釣行に向けて少し気の早いサンタさんにクッキング用ガスバーナーをお願いしていたのですが、諸事情により炙ることができなかったのでまた今度リベンジしたいです。


最後になってしまいましたが、初心者で右も左も分からない僕に釣り方を教えてくれた中村先輩と敦賀、そして「川崎 つり幸」の関係者の皆様にこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。ありがとうございました。

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