2022年11月20日日曜日

鍋を壊しても屁に火をつけてもいけない

 こんにちは。修論に追われています。M2のたけです。

修論がやばいのでこれが修論前最後という覚悟で南方遠征に行ってきました。狙いはもちろんGTです。

1. 背景

    1.1 魚が釣れない

        去年の3月に僕が足元でGTをバラした一方で、同行者の3人が何匹もあげた上に後輩もGTを釣り上げた苦い思い出の遠征以降、青魚、スモール、GT、ヒラスズキ、ヒラメ、バチ抜け、青魚、ナマズ、ヒラマサ、バラムツ、、、と、数々の釣りで苦い思い出を積み上げてきたわけですね。とくにGTは隣で7回くらい見てきました。怖いね。

    1.2 前回の中止

        今回、九大のとよしまくん、まいとくんにとてもお世話になりました。夏前にも行こうって言ってたんですが台風とコロナで行けなかったんですよね。今回はそのリベンジでした。でも秋といえば正木さんと大村が海水と冷水のシャワーを浴びて鍋を壊したアレであって[Omura and Masaki (2019)]、僕は内心結構ビビっていました。

2. 材料と手法

    2.1 実釣時間

        約5日の釣行でした。いつ釣れるか全然わからなかったので朝も昼も夜も釣りをしてましたが、夜は早々に見切りをつけ、日に日に早い時間に上がるようになりました。今回は食事付きで宿を取ったため食事の時間に帰る必要があり、少し惜しいところもありましたが、それでも食事の買い出し準備片付けをしなくていいのは、むしろ釣りの時間が増えることに繋がったとは思います。朝夜の食事の時間は満潮に被っていたため磯への行き来が毎度大変でした(Fig. 1)。

Fig. 1 ざぶざぶ渡る二人


    2.2 海況

        最初と最後は風とうねりがあり厳しかったですが、日程の真ん中はかなり穏やかでした。少し危ないこともあった気がしますがとりあえず先端のいい磯に入れました。初日朝はなんか数十匹のベイトが跳ねてたらしいですが僕は見てないです。

3. 結果

    ヒレナガカンパチが釣れました(Fig. 2)!かなり目の前で、3匹くらいが追って食ってきました。根が点在してるのでかなりヤバめで実際ファーストラン後半からズリズリでしたが、ドラグを緩めて対処することで乗り切りました[Tarito et al. (2021, 2022)]。リーダーからスペーサーを通り本線まで、計12ヒロ程度の根ズレの跡がありました(Fig. 3)。(まあ、上手い人ならもっとうまくやれると思いますが)獲れたので大成功です。

Fig. 2 ヒレナガカンパチ!本命ではなかったですがめちゃくちゃ嬉しい魚です。
103 cm, 12.5 kg.


Fig. 3 傷ついて白く濁った色になっているリーダー

4. 考察

    4.1 ラインシステム

    4.2 ベイト

    4.3 ファイト

        省略(ぜひ直接聞いてください、大したことは言えないかもしれませんが...)

謝辞

    ふざけたブログを書いてはいますが実際めちゃくちゃ喜んでいます。照れ隠しです。タックルもラインシステムもファイトも、海に向かう精神もあらゆることを釣友会の先輩同期後輩色々な方の姿を追って身についたものです。とくに直前に行ったヒラマサバラムツで経験したいろんなバラしパターンを乗り越えて今回はかなり自信を持ったシステムでファイトできたと思います。このような形ではありますが感謝申し上げます。自信を取り戻せたと思います。でもやっぱデカイGTを釣りたいですね。人にランディングさせてやりたい(親切ではなく使役)です。

    あと、遠征立ててくれた九大の二人、ランディングもめっちゃ喜びを分かち合ってくれて本当に嬉しかったです。ありがとうございます本当に。今度は九州北部案内してくださいよ〜〜(絶大な甘え)

    あ、それと宿にもめちゃくちゃお世話になりました。本当に。神宿です。


Supplement

S1. 

    とよしまくんはバカでかいGTに切られたり(水面にとんでもないデカさのGTの下半身が飛び出てた)、根ズレでやられたり(Fig. 4)やばかったです。あれ特に初日だったのでこのフィールドのポテンシャルを叩きつけられました。尻尾だけにね。ちなみにいいサイズのカスミアジをつってました。ほどほどサイズのロウニンアジ(T)バラしたりもしたみたいです。

Fig. 4 切られた人


S2. 

    実は一回オフショアキャスティングやりました。まいとくん、船酔いで散々ダウンしたのに気合いで投げ続けてたし、帰ってきてからも先輩二人を叩き起こして磯に向かったり激アツでした。今回はデカイ魚とのコンタクトはなかったですがたぶん彼のような人はすぐ釣ると思います。いや、僕の勘はあてにならないのでやっぱり見なかったことにしてください。ちなみにオフショアはボウズでした。

S3. 

    シャコパンチは痛い(Fig. 5)。

Fig. 5 干潮でめっちゃいたシャコ(おそらくフトユビシャコ)
まいとくん捕まえるのうますぎ。調子乗って捕まえようとしたら中指をパンチされました。
みなさんは前からいかないように気をつけましょう。


S4. 

    とよしまくんは以前オナラに火をつけて遊んでいたら服に穴が空いたらしいです(Fig. 6)。

Fig.6 穴空いた服




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