2018年4月21日土曜日

都内 SMALL

こんにちは。釣友会に入って間もなく1年、大学二年生になった石井です。時はまさに新歓真っ盛り、しかしもちろん個人釣行も忘れてはいません。二度ほど都内の某川に釣りをしに行ったので今回はそれについて書きます。


Day 1

前日、某川で釣りをしていた副部長のたけくんからマルタウグイが釣れたというアツイ知らせが入る。(そのマルタさんはたけくんのフィッシュグリップと共に川にお帰りになったそうです...)

スモール狙いで某川に行っていたたけくんが次の日もリベンジするというので、ぼくも最近買ったばかりのアジングロッドを試しに行くことに。

遅れて某川のポイントに行き、たけくんと合流、しかしすでに釣り人が結構いる......平日ですよ!?

たけくんは一旦スモール狙いをやめ、ぼくと一緒に前日にマルタ釣ったというポイントへ。ときに、対岸ではコイのような鈍い黄金色の魚がバシャバシャやっている!

アツイ。

たけくんがルアーを投げると、着水直後にアタリが!なんと一投目でヒット!しかも結構引いてる!アガってきたのは、

結構迫力のある魚。


ニゴイ!結構でかい。口の周り追い星がでている個体。

ぼくはその後もスプーンを投げ続けるもなかなかヒットがない。めげずに投げているとアタリが!3lbラインのドラグゆるゆる設定だったので、めちゃくちゃ走られる!

タイミングをみてドラグを調整しつつ、ファイトしていると、赤オレンジの筋が見えてくる。そして釣れたのは、、、

意外と大きい。


念願のマルタ!実は2018年に入ってからまともに釣れていなかったので、率直に嬉しい。

そしてアジングロッドも魚を弾かずしっかりとバーブレスフックのスプーンで釣ってくれたので大満足。

その後たけくんがマルタがたむろしているポイントを発見!投げるたびにヒットするが、全てスレ掛かり...どんだけマルタいるんだ!?

なんか凛々しい。


口はあまり使わないのかスプーンのカラーが良くないのか、ぼくがスプーンを投げても反応が薄い。しばらく投げてようやく一本追加。

自撮りって難しい...


その後たけくんと共にスモールを狙うもノーバイト。別の川にスモールを狙いに行くたけくんと別れてこの日は納竿。


Day 2

この日は正木さんと一緒に同じポイントでスモール狙い。バスルアーを持っていないぼくはスプーンを投げる。足元にスモールがいるのが見えるが、ほとんど反応しない...ナワバリ争いをしているのか、彼らはたまに追いかけっこをしている。

と、ぼくと正木さんの後からやってきた人がものの数投でバスをカケる... Oh...しかも big small...

しばらく渋い状況が続き本当に釣れるのか?と思い始めた頃、横を見ると正木さんが何やらアツいファイトをしている!そしてアガってきたのは、、、

ナマズは目がかわいい。
65cm!結構でかい。


ナマズ!! 本命ではないけれども嬉しい一匹。そして正木さん、とりあえずBozu回避。

そしてここで正木さんの調子が上がってくる!しばらくして、big small らしきものをカケ、余裕の表情でファイト!(ぼくにはそう見えました...)

足元までやってきてバシャバシャやっているのはまさしくスモール!これは釣ったわwと思っていると、

ふっ....とフックが外れる.... 痛恨のバラシ。。。気の緩みはフックの緩み...


その後も正木さんは何度もスモールをかけるも全てフックアウト...トラウトロッドではフッキングが甘くなってしまうよう。その後正木さんにワームを貸してもらい、ぼくもスモールを狙う。しかし、アタリは何度かあったものの釣れない。

2限ブッチコースで釣りをしていた正木さんも流石に3限はブッチできないということで、正木さんは時間ギリギリまでスモールを狙い、ぼくが夕食用にマルタを調達しに行くことに。(実は前日から正木さんと、マルタかスモールが釣れたら食べてみようという話をしていました)

マルタポイントへ向かってみると... Oh...前日とは打って変わって魚っ気があまりない...しかも先行者がいる。マルタがいなくては仕方がないので目を凝らして水中を探す。

すると、大量のコイと少々のマルタに紛れて何やら黒っぽい魚がいる。と、一匹が足元近くのストラクチャーの間でステイしている。もしやスモール?と思い、ダメもとでスプーンを落とす。が、なかなか目の前に落ちない... 数投目でやっといい場所に落とすことができた。

そこからしゃくると、パクッ、っと食らいついてきた!

根に潜られないようにファイトしつつランディング。アガってきたのは、スモール!!

菜の花とスモール。ちなみに36cm


興奮冷めやらぬまま、急いで正木さんのもとへ向かう途中急コケて膝を擦りむいてしまったが、スモールが釣れた嬉しさには及ばない。

スモールを締めて、クーラーボックスに入れるという尋常ならざることをしつつ、この日は納竿。


Day 2 evening

ネットで調べたところによるとスモールは美味しいらしい。というわけで、実際に食べてみた!

クーラーボックスを開けると、某川の香りが漂ってくるが、思っていたよりは強くない。いけるのでは?

生きている時より黒い。


一応生態調査も兼ねて胃袋の中身を見てみる...

何と腹に入っていたのはワームのみw、衝撃を受けつつ、捌き、調理する。

ムニエル
アヒージョ風


調理中、極上の香りが立ち込めてくる。これは絶対おいしいでしょ。期待を膨らませつつ、いざ実食!



まず、アヒージョの表面を恐る恐るかじってみる。おいしい。これはいける!と思ってほおばる。すると瞬時に某川の香りが口に広がり、そして鼻をぬけていく.......

SMALL SMELLS


一応ムニエルも試してみる。と、こちらは意外にもいける。

少しほっとしつつ食べ進めていくと、急にアヒージョの時よりも強烈な某川臭がッ!

身体が飲み込んだものを拒否しreverseしようとするが、頑張って耐える。

実は臭いが強烈だったのは腹側だけだった。ムニエルも背側は普通に美味しく食べられた。アヒージョでは腹側の臭い成分が全体にまわってしまったのかもしれない。

身質は良いが、某川の臭いが強かったということなので、もっときれいな川ならもっとおいしいのだろう。また、適切な処理と調理をもってすれば、きっと某川のスモールも立派な食材になると思う。

改めて、料理の大事さがわかった気がした。

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最後に、PERFECT NO BITEやらABSOLUTELY NO FISHという用語とは無縁の釣りを楽しませてくれた某川に感謝しつつ、この記事を締めましょう。



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