「今回の釣行あっという間でしたね、5日間経ったとは思えない。」
最終日、釣りを終えて東京に帰るため旭川空港に向かうレンタカーの中、4人はそう口を揃えた…..
こんにちは、2年の高井です。
東京では梅雨の真っ最中である6月、北海道ではイトウ釣りのベストシーズンを迎えます。日本三大怪魚の1種であるイトウは大きくなると余裕で1mを超える魚であり、かつて個体数が激減し今では北海道でのみ生息しているため幻の魚と言われます。
今回はそんなイトウを狙って北海道へ行ってきました。メンバーは4年の正木さんと後藤さん、3年の石井さん、2年の高井です。SNSには釣りに行くたびに数本のイトウをキャッチするアングラーもいて、期待を胸に北海道に飛びました。
・Day 1
その後、ニジマスも釣っておこうということで数カ所のポイントを巡りますが、結局ニジマスは姿を現さず、この日に釣れたのはオショロコマのみとなりました。
2日目からはイトウを狙うので、夜のうちに場所を大きく移動しました。
・Day2
この日から二手に分かれて、イトウを狙います。
イトウ初挑戦の後藤さんと僕は実績ポイントに入り、確実に一本を釣ることを目標にして竿を振りました。朝まづめ夕まづめを含めて数時間粘りましたが、後藤さんに1バイトあったのみ。時々ライズはあるものの、イトウに出会うことはできませんでした。
高井視点。後藤さんが釣りしている |
一方、昨年イトウを釣り上げた正木さんと石井さんは新たなポイント開拓に向かいました。背丈より高い藪を漕いで上流域に入ったそうですが、こちらはノーバイト。結局竿を振っていた時間より藪を漕いでいた時間の方が長かったみたいです笑
藪漕ぎ。正木さん視点 |
まあまあ、イトウ狙いとしては初日ですからね。
・Day3
話は少し変わりますが、今回の遠征中、野生動物をよく見かけました。足跡はいたるところにあります。エゾジカ、キタキツネ、エゾリスなどは見ていて楽しいんですが、出会ったら怖いのはヒグマですね。襲われたらひとたまりないはずです。
今回の釣行では、釣り場に入る前に爆竹を鳴らし、熊スプレー2本とナタ2本を用意していざという時に備えました。
動物の姿が見えればある程度安心ですが、時々何者かわからない獣臭がするんですよね。正木さん石井さんペアに至っては、サーフで海アメマスを狙っている時にヒグマの足跡を見かけたらしいです。怖い。
それはさておき、この日、後藤さんと僕は何度かイトウの姿を見かけました。70cmはあるであろうイトウが水面にモワッと出ます。イトウが出たポイントに何度もルアーを通すと、バイト!ただのせられません。イトウに予想以上の迫力と貫禄を見せつけられただけで、ノーフィッシュ。
別行動をしていた正木さん石井さんペアから「釣れたよ」とのLINEが入ります!
送られてきた写真がコレ。
もちろんイトウを狙った釣りもしましたが、完全なノーバイト。どこいったトラウト大国!
..............しかしバイトがなければ、ライズもない。
最後まで信じてキャストを繰り返しますが、魚からの反応はありません。そして午前11時、飛行機の時間の都合で、イトウを手にすることなく竿を畳むこととなりました。
旭川空港に向かうレンタカーの中で短い5日間と感じたのは、イトウを求めて竿を振り続けたのにも関わらず魚からの反応が乏しく、イトウを狙う時間がもっとほしいと感じたからでしょう。
こうして終わった4泊5日の北海道イトウ釣行でしたが、僕にとっては初めての遠征でした。個人的に遠征に関して不慣れである、課題があると感じました。遠征の計画や情報収集、車の運転をしてくださった先輩たちに感謝しないといけません。
イトウの個体数が少ないのか、マッチザベイトできていないのか、ルアーアクションが間違っているのか.......釣れなかった理由をいろいろ想像することはできます。しかし世間的にあまり開拓されていない釣魚種であるということもあって答えは分かりません。
リベンジして確かめるしかありませんね。
動物の姿が見えればある程度安心ですが、時々何者かわからない獣臭がするんですよね。正木さん石井さんペアに至っては、サーフで海アメマスを狙っている時にヒグマの足跡を見かけたらしいです。怖い。
サーフヒグマ |
別行動をしていた正木さん石井さんペアから「釣れたよ」とのLINEが入ります!
送られてきた写真がコレ。
こんな北にボラがいるとは思いもしませんでした |
・Day4
連日藪漕ぎをしている正木さんと石井さんは、藪の中で草が動いてシカが飛び出すなどヒグマを疑うような体験を複数回しています。この日は二人が藪漕ぎをしている前方で草が動き、熊スプレーのストッパーを外し、トリガーに指をかけるところまでいったようです。結果何もありませんでしたが、かなりの恐怖体験だと思います。
イトウを少し遠く感じてきたこの日の午後。宗谷岬に行ったり、海の幸をいただいたり。軽いルアーを使ってウグイを釣ったり、海にワームを投げたり。
なかなかいい型のカレイ |
爆風極寒の海で釣ったソイ |
もちろんイトウを狙った釣りもしましたが、完全なノーバイト。どこいったトラウト大国!
・Day5 最終日
この日は雨が降る上に風が吹き荒れる悪天。釣りはしにくいものの、魚の活性が上がるのではないかと期待大です!最終日1匹だけでも釣りたいので、全員で実績ポイントにルアーを投げていきます。..............しかしバイトがなければ、ライズもない。
最後まで信じてキャストを繰り返しますが、魚からの反応はありません。そして午前11時、飛行機の時間の都合で、イトウを手にすることなく竿を畳むこととなりました。
旭川空港に向かうレンタカーの中で短い5日間と感じたのは、イトウを求めて竿を振り続けたのにも関わらず魚からの反応が乏しく、イトウを狙う時間がもっとほしいと感じたからでしょう。
こうして終わった4泊5日の北海道イトウ釣行でしたが、僕にとっては初めての遠征でした。個人的に遠征に関して不慣れである、課題があると感じました。遠征の計画や情報収集、車の運転をしてくださった先輩たちに感謝しないといけません。
イトウの個体数が少ないのか、マッチザベイトできていないのか、ルアーアクションが間違っているのか.......釣れなかった理由をいろいろ想像することはできます。しかし世間的にあまり開拓されていない釣魚種であるということもあって答えは分かりません。
リベンジして確かめるしかありませんね。
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