2019年7月18日木曜日

哀しみ

どうも…1年の宮武です。今回はまず釣行記録の前に僕の身に起こった本当にあった怖い話をお届けしたいと思います。


7/9、時計は20時を23分回ったところであった。夕食を済ませいつものように釣り具メーカーのホームページをはしごしながらくつろいでいた宮武の部屋に突然、けたたましい着信音が響く。彼女からの電話であった(彼女いたの?!)。電話に出た宮武をまず迎えたのは刹那の沈黙、そして堰を切ったように彼女は口を開いた

彼女「………。もう終わりにしたいの。」
宮武「……………。ん?(オワリ?ナンダソレ?                 
           ああ、愛知県の旧国名か!)」
彼女「趣味が合わなくて……。」


なぜこんなことになったのか?
俺は今まで寝ても覚めてもどうやったらもっと魚が釣れるかだけを考え続けてきたのに

この後二人がどうなったかは想像に難くないだろう。私が伝えたいことはただ1つ、これは決して他人事ではなく釣り人全てに関わる問題であるということだ。
常識では考えられない出来事、アンビリバボー。あなたの身に起こるのは明日かもしれない。







と、いうことで改めましてこんにちは!一年の宮武です!ここで臆しては男ではない、ということでフラれた週の土曜日に野島防波堤に行ったのでそのことについて書こうと思ったのですがあんまり釣果が芳しくなく、臼井さんが再び携帯を水没させたこと以外は特記事項がないため、記事にできませんでした。
そこで今回は、野島のリベンジとして行ったショアジギング小遠征をメインにお伝えしつつ最近行った釣りにも簡単に触れておきます!

<7/3 シーバスフィッシング>
1人で都内某河川へ。
念願のジャークメソッドを使用し橋脚の明暗からシーバスを引きずり出す。宮武にしては珍しくうまくいった釣行。




<7/6 ヒラメ五目船>
1人で庄三郎丸のヒラメ五目船に乗るも鯖二目船と化す。初めての船釣りがトラウマに。

こんなに哀しげなクーラーボックスは見たことがない






<7/8 ジギングでタチウオ>
タチウオが好調だとの情報を得ていてもたってもいられず、1人で現場に向かう。宮武にしては珍しく本命がちゃんと釣れた上にあんまり渋くなかった。




銀色に輝くその姿はまさに太刀

<7/17 ショアジギング@江ノ島>
はい、これが今回のメインです!今回は1人で江ノ島に行くことにしました(もはや「1人で」が、〜に向かうの枕詞)。今回の本命はぶりの幼魚であるワカシです!何を隠そう宮武は青物を釣ったことがありません!ワカシは幼魚とはいえ青物の名に恥じぬパワフルな引きをすると聞き期待に胸が膨らみます。時合いが訪れる可能性が高い朝まずめに間に合うために終電で向かい、前哨戦として近くの港でエサ釣りをしながらのんびり夜を明かすことにきめました。
 エサ釣りで狙うのは野島で釣ることができなかったマゴチ。キスの泳がせで狙います。



しかし、なかなかあたりが出ないため片手間でライトゲームをやることに。ワームを投げると釣れたのは

謎の魚(むつっ子?)

立て続けに2匹ほど釣れます。




そうこうしている間に置き竿にしていたキスの泳がせのドラグの音が鳴り響きます。いきなりの激アツ展開に軽く震えながら鬼合わせ!すると竿に重みが!
しかし巻いてくるとただ重いだけで引かない。上がってきたのは……
案の定エイでした



ここでタイムアップとなり今回の本来の目的地の江ノ島へと向かいます。

4:30江ノ島裏磯到着。朝早いのに既にかなりの人が釣りをしています。なんとか空いている場所を見つけて即座に釣り開始!


するとその一投目。手前でシャクリを入れている途中に微妙に重さが。あげてみると

カマスです!

幸先の良いスタート!
ここから一気に爆釣モードかと思いきや全く反応のない時間が続き、そのまま朝まずめ終了。常連のおじさんに話を聞くと先月まではワカシが大量に入ってきていて120匹が当たり前だったが、ここ数週間の雨で完全にわるくなっているとのこと。さらにそのおじさんはこんなことも言ってました。

「ホウボウですか?方々にいますよ。」


さて、気を取り直して次に行きましょう。
その後もジグを投げ続けるも全く反応がなありません。それもそのはずサビキの人ですら釣れていません。ベイトがいないのに青物が入ってくるわけがないじゃん!しばらくジグを投げ倒して疲れた宮武は徹夜の疲れもありしばし仮眠をとることを決断。寝てる間にワカシがわくことを恐れながら浅く眠ること20分、ついにその時がやってきます。なにやら胸騒ぎを覚えた宮武は飛び起きて竿を装備、するとおじさんが「ちょうどワカシが入ってきたよ」と教えてくれました。我ながらグッドタイミング!弓角(日本の伝統漁具、気になる人はしらべてみてください)をしているおじさんが結構釣っていたことから魚が表層を意識していると判断、ジグで表層を重点的に探ります。
ジグをジャカジャカ巻きしていると突然リトリーブをガツンと止めるあたりが!巻いてくると黄色い魚体が(ワカシって黄色かったっけ?)

ペンペン(シイラの幼魚)でした




その後もワカシからの反応を得るためにジャークの速さやレンジ、アクションなどを試行錯誤しながら釣りを続けます。
すると、中層までしゃくりあげて、フリーフォールそしてさらにそこから15回目のジャークの時でした。急にしゃくった感覚が重くなり巻いてみるとひたすらに重い。最初はゴミかと思いそのまま巻いてきましたが、2メートルほど巻いたところで急に首を振り始め、そこで初めて魚だと気づきファイトを始めるも時既に遅し、主導権を完全に握られ走り回られた挙句、手前の根にすられラインブレイクしました。魚の姿を見ることはできませんでした。青物かもしれないしはたまたエイかもしれません。しかしその姿を見ることなくなおかつ完全に主導権を握られ魚を止めることができなかったことに不甲斐なさを強く感じまし
た。圧倒的なファイトの経験不足。たくさん魚を釣って精進していきます!

その後、魚からの反応が得られなくなったため少し場所を移動して釣りを再開。いろいろ試して行く中でシーライドの逆付けメソッドをリアクションバイト狙いで試してみると、フォールであたりがありヒット!かなりの重量感と引きがあり、これが青物かと思いながら上げてくるとそこに見えたのは丸くて白い魚体。まさかお前は……

フグです。

サイズが良かったので結構ひきました。あとフグにしては珍しくきれいに口掛かりでした。シーライドの逆付けにはかなりお世話になっていてタチウオもこれで釣りました!(ブルーブルーの回し者ではない。)


さらにカマスをもう1匹追加。


この後も粘り続けるも結局本命であるワカシの姿を見ることはできませんでした。

本命を釣り上げることができず満足に魚とのファイトもできないなど悔しさが残る釣行となりました。今回の釣行でショアジギングの無限の可能性を感じたのでますますはまっていくと思います。経験者の方は教えていただけるとありがたいです。初心者の方は一緒にショアジギング始めましょう!
あと、タチウオとか僕が行ったつりに興味ある人は声かけてくれたらまた一緒に行くんで気軽に声かけてください(特に一年生)。
1人は寂しいんです。

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