2021年10月21日木曜日

激シブダイ大島

M2臼井です.

台風や台風じゃないやつがピンポイントで直撃してogswrとdnjの夢が破れ,虚無の9月前半を過ごす羽目になりました.流石にこのままではアレなので毎度お馴染みの大島へ行ってきました.(行き過ぎて遠征とかじゃない感覚) メンバーはM2後藤と釣友会ではない研究室同期1人です.

最後の夏休みを満喫すべく釣り道具だけでなくシュノーケル道具なども用意して,今回のコンセプトは”エンジョイ”なのでつらい釣りなどしません!(普通に強風うねり予報)


1日目昼


<午前>
岡田港:虚無朝マズメ
泉津港:立ち禁(島外の釣り人と漁師が揉めて現在でも封鎖されてるらしい)
裏磯市兵衛:ワームでハタ少々とショゴ

1投目からきっちり釣る後藤

ピックアップ際に食ってきたショゴ

魚はちょっと釣れたけど,蜘蛛の巣まみれの林道をハイキングして藪漕ぎでびしょ濡れになって通り雨に降られたのは普通にエンジョイではなかった.

今回はあくまでエンジョイなのでパンツまで濡れたことは忘れて美味しいものを食べに行きます.

中華そば すする

<午後>
いよいよ雨が酷くなってきて釣りは断念.仮眠する後藤を残して2人でシュノーケルをしに行きました.タマンに餌付けできたのは楽しかったけど大雨の中で泳ぐのは何かエンジョイとは違う気がするような.


1日目夜


風向きが変わってなんとか本命HBに入れました.強風なので下段でやろうと思ってたところ,突如激ヤバうねりが襲ってきて撤退.明るいうちでマジで良かった...(股下まで濡れて三脚が流されそうになりました) セットが入ると突然バカ高くなったりするのでうねりあるときは本当に注意ですね.

気を取り直して上段に入ります.追い風強風・うねり高めという状況は昨年の9月にタマンが爆釣した状況とドンピシャでした.

日没後しばらくして後藤の竿にドラグが出るアタリがあるものの根に入られてブレイク.根に入ってもすぐ出てくるタマンとはちょっと何か違うな,と思ったら正体は最近ホットなアイツでした.

フ!エ!ダ!イ!

「幻の超高級魚」とかいうフレーズはYouTuberお得意の誇大表現ですが,幻ではないけどマジモンの高級魚フエダイ.去年からずっと狙ってようやく手が合って釣れました.抜き上げて背中の星に気づいてから1分くらい絶叫.

さっきのバラシとこの1匹でフエダイのポイントを完全に分かってしまったので,3人で集中攻撃すると...

最大49cm

投げ釣り初めての同期も

後藤も釣って全員安打

途中経過

ポイントが被ってるのか推定50kg以上のマダラエイかなんかにリーダーや錘を持っていかれて邪魔されますが,後半は1投1アタリでエイエイエイ/フエダイ/バラシバラシみたいな感じのフィーバータイム到来.

フエダイ,アタリのわりに繊細でポイントもピンで実質根魚なのでタマンの5倍くらい難しいイメージ.タマンの釣り方とはちょっと違ってたので今まで釣れなかったのも納得でした.

いつの間にか雨風止んで満天の星.こういうのも夜釣りの醍醐味ですよね.

プレアデス星団

陸の上は落ち着いても海は変わらず活性が高いままでした.ラスト1投で後藤がきっちり〆て,全員大満足でエンジョイ夜釣りの部終了.

後藤2枚目


2日目昼


夜釣りの大満足な結果で罪悪感無しの朝マズメブッチからスタート.

前日から一転して外は快晴,もう釣りは良いかなという雰囲気が漂っていたのでシュノーケリングに行ってきました.

魚肉ソーセージでタマンに餌付け

カメ

泳ぎ釣りでアカハタを釣る後藤

前日より透明度が高くてまさにエンジョイ.


まとめ


1日目の昼にはどうなるかと思いましたが夜釣りから持ち直してまさにエンジョイ大島釣行でした.個人的には誕生日に初フエが釣れてクソ嬉しい.

夏合宿とかで”大島=あんまり釣れない”イメージがある人も多いと思いますが,気まぐれな回遊魚と違って,タマンやフエダイなどの投げ釣りのターゲットはよほど天気が悪くない限り結構な確率で釣れます.意外と近い,釣り物が少なくてクソ暑い真夏の夜に狙えて,引きが良い,味も良い,など非常に楽しいので大島でのタマン・フエダイ狙いの夜釣りは非常にお勧めです.

道具の初期投資がそこそこしてしまいますが,一度揃えれば離島の大物投げ釣りだけでなく本土でのカレイ・マダイ・ウナギ・キスなどいろいろな美味しいターゲットを年中狙えるので,これから本格的に釣りを始めたい人には特に投げ釣りを推します.

背側の身でこれだけのサシ

後藤作フエダイのあら汁

アカハタの清蒸

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