2018年3月31日土曜日

個人釣行 モンスターヒラスズキ

ついにヤバい魚を仕留めたので記事にします!就活の鬼と化している新4年の中村です。

長崎県の離島にヒラマサ・ヒラスズキ狙いで行ってきました。

3月末の大潮周り。期待感がヤバい。

福岡に用事があり、そのついでの釣行なので、わずか12日の超短期決戦。

しかし、この遠征への意気込みは並大抵ではなく、ヒラスズキロッドを購入し、ルアーも補充。




今回は、九大フルキャストのメンバーであり、高校同期でもある友也君との釣行です。

玄界灘の離島フェリーはめちゃめちゃ便利で、深夜12時に博多港を出発して、午前2時過ぎに島に到着します(そして激安)。朝マヅメを効率的に打てるってワケ。レンタカーはあらかじめフェリー乗り場に設置してもらえます。

初日


島に到着後、北東にある超一級磯に向かい、エントリー。

この日はほぼ無風で、ベタ凪。しかしこのポイントには潮がガンガンあたり、潮波が立ち、雰囲気ムンムン。青物狙いでダイペンやポッパーをフルキャストし、誘い続けるもなぜかチェイスすらない…

ジグでボトムを探っても出ない。

ちーん。

朝マヅメ終了のお知らせ()

雰囲気は最高なんだけどネ…


その後休息を取り、午後の上げ潮を攻めることに。方々ランガンしたものの、潮が1mmも動かん。サラシもZEROなのでヒラスズキもノーチャン。

夜は堤防でクエ狙いのブッコミをやるものの、友也君が良型カサゴを2匹釣って終戦。

今回泊まったゲストハウスのオーナーさんは、某有名ルアーメイカーのプロスタッフの方で、ヒラマサ・ヒラスズキを獲りまくってる超エキスパートアングラー。(みんながヒラメを釣りまくってるあのルアーのメーカーです。)

色々と話を聞くとめちゃめちゃためになるアドバイスをしてくれる。ヒラマサ自体は接岸しているものの、ほとんどトップには出ないとのこと。底潮が効いているタイミングでジグをしゃくれば高確率でヒットに持ち込めるとの情報をいただきました。

この宿、素泊まり¥3300と安いし、清潔だし、おかみさんも本当に素敵な方で、最高です。

2日目


昨日とはうってかわって爆風。フェリーの時間上、午前9時には納竿しなければならない。
せっかくなのでヒラスズキ一本狙いで頑張ってみることに。

朝マヅメ、昨日ブッコミをした堤防のすぐ脇のゴロタ浜に隣接した磯に向かう。この近辺に大量のベイトフィッシュがたまっているのは確認済み。

超小場所なので、20分ほどやってダメだったら移動する算法。

エントリーしてキャストしているうちに、左手に絶妙なサラシが出ているのを発見した。

慎重に足場を選び、セットの波が落ち着いてサラシが広がる瞬間を待つ。

完璧なタイミングでトゥルーラウンドをキャスト。デッドスローで数巻すると……

ゴチン!!!

キタッ!!!!!

一瞬のされかけるも、フッキングをキメる。最初、あまりの引きに「これヒラマサやろ!!!」と思っていると、波間から白鱗を纏った巨大な魚体がド派手なエラ洗いをするのが見えた。夢にまで見たヒラスズキだ。

あまりのデカさに脳味噌をショートさせながらも、必死のロッドワークでラインブレイクを防ぎ、最後は腰まで浸かりながらゴロタでランディング。






人生初ヒラスズキ。85cm6kg

興奮のあまり「やっちまったよ…ヤベエヨヤベエヨ(裏声)」と大騒ぎ。

足が震えて立てない。

叫びまくりました笑


体高がマジでヤバい(語彙力)


その後、ランガンするもいいポイントを見つけられず終戦。間近で僕にモンスターを釣られてしまった友也君は「絶対また来る」とのこと笑

ゲストハウスのオーナーさんとおかみさんにもめちゃめちゃ喜んで貰えて、遥々来た甲斐があったなと思いました。

初ヒラスズキが85cmとかいう異常なサイズを釣ってしまいましたが、今後もヒラの腕を磨き、いつか記録更新したいです。ハードル高すぎるw

つい先日、外房磯8連敗をキメて、なかなかしんどい思いをしましたが、磯に通い続けてようやく最高の魚と出会えました。



このブログを見ている新入生のみなさん!全国のフィールドで大魚を追いかけてみませんか?日常生活で足が震えるような体験ってなかなかないと思います。釣友会で一生懸命釣りをすれば、いつかそんな体験ができます。入会大歓迎です!一緒に夢を追い求めましょう!



タックルデータ:

ラテオ110MH
サステイン4000XG
PE2200m
ナイロンリーダー40lb 2ヒロ
トゥルーラウンド115f(レッドヘッドホロ、st-56 #2 フックチューニング)

3月個人釣行 正木編

明日から3年生になる正木です。
どなん合宿後そのまま帰省した高知での釣行記録です。

3/27
野池でバスを狙うも撃沈。となりで体操服の小学生にジッターバグでライギョ釣られた上に、突然「ルアー見せて下さい!」と話しかけてきた小学生に唯一持っていたワッキー用のフリックシェイクを見せると、「あ、これかぁ」と冷ややかな反応をされる。

3/28
変なプライドはないので、ポイント到着後すぐさま昨日小学生が釣っていた杭のそばに投げこむ。ハイピッチャー1/2ozでは潜りすぎるしフックがすぐゴミを拾ってしまうので、クリスタルSのシャローロール3/8ozにゴミ回避をねらってデスアダー4inchをセットし、バジング気味にリトリーブすると、杭の真横でヌルッと魚体が翻った!


昔から大好きなライギョ!(見た目的な意味で)
ヘビ柄の模様が鮮明でかっこよすでした。

3/29~30
強風注意報が出たのでちょっと遠出して車中泊し磯ヒラへ。
しかし磯ぐつの底がべろべろにはがれるわ、向かい風10mの中で全身シャワーを浴びるわ、ただひたすらにつらい。

えぐいサラシ

ヘビーでシルエット小さめのルアーをチョイスして向かい風にキャストし続けるも、だめだめでした。免許取立てのペーパードライバーに車中して165km走るのはつらかった…
あ、ウェットスーツはマジでおすすめです。アマゾンで5千円で買えるやつで十分だし、頭からガンガン波かぶっても萎えずにキャストし続けられます。

3/31
昨日の中村さんのランカーヒラを見て悔しさに震えていた正木は午前2時に目が覚め、そのままナイト砂ヒラ(俗に言う銀メバルゲーム)へ。1時間ほど走ってポイントの河口につき、夜明けまで投げ倒すも反応なし…
明るくなってきて海面をみると、波打ち際やら少し沖やらでなんかわからんがバコバコライズしている!すかさずソルトペンシルをドッグウォークさせるも反応なし…
完全に夜が明けて周りのアングラーも帰り始めたので、隣でかっとび棒投げていたおじさんにライズしているのは何の魚なのか聞いてみると、全部ヒラスズキとのこと。まじぃ?河口の稚鮎に付いているそうで、確かに付近には打ち上げられた無数の稚鮎が。いわゆるマイクロベイトパターンというやつで、こうなるとルアーサイズを稚鮎(6~7cm)に合わせるか、ほかにいい条件(気温上昇や波っ気など)が重ならないと食わせるのは難しいとのこと。隣接するゴロタの方が魚は出やすいのではないかというアドバイスを受けてすぐさま移動しました。

ゴロタに移動して三投目。根がかりかと思って竿をあおると、ん?なんかひいてる。
寄せてくると10mほど先の岩に魚が引っかかってしまったが、竿の長さが足りないので仕方なくベールフリーにして魚を誘導していると、なんか茶色くて平たい魚体が見えた。

ぬーちー。46.5cm

磯らしい褐色の黒鯛でかっこいいけど…

このあと海藻まみれの岩の上で滑ってアゴを強打。このときは気づきませんでしたが、あとで鏡見ると腫れ上がってコブダイみたいになってました。
フェルトウェーダーではこれ以上は危険だと判断し撤退…

失意のうちに車へと歩いていると、潮が引いて浅くなったせいか、朝やってた河口が寄せる波で真っ白になっている!
ゴロタ移動推奨おじさんの、「マイクロベイトパターンは、ほかにいい条件(気温上昇や波っ気など)が重ならないと食わせるのは難しい」という言葉を思い出し、裏を返せばこの状況なら食ってくるのでは?と考え、帰る前に少しうってみることに。

シンペンを沖に投げ入れ、川の流れが波にぶつかるところまで引いてきてリールを巻く手を止めていると、食った!
河口の対岸にあるテトラへと一直線に走る魚を強引に逆方向に力をかけて止め、障害物のないサーフまで移動して寄せる。見えた。ヒラスズキだ!


えらぶたの下にフッキングしていたうえにリーダーが頭を一周していたもんだからえらい重かったのですが、67cmとそこそこのサイズでした。それでもマイクロベイトを攻略して地元で獲った一本は嬉しかった。

腫れたアゴを隠す完璧な自撮り

だいぶシンペンの使い方がわかってきた気がします。今日のヒットルアーはヘビーショット85でした。かなり小さめのサイズですが、21gあってフックも4番がついているので非常に使い勝手が良いルアーです。

マイクロベイトパターンが終われば磯にもヒラスズキが着くんじゃないかと思うので、もう少ししたらまた高知で磯ヒラやってみる予定です。


さて、サーオリを完全にほったらかしての釣行でしたが、今年の新入生もどんなふうに育っていくのか楽しみでなりません。わざわざサークルに入ってまで釣りしなくても…と思う人もいるかもしれませんが、仲間とともに苦境を乗り越え、手にした一匹の喜びはひとしおです。私たちと共に大自然の中、感動を分かち合いましょう!

2018年3月26日月曜日

2018ど⤴︎なん釣行 たけ視点

みなさんこんにちは、副部長のなかむらたけです。

すでに部長の大村くんがど⤴︎なんの記事を書いてくれていますが、今回の釣行ではいくつかの班に分かれて行動していたり参加日程が違ったりするということもあって、大村くんの記事を補完する形で僕視点の遠征日記を書いてみようと思います。

いくらかかぶる内容もあって冗長になりますがお付き合いください。

3/15
 先行組に遅れて東京を出発、飛行機に乗った経験はほとんどなく、しかも初めて一人で乗るということでドキドキしていました。この日は目的地近くの島まで行って一泊、目的地までは翌日のフェリーになります。


目的地近くの島の空港

3/16
 朝10時にフェリーに乗船。
 4時間ほどで目的地に到着します。このふね、前はゲロ船なんて呼ばれてめちゃくちゃ揺れる船だったらしいんですが、新しくなりあまり揺れなくなったようです。この日は天気も良くてあまり揺れませんでした。まあ結構揺れてましたが。

 無事先行組に合流、さっそく夕方から夜にかけて磯キャスティングへむかう。
 じつは磯で釣りをするのは初めて。まさか初磯がこんなところであんなデカイルアーを投げることになるとは思っていませんでした。
 同じ場所に入っていた大村くんが暗くなってきた頃にでかいカマスをつってテンションが上がったものの僕はノーバイトで終わりました。まあ初磯だから仕方ないでしょう。

3/17
 朝、早起きして磯へ行きますが魚からの反応は無し。
 お昼は正木さんと川の方へ。
 先日正木さんがホシマダラハゼをつっているのでとても期待大。しかしハゼの反応はなし。
 上流の方へポイントを見に行くことに、するとちょっとした渓流にたどり着く。
 川を覗くと小さいユゴイが泳いでおる!早速POP-Xをキャスト、ピチャッとかわいいバイト!しかし抜き上げる瞬間にフックオフ。
 再度投げるともう一度可愛いバイト!しかしうまく乗らず。
 余裕パターンかと思いきやバイトがなくなる。
 
 もうちょい上流のとこにルアーを投げると木陰から2匹がとびでてものすごいアタック!するかと思いきや水面には出ず、もしかしてこいつらめちゃくちゃ警戒心高いのでは。
 (じっさいそのようで、魚にくわしい後藤さん曰くそうらしい。)

 少し時間をあけてもう一度同じ場所に入り直す。
 丁寧に水をかませるようなポップをさせているとバフッ!と激しいバイト!何事かと思ったら20cmはある大きいユゴイが食った!結構引いた!
 オオクチユゴイ!もともと魚の存在は知っていて、フナみたいな可愛い魚かと思っていたらシーバスとかブラックバスを体高高くオシャレにしたような超かっこいい魚でした。一目惚れ。
 
 このあとはほぼバイトなし、一緒にいた正木さんもダメだったそう。というか場所が狭くて正木さんはキャストに苦労していました。
 このあと熊井さんと大津さんも挑戦しましたがノーバイト、まじで警戒心が高い魚らしい。

 この日の夜は再び磯へ。
 僕はサーフェスブルで初バイトを経験できたもののノーフィッシュ。
 大村くんの記事にあるように僕らが入るはずだったポイントを占拠した熊井さんがイソマグロをあげるなんてイベントも起こりました。

3/18
 この日はえきさん、大津さんのカジキトローリングの船に乗せてもらえることに!
 ジギングをやったことがなかったので後日の船に備えてここでのカジキの餌確保でジギングの練習ができました。
 小さいマグロでしたがめちゃくちゃ引いてびっくりしてしまいました。マグロってこんなに泳げるのか...
 取り込みの際もリーダーを持った瞬間とてつもない勢いで走られて指に切り傷を負ってしまいました。おそるべし。
 躊躇なく抜き上げるのが大切なんですね。
 そしてジギングタックルの強さを信頼してがっつり巻き上げることも大事なんだということがわかりました。多少魚が引いても主導権を渡さないようにする、みたいな。
 
 カジキの方は全く反応がありませんでした。ファイトを見るだけとはいえとても楽しみでしたが、こればかりは仕方ありません。
餌と船長を信じて待つ
 
 夜はカジキの餌が人間の餌になりましたとさ。

3/19
 オフショア開始!
 なのですが明日以降天気が乱れるということでほんとは数日に分かれるはずだったオフショア班はまとめてこの日の船に乗ってしまうことに。
 大村くんはカンパチ船にのって記事を書いてくれていますが。僕は近海ジギング船にのってイソマグロ、ミーバイを狙いました。
 近海ジギング班は僕、後藤さん、高屋敷さん、正木さん、武田さんの五人、船が小型なので三人ずつ交代で竿を出していきます。

 朝一、僕のウィークベイト250gにガツンとバイト!あわせる!すると、ジッ、ジッ、ジャーー!とドラグが出て行く!わああとあたふた、ドラグがひたすら出て行く間にギンバルつけてもらったりしているとふっと軽くなる。なんとpe4号が本線で切れてしまいました。イソマグロ?もしかしてカンパチ?とにかく大物をバラしリーダーシステムやジグを失ってしまい残念でしたが、まだまだ朝、モチベが最高潮に。

 そのあと高屋敷さんが300mの糸をロストするとかいう珍事件があったり糸巻き直したりしている間に武田さんが続く。大きそうな魚をかけるがすぐに重さが抜ける。
 なんとイソマグロ対策に用意していたごつい金属編みのバイトリーダーが切られている。なんということだ...
 みんなのテンションが徐々に下がり始める。

 そんな中武田さんがまたもや魚をかける!ファーストランがすごい!ジャーっと出て行くドラグ、ドラグが止まってあんまり引かない魚、なんだなんだ?と海中を覗く皆、出てきたのは

   でっか
 特大アオチビキの頭でした、どうやらだいぶ序盤にサメに食われてしまったらしい、無念。
 
てかでっか

 高屋敷さんも数回あたりがあったようだが乗らなかったり切られたりしてなかなか魚を見られない。
 そのあとあたりは遠のく。

 イソマグロを諦めて浅場でミーバイを狙うことに。
 ところがもともと200mとかの深場で30kgとかのカンパチを狙う予定だった僕たちは軽いジグ、ラインがなく少々の苦戦。あたりがほぼない。

 後藤さんが何かをかける!上がって来たのは平たい魚影に青い影。なんだなんだ?

良型のカスミアジでした!がミーバイに気を取られるみんなは食べないわと言って計量もせずリリース。

 その後あたりは遠のくがなんとか釣り上げた魚!同時に来ました、つがいなのかも?
シロブチハタ、後藤さんのは写真の写し方的にデカく見える、実際でかい
残念ながらこのあとはイソマグロのポイントに入り直したりもしたがほぼ何もなく終了。なかなか厳しい釣りでした。
  
 この日の夜はえきさんのカンパチとハタの煮付け(とおいしいもの)で美味しい夜ご飯を食べましたとさ。

3/20
 ざんねんながら悪天候で船は出ず、前半組はオフショアの予定が終了。朝からモチベ全壊でした。

 朝は雨ザーザーで観光日和!ということで僕と後藤さん、大津さんとえきさんで観光へ。
 
診療所

このしっくり感

上にも登れる

ちn...立神岩
このほかにも国境(はて)さんや東崎、クルマエビ養殖場などを回りました。
 
 昼からは少し天候が回復して来て漁港でライトゲームをすることに、僕はjadoのレインというかっこよさげな名前のバイブレーションを投げまくる。するとガツガツッとあたりが。
変なカマス
これをきっかけにカマス爆釣。しかしそれ以上の成果はなくおわり。

 とにかく前半組は21(明日)で帰るため夜は焼肉パーティーをしました。
 卒業される先輩方へ、感謝の気持ちを込めてプレゼント!役立ててくださいね!
中身はフィッシュグリップでした

3/21
 早朝、宿で出会った方と一緒に再び観光へ。昨日はいかなかった最西端へ。
東崎で日の出を見たかったが曇り

とうとう来た西、雲が分厚い
 この一緒に写っている彼女、唐突に碑の横で逆立ちをするなど東大生をビビらせていきましたがどうやら後からわかった話某有名芸術大の音楽系の学生らしい。ある意味納得である。

 宿ではオモリを使ったキャスト練習がプチ流行。正木さんは小さい川でキャスティングができるようになるためにフリッピングを練習したり。

 大村くん、高屋敷さん、森村さん、大津さん、武田さん、えきさんはこの日に帰っていきました。さあ残ったのは僕と正木さん、後藤さん、熊井さんの四人。

 昼からはリーフのポイントを開拓しようとのことで色々リーフを見にいってみる。
 が、なんかちがう、ルアーが泳ぐスペースがないし、エッジまで行くの難しすぎ。
釣りできなくない?サンゴは綺麗
なんだかんだしてリーフっぽいほぼ磯へ、後藤さんがちょっとハタを釣る。

アオノメハタ、すごい色
まあこの日はこれくらい、夜は積極的に甘えました。
甘えました。

甘えました。

3/22
 今日はとうとうオフショア最終日!だったはずなのに波はおさまらず残念ながら船は出ず、つ⤴︎らい。
 一同モチベを喪失。
 ハゼとか釣りに行ってみるけどだめ。
 一同宿で謎テンションに。
 き⤴︎びしい。


 さすがに夕方になって釣りをしようと磯へ。僕と熊井さんがルアー、正木さん後藤さんが餌で釣り開始。
 魚の反応は一切無し。こ⤴︎こ、さ⤴︎かない⤴︎ない。
 熊井さんショアジギングスタート、するとなんか釣れる。

 以上です。だめでしたとさ。さすがに甘えすぎたので夜はインスタントラーメンです。
夜ご飯を失った人の反応
*bara grooper … バラハタ、上の赤い魚、実はgrouper

3/23
 宿で知り合った人と漁港にエンジョイフィッシング。
 カラフルな魚を釣りました。
 僕はレインを投げ続けましたがダメ。


 ちなみにここでの二人とは石垣までの付き合いになりましたとさ。
 夜、熊井さんがオオウナギを釣ろうと言っていましたがまあお察しください。

3/24
 おわりです。

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 なんとなく伝わったでしょうか、つりはなかなかにダメだったけどど⤴︎なんを満喫してしまいました。まあ勘弁してください。
 ショアもオフショアもパッとしない結果に終わりました。どでかい大物を狙いにいったのでとてつもない不完全燃焼ではありますが、思い返してみればあの島の自然は本当に素晴らしいものでした。
 僕は初めてこんな長距離長期間の遠出をしてめちゃくちゃ楽しかったです。

 ここで、宿で出会った人が言っていた言葉を
「旅は物足りないくらいがちょうどいい」

・・・・・

・・・来年リベンジするか!

ではでは!

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 新入生 or 入部希望者へ


 新入生の方々、合格おめでとうございます!
 これを見ているのはサークルに悩んでいる方、釣りサークルを探していた方、釣りが気になって見に来てみた方、色々いるのかもしれませんね!
 私たち東大釣友会は3/31, 4/1に1号館の157教室でサークルオリエンテーションという説明会みたいなのをやります。数人の部員に会って話ができるのでぜひ気軽に来てみてくださいね!おまちしています。
 ではでは、よろしくおねがいします!

2018年3月24日土曜日

2018 ど⤴️なん合宿

部長の大村です。
今年も南西の方の島に行く季節がやってきましたね。もはや毎年恒例のどなん合宿です。
今年のどなん合宿は3月12日〜3月21日(一部24日まで)の日程で行いました。

そもそもなぜ毎年毎年交通費の負担が大きい南西の方に足を運ぶのか。いわずもがな、そこに夢があるからです。

GTことジャイアントトレバリー、全てのアングラーが一度は憧れる魚なのではないでしょうか。そして我々は、夢のGTを釣り上げるべく、何度も南西の方に足を運ぶわけです。

てことで、夢を追いかけ続けた(?)約十日間の様子をまとめていきますので、最後までお付き合いください笑


今回の合宿のメンバーは10人で、ルアー班とエサ班に分かれて行いました。ルアー班がobのえきさん、M2の大津さん、3年熊井さん、2年正木さん、1年中村くんと大村。エサ班がM2の武田さん、2年森村さん後藤さん高屋敷さん、といったメンバーです。
僕は主にルアー班の活動についてまとめていきます。

一応確認ですが、今回の合宿では伝統に基づく"肉断ち"を行います。タンパク源は全て現地の魚から摂取せねばならないという悪しき風習ですね。
前置きはここまでで順に合宿を振り返っていきますね。


3月13
特に何もありませんでした笑
僕がジャークさせていた亜寒帯ルアーにお寒い魚が反応したのみでした。



ちなみにどなん合宿では、ルアーの種類を気候帯に模して表現しています。軽く説明しておくと、
シルエットが大きいフローティングルアー…熱帯ルアー
                                     ・
                                     ・
                                     ・
シルエットが小さめのシンキングルアー…寒帯ルアー
シルエットが小さく、フックも小さいものしか背負えないシンキングルアー…南極ルアー
といった感じです。参考までに笑



3/14
4時に起き朝まずめを狙うも残念ながらabsolutely no fish、渋沢栄一でした。
ここで早くも心身ともに疲れ果ててしまったルアー班は小河川へ甘えに。僕は軽い気持ちで河川に出向いたのですが、ここでは予期せぬアツイ展開が待っていました。

僕の対岸で正木さんが流れ込みにペンシルを入れ、ドッグウォークさせていると…
ヌーーっ
といった感じで、後ろからなんかキモいのが出て来ます。!!??って思っていると正木さんのペンシルにバイト!
上がってきたのはなんと…
ホシマダラハゼ30up!

知らない方もおられると思いますがこの魚、実はアツいんです。というのも、絶滅危惧種に指定されているとても貴重な魚なんですね。
正木さんは今合宿の裏本命として狙っていたそうなのでうれしい一匹でした。

はじめはデカくてキモイハゼだなあと思っていたんですが、よくみるとこいつ、とても可愛いですね。絶滅しないでね♡



その後は特になにも起こらなかったです。ティラピアを釣って遊んだくらいです。

ティラピア。無駄にでかいです。



宿に戻り一休みして、ルアー班は再び磯へ。

強風により実績のあるポイントへ入ることができず、仕方なく近場の磯へ足を運んだのですが、この選択が吉とでました。

日が沈みかけ、まさにチャンスタイム、といった時間帯に正木さんが投げていた熱帯ルアーに待望のヒット!

ファーストランをやり過ごし、ポンピングで着実によせてきます。
海面に姿を現したのは


カスミアジ70センチ!

漂い始めていた渋い雰囲気を払拭するナイスな一本。釣りたてほやほやのカスミアジはほんとうにきれいな魚体をしていました。

あとに続けといわんばかりに僕と熊井さんもルアーを投げ倒しましたが、この日はこの一本で終了でした。えさ班もこの日はノーフィッシュに終わっていたので、宿に帰って久々のタンパク源を堪能しました。(熊井さんはこれまで多くのカスミを食べていますが、いまだシガテラ毒によるとみられる症状は出ていないので、もう日本近海のカスミは安心して食べられますね!!(危ない))
(ちなみにこの日の夕方頃、大津さんが合流しています)



3/15
この日はえきさんがルアー班に合流しました。
しかし魚は釣れませんでした。聞かないでください。(一応熊井さんがデカめのダツを釣りました)
朝まずめに関しては寝ブッチしました。許してください。


3/16
この日も朝まずめはabsolutely no fishでした。潮はがんがんに流れていたのですがわからないものですね。

昼過ぎ、中村くんがルアー班に合流。

夕まずめ、実績のあるポイントへ足を運びます。

中村くんは初めてのロックショアキャスティング、初めてのヘビータックルということもあり、初めのうちはライントラブルに苦しめられていました。(ちなみに今回の合宿で僕と熊井さんと正木さんの三人はスペーサーを入れることによるロングリーダーシステムを導入しています。飛距離こそ格段に落ちるものの、ロングリーダーによる安心感があり、トラブルレスでストレスの少ない釣りを展開することができました。)

この日も日が沈みかけ、同時に潮が下げ始めるチャンスタイム到来。
夢の魚に出会うべく、各々キャストし続けます。

すると僕の熱帯ルアーに待望のヒット!

割とドラグが鳴り、水中で銀色の魚体が翻った瞬間はイソマグロだと思ったのですが...


残念、バラクーダでした。バラクーダといえどメーターオーバーともなると結構ひくんですね笑

その後も雰囲気抜群の中キャストし続けましたが後には続きませんでした。宿に戻って就寝です。



3/17
この日はえきさんと大津さんがカジキを釣るべくカジキ船に。カジキとのファイトを自らの目で押さえるべく、中村君も同乗していました。
パヤオでカジキのえさを釣る中村くん。
ですが残念、念願のカジキ、とはならなかったようです。(来年は僕も乗りたい)


あ、この日の磯キャス組ですか?察しましょう。

夕飯はパヤオのおかげでカツオとキハダの刺身を堪能できました。心身ともに疲れ果てていたので無限のおいしさを感じました。




3/18
もはや朝まずめの記憶はありません。忘れましょう。

この日の日中、正木さんと中村くんは河川へオオクチユゴイを狙いにいっていました。



見事トップでオオクチユゴイを出した中村くん


一方その頃宿ではゲキアツな展開が繰り広げられていました。

僕の隣で熊井さんと森村さんがなにやら悪そうな顔をしています。おもむろに釣りに行ってくるといい車を出したかと思うと、すぐに宿に戻ってきます。

何か釣れたのかな?と思い確認しにいくとなんと...

ギョウザと鶏肉を見事釣り上げていました!!!!!!!激アツ!!

てことで、宿に居合わせた武田さん高屋敷さん森村さん熊井さんと僕で禁断の果実を堪能しました。やはり釣りたてでまだ新鮮なギョウザは最高ですね。油の乗りが違います。



夕まずめ、僕と正木さんと中村くんが入ろうとしていたポイントを熊井さん大津さんえきさんの一派が不法占拠するというこれまたアツイ展開を経てスタート。

ここで本当に釣ってしまうのが熊井さんです。

イソマグロ80アップ!

熱帯ルアーでの一本でした。少々悔しいですが、サークル全体にとってはうれしい一本でした。(熊井さんもうれしそう)


宿に帰って作ったイソマグロカレー


ここでいったんショア編は終了です。残念ながら今回もGTの顔を見ることはできませんでしたが、また必ずリベンジに来たいと思います!



3/19
この日は(結果的に今合宿最初で最後となった)オフショア釣行です。僕は、えきさん、熊井さん、森村さん、大津さんと一緒にカンパチ狙いのディープジギング船に乗りました。

開始早々、なにやらえきさんにヒットした模様!
カンパチ!6kgほど!

さすがはえきさんです。あっさりと本命のカンパチをあげてしまいました。

その直後、またもやえきさんにヒットするも残念ながらラインブレイク。推定10kgオーバーのカンパチだと思われるだけに残念です。


さい先よく魚からの反応が得られたので、各々期待に胸を膨らませジグをしゃくったのですが。。。
その後はなかなか反応がありません。

僕は人生初のオフショアで船酔いし、人生初のオフショアジギングが水深190m、リールもツインパ1400xgということで終始顔面蒼白でした。エクストラハイギアのリールでディープジギングをして悲鳴をあげないのは、ハンマー投げの室伏広治さんとか、レスリングの吉田沙保里とかいった方だけでしょう。。。

カンパチがあまりにも渋いので、船長の気遣いで終盤は近海ジギングに切り替えたのですが...
こちらもPNB、パーフェクトノーバイトでした。渋いですねえ...

50kgオーバーのカンパチだとか、100kgのイソマグロといったモンスターを意識しすぎてリーダーを太くしすぎたのが敗因ですね。反省です。


何はともあれ、えきさんがおいしそうなカンパチを釣ってくださったので、この日は宿に戻って大宴会です。
カンパチは刺身としゃぶしゃぶで堪能しました。


(ち↑なみに、こ↑んかいのが↑っしゅくでは、ど↑なん弁がだ↑い流行しました。え↑んかいの席では、も↑はやな↑にをい↑ってるのかり↑かいふ↑のうの場面がた↑たあ↑りました。)


3/20
オフショアリベンジに意気込んでいたのですが爆風と雷により出船できませんでした。残念です。

仕方なく漁港でライトゲームを楽しみました。カマスの群れが入っていたようで、ほどほどに楽しめました。




てことで、今回の合宿は終了です。最後に焼き肉パーティーを催し、翌日、帰路にたちました。





感想
今回も夢の魚を手にすることはできませんでした。むしろ、目の前に立ちはだかる壁の高さを再認識させられたように感じます。
ですが、日が沈みかけ、潮が走り、目の前に広がる大海原に夢の魚の気配を感じられる。そしてそこにルアーを投げ、ひいてくる。そのとき自らに迫ってくる高揚感は、無機質な日常生活では味わうことができないかけがえのない時間のように思えました。

たった一度しかない大学生活、本気になれるものを見つけられないのはあまりにももったいないです。お金持ちになりたい、名誉を得たい、そうした夢を否定するつもりはありませんが、もっと”追い続けられる夢”を大学生のうちに見つけるべきです。追いかけ続けるからこそ味わえる本気の時間。その先にあるであろう本物の喜び、達成感。
このサークルに入り、純粋に夢を追いかけ続けられる環境に巡り会えたのは幸運だったなあと思っています。

これから先も一個人として、何かを追求し続けられる人間でありたいと強く感じた合宿でした。

以上!長々とお付き合いしてくれた方々、ありがとうございました!


p.s
新入部員大募集中です~(最後固い内容を書きましたが、ラフな雰囲気で居心地のよいサークルです!)