2019年7月30日火曜日

7月〜個人釣行〜

2年の大村です。

7月はロッドも新規購入し、調子が良かったのです釣果をまとめておきます。

まずはキハダ
115センチ、20.3キロでした。
嬉しい!

続いてロウニンアジ

7.5キロ、80センチくらいでした。
GTとは少し呼びずらいサイズですが、このサイズが3連発して嬉しかったです。

最後にイソンボ!
192センチ、72.5キロでした。
80~130lbクラスの現行の日本記録が57キロなので、どうやら日本記録を大幅に塗り替えてしまったようです。
残念ながらJGFAとは縁がないので、この魚は公式の記録としては残りませんが、釣友会内でささやかに語り継いでいってくれると嬉しいです。

ラインシステムとかルアーのフックセッティングとか、自分なりに工夫していますが、そういうのはブログやSNSといったたくさんの人の目にとまる場所で言うものではないと個人的には思っているので、聞きたい人いたら10月以降ご飯行きましょう笑

次の目標はロウニンアジの30キロです!



そういえば個人でもブログやっているので、興味のある人はのぞいてみてください。
もうちょっと詳しくあれこれと書いています笑
https://omr-1115.hatenablog.com/

2019年7月20日土曜日

メーターオーバー連発!高知シイラ '19

2年の工藤です。

毎年恒例の、パヤオ(シイラを寄せるために竹などを沈めたもの)を回るシイラキャスティングゲームに、藤原さん、富田さん、渋谷さんに連れてきてもらいました。

僕にとっては相模湾のアジ船(2匹しか釣れなかった)以来2回目のオフショアの釣りです。

今年はシイラの漁獲量が去年の数十倍だったりと、当たり年らしいです。

○一日目

天気は曇り、気温も25度くらいでした。

シイラは晴れている時のほうが釣れるそうなのですが、朝はポッパーでシイラが入れ食いでした。

ただ、何を投げても釣れるというわけではありませんでした。表層のみを泳がせたり、完全に潜らせるよりも、ポッパーを少し水中に潜らせたほうが反応が良かったです。GT用ポッパー等大きいルアーには殆どバイトしませんでした。

アベレージサイズは1mくらい、大きいのは1.3mくらい。










日が昇ってからはポッパーよりもフローティングペンシルへの反応が良かったです。

途中キハダの群れに遭遇し、マクロ用のルアーを投げていると藤原さんと渋谷さんにヒット、マグロのような引きに見えましたがシイラでした。バレてしまいましたが、藤原さんのかけたシイラは1.5mくらいあったようです。

富田さんはフローティングペンシルでキメジも釣っていました。

○二日目

雨予報で昨晩は土砂降りだったので出船できるかどうか微妙でしたが天気は曇りでした。気温は前日より低かったです。

昨日よりシイラの活性は高く、朝は一投一バイトのような状況が何度もあったようです。

藤原さん、渋谷さんはファイトと取り込みで一息つく暇もなかったそうです。



僕と富田さんは船酔いで殆ど寝ていましたが、終了間際に復活した富田さんはポッパーで連続ヒットさせていました。






○終わりに

トップウォーターで爆釣し、魚を見ながらルアーへの反応も見れて、楽しかったです。他の釣りではなかなかできないと思います。

最大170センチくらいのシイラも釣れるらしいので、それが見られなかったのが心残りでした。

色々親切にして下さった先輩方、ありがとうございました。

晴れてたらもっと釣れるそうです。興味ある人は来年是非参加してみてください。


○その他個人的な反省など

* 船酔いしたので薬をもらって飲んだがすぐに吐いてしまったのでとても辛かった。糸を結んでもらったりと迷惑もかけたので、今後は事前に薬を飲むようにしたい。

* 途中で予備のリールが壊れてしまった。きちんとメンテナンスしたい。

* フックの返しをきちんと潰せていなかったので、タモに引っかかって大変だった。

* タモ入れに失敗して他の人の魚をバラしてしまった。

* ファイトが下手なので手間取ってしまい、他の人にタモ入れしてもらう時間を多くとってしまった。普段大きい魚はなかなかかからず、ファイトの練習ができないので、今回はとても良い機会だった。

* キャストが下手だったので練習したい。僕だけ他の人の糸に干渉したりパヤオや浮きにルアーを引っ掛けてとってもらったりしたため情けなかった。

* プライヤーが小さかったので、上げたシイラが暴れたときにフックが手に刺さりそうで大変だった。

* シイラがヒットしたとき条件反射で思いきり合わせて、外れてしまうことが多かった。


2019年7月18日木曜日

哀しみ

どうも…1年の宮武です。今回はまず釣行記録の前に僕の身に起こった本当にあった怖い話をお届けしたいと思います。


7/9、時計は20時を23分回ったところであった。夕食を済ませいつものように釣り具メーカーのホームページをはしごしながらくつろいでいた宮武の部屋に突然、けたたましい着信音が響く。彼女からの電話であった(彼女いたの?!)。電話に出た宮武をまず迎えたのは刹那の沈黙、そして堰を切ったように彼女は口を開いた

彼女「………。もう終わりにしたいの。」
宮武「……………。ん?(オワリ?ナンダソレ?                 
           ああ、愛知県の旧国名か!)」
彼女「趣味が合わなくて……。」


なぜこんなことになったのか?
俺は今まで寝ても覚めてもどうやったらもっと魚が釣れるかだけを考え続けてきたのに

この後二人がどうなったかは想像に難くないだろう。私が伝えたいことはただ1つ、これは決して他人事ではなく釣り人全てに関わる問題であるということだ。
常識では考えられない出来事、アンビリバボー。あなたの身に起こるのは明日かもしれない。







と、いうことで改めましてこんにちは!一年の宮武です!ここで臆しては男ではない、ということでフラれた週の土曜日に野島防波堤に行ったのでそのことについて書こうと思ったのですがあんまり釣果が芳しくなく、臼井さんが再び携帯を水没させたこと以外は特記事項がないため、記事にできませんでした。
そこで今回は、野島のリベンジとして行ったショアジギング小遠征をメインにお伝えしつつ最近行った釣りにも簡単に触れておきます!

<7/3 シーバスフィッシング>
1人で都内某河川へ。
念願のジャークメソッドを使用し橋脚の明暗からシーバスを引きずり出す。宮武にしては珍しくうまくいった釣行。




<7/6 ヒラメ五目船>
1人で庄三郎丸のヒラメ五目船に乗るも鯖二目船と化す。初めての船釣りがトラウマに。

こんなに哀しげなクーラーボックスは見たことがない






<7/8 ジギングでタチウオ>
タチウオが好調だとの情報を得ていてもたってもいられず、1人で現場に向かう。宮武にしては珍しく本命がちゃんと釣れた上にあんまり渋くなかった。




銀色に輝くその姿はまさに太刀

<7/17 ショアジギング@江ノ島>
はい、これが今回のメインです!今回は1人で江ノ島に行くことにしました(もはや「1人で」が、〜に向かうの枕詞)。今回の本命はぶりの幼魚であるワカシです!何を隠そう宮武は青物を釣ったことがありません!ワカシは幼魚とはいえ青物の名に恥じぬパワフルな引きをすると聞き期待に胸が膨らみます。時合いが訪れる可能性が高い朝まずめに間に合うために終電で向かい、前哨戦として近くの港でエサ釣りをしながらのんびり夜を明かすことにきめました。
 エサ釣りで狙うのは野島で釣ることができなかったマゴチ。キスの泳がせで狙います。



しかし、なかなかあたりが出ないため片手間でライトゲームをやることに。ワームを投げると釣れたのは

謎の魚(むつっ子?)

立て続けに2匹ほど釣れます。




そうこうしている間に置き竿にしていたキスの泳がせのドラグの音が鳴り響きます。いきなりの激アツ展開に軽く震えながら鬼合わせ!すると竿に重みが!
しかし巻いてくるとただ重いだけで引かない。上がってきたのは……
案の定エイでした



ここでタイムアップとなり今回の本来の目的地の江ノ島へと向かいます。

4:30江ノ島裏磯到着。朝早いのに既にかなりの人が釣りをしています。なんとか空いている場所を見つけて即座に釣り開始!


するとその一投目。手前でシャクリを入れている途中に微妙に重さが。あげてみると

カマスです!

幸先の良いスタート!
ここから一気に爆釣モードかと思いきや全く反応のない時間が続き、そのまま朝まずめ終了。常連のおじさんに話を聞くと先月まではワカシが大量に入ってきていて120匹が当たり前だったが、ここ数週間の雨で完全にわるくなっているとのこと。さらにそのおじさんはこんなことも言ってました。

「ホウボウですか?方々にいますよ。」


さて、気を取り直して次に行きましょう。
その後もジグを投げ続けるも全く反応がなありません。それもそのはずサビキの人ですら釣れていません。ベイトがいないのに青物が入ってくるわけがないじゃん!しばらくジグを投げ倒して疲れた宮武は徹夜の疲れもありしばし仮眠をとることを決断。寝てる間にワカシがわくことを恐れながら浅く眠ること20分、ついにその時がやってきます。なにやら胸騒ぎを覚えた宮武は飛び起きて竿を装備、するとおじさんが「ちょうどワカシが入ってきたよ」と教えてくれました。我ながらグッドタイミング!弓角(日本の伝統漁具、気になる人はしらべてみてください)をしているおじさんが結構釣っていたことから魚が表層を意識していると判断、ジグで表層を重点的に探ります。
ジグをジャカジャカ巻きしていると突然リトリーブをガツンと止めるあたりが!巻いてくると黄色い魚体が(ワカシって黄色かったっけ?)

ペンペン(シイラの幼魚)でした




その後もワカシからの反応を得るためにジャークの速さやレンジ、アクションなどを試行錯誤しながら釣りを続けます。
すると、中層までしゃくりあげて、フリーフォールそしてさらにそこから15回目のジャークの時でした。急にしゃくった感覚が重くなり巻いてみるとひたすらに重い。最初はゴミかと思いそのまま巻いてきましたが、2メートルほど巻いたところで急に首を振り始め、そこで初めて魚だと気づきファイトを始めるも時既に遅し、主導権を完全に握られ走り回られた挙句、手前の根にすられラインブレイクしました。魚の姿を見ることはできませんでした。青物かもしれないしはたまたエイかもしれません。しかしその姿を見ることなくなおかつ完全に主導権を握られ魚を止めることができなかったことに不甲斐なさを強く感じまし
た。圧倒的なファイトの経験不足。たくさん魚を釣って精進していきます!

その後、魚からの反応が得られなくなったため少し場所を移動して釣りを再開。いろいろ試して行く中でシーライドの逆付けメソッドをリアクションバイト狙いで試してみると、フォールであたりがありヒット!かなりの重量感と引きがあり、これが青物かと思いながら上げてくるとそこに見えたのは丸くて白い魚体。まさかお前は……

フグです。

サイズが良かったので結構ひきました。あとフグにしては珍しくきれいに口掛かりでした。シーライドの逆付けにはかなりお世話になっていてタチウオもこれで釣りました!(ブルーブルーの回し者ではない。)


さらにカマスをもう1匹追加。


この後も粘り続けるも結局本命であるワカシの姿を見ることはできませんでした。

本命を釣り上げることができず満足に魚とのファイトもできないなど悔しさが残る釣行となりました。今回の釣行でショアジギングの無限の可能性を感じたのでますますはまっていくと思います。経験者の方は教えていただけるとありがたいです。初心者の方は一緒にショアジギング始めましょう!
あと、タチウオとか僕が行ったつりに興味ある人は声かけてくれたらまた一緒に行くんで気軽に声かけてください(特に一年生)。
1人は寂しいんです。

2019年7月14日日曜日

初夏の清流?シーバス

院試勉強中の正木です(院試落ちたらこれが最後の記事になりそう)。
シーバス班の4年正木・森村と部長栗本の3人で沼津までシーバス釣りに行ってきました。

シーバスとか東京湾でいくらでも釣れるやん!!
と思った方も多いのではないかと思いますが、梅雨のこの時期には増水に伴ってシーバスが川の中上流域まで遡上し、ピンポイントの流れの変化を攻めるゲーム性の高い本流トラウトのような釣りができるのです。
また激流に定位するシーバスは元気いっぱいで、川のベイトをたらふく捕食しコンディションも最高です。

そんないわゆる清流シーバスの釣りをするにあたって一番近いのが沼津だったというわけです(ホントは新潟とか秋田行きたかったんですけどね)。
また、河口域はメーターオーバーの報告も多数あり、ランカーを追い求める部長も参加。


諸事情で運転ができない正木ですが、今回は森村が最後まで運転してくれました。
バイト後23時に東京を出発し、ナイトゲームは河口で3時の干潮からの上げを狙います。


最初に到着したのは超有名ポイントなのですが、人影がないためエントリー(釣れていないのでは)。

暗闇の中投げ始めると、上流でエラ洗いの音が響く!
なんだなんだと見に行くと部長!




一匹目から狩野川らしい体型のコンデション良好銀ピカシーバス!
しかもシャルダス20のリフトアンドフォールとかいう謎メソッド(なぜ着いて早々にこんな変化球を試そうと思ったのか)。

その後テンション上げて投げ倒すも夜明け(4:30)。
明るくなってきたのでバイブレーションをブレイクに当てる感じで引いていると正木にヒット!
すげぇ頭振ってるマゴチか?

と思ったつかの間、バラシ。


とても疲れたので潮止まりのタイミングで切り上げ、中流部の偵察に。
午前9時頃、良さげな駐車場を見つけて駐車し、さて二回戦はじめますかねぇと思ったのですが…



ハッ!!

何が起こったのかわかりませんが、気づけば目の前には美味しそうな海鮮丼が!
体の疲れは回復し、徹夜で釣りしたのに眠気も吹き飛んでいました。
海鮮丼を食べ終わると時間は午後1時。

どうやら満潮からの下げの一番いいタイミングを3人で寝ブッチしてしまったようだ



ということで午後2:30からの上げのタイミングで中流域にエントリー。
この一帯は瀬になっていて、基本的にはその下で流れてくる餌を待つシーバスを狙います。

本流は増水しかなりの激流。
藪こぎしてエントリーし、川を釣り下りながらランガンすると先行していた栗本が引き返してきました。
どうやらこの先で急に深くなり、これ以上進めないとのこと。

しかしそこが一番のポイントなのでは?と思い聞くとまだ攻めていないとのこと。

栗本に代わって突入し、ダウンクロスに投げたミノーが流れによって段々岸に近づいていくようなイメージでトゥイッチを入れながら岸際を引いてくるとガツンとヒット!



ほれおるやんけ!
ほぼ淡水域の激流に潜むシーバスをデイゲームでミノーに食わせるという、まさにやりたかった釣りができて大満足。


筋肉質で傷一つない川らしい魚体


その後デイ・ナイトと何箇所かポイントを変えて攻めるも音沙汰なしでした。
sdとか肝属とか利根川とか雄物川と阿賀野川とか行きたいよねって話をしながら帰りました。
ちなみにシーバス班は個人釣行ばかりなのでブログになっていませんが、森村・冨田・栗本・宮武を中心にちょくちょく東京湾で釣果あげてます。
近場の釣りからランカー狙いのプチ遠征まで、じわじわシーバス盛り上がってきてるんで、秋のハイシーズンが楽しみですね!

2019年7月7日日曜日

6月アツい釣行


こんにちは。M1のささきです(個人的にはおよそ3年ぶりのブログ更新、、、笑)

6月の初旬に同じくM1の熊井君と南の島へ行ってまいりました。
狙いは勿論ショアからのGTです。

Day1


島に着いたらすぐに狙いをつけていた磯に向かう。
だが結構頑張って入磯した割には全然潮も流れてないしあまり釣れる気がしない。
(最近ハイポテンシャル沖磯に慣れすぎていて甘えが染みついている。よくないですね、、、)


休み休み二人でキャストをつづけて迎えた夕マヅメ。

沖から引いてきたダイペンにチェイスしてくる5-10kg(ガバガバ目測)の回遊魚っぽい魚体が見える。

「なんかチェイスしてきた。ワンチャンカンパチー。」

などとめっちゃ適当なこと笑を伝えると、その次の熊井君の1投目。


― 水面爆発 ― (ただしフッキングはしていない)


熊井君曰くGTではなくマグロ系の魚体だったとのこと。逃した魚は何とやらとはいうもののこれはかなりでかそうだった、、、
しかし久しぶりにアツいバイトが見られたので興奮して初日を終える。

Day2


リーフや磯で釣りするもこの日はBig oneからの反応はなんもなし。
辛うじて二人仲良くかわいいサイズを一匹ずつ釣っただけで終了。


初日のこともあって期待は大きかっただけに失望感が半端ない。

Day3


朝マヅメから磯へ。

相変わらず潮はそれほど流れていない感じだが、程よく海面がざわついていてよさげな感じ。
それでも限界雨中キャンプ生活(自作自演)が3日目を迎え疲労も溜まっており、前日何もなくスカされたこともあって何ともテンションが上がり切らないまま釣り開始。



雑念にまみれながら30分ほど投げ続けていると、フルキャストしたダイペンを数ダイブさせた後に突然の水柱とともに強烈な引きが襲う。

(完全に油断していたので)ファーストランをなすすべもなく走られて、ツルツルでろくに移動ができない足場で死にそうになりながらへっぴり腰でファイト笑。

強烈なファーストラン、そして初日の水面爆発が頭に刷り込まれていたこともあり、ファイト中もずっとマグロ系の魚だと思っていたので手前で青白い魚体が見えたときには正直驚いた。

手前で根に突っ込もうとする最後の抵抗を、竿立てつつスプールを押さえて止める(こういう時にはやっぱ短い竿は楽ですね)。熊井君のギャフが突き刺さり御用。






念願の初GT109.5cm19kgでした。


振り返ってみると、釣友会でショアキャスGTをやる流れは自分が大学1年の冬にどなんで某先輩がぶち上げたカスミ&イソンボがすべての始まりだったと思います。ここまでくるのに個人的には結構長かった、、、(割と運には恵まれている方ですが)

当時一緒にそれらの魚に魅せられた同期のギャフ掛けで獲れたというのもちょっとだけ笑感慨深い。


この後も島中を這いずり回って釣りをしましたが夕マヅメ、翌朝マヅメとも何も起こらず終了(また来いってことですか、そうですか)


〇雑感


・開拓に取られた時間もあったにせよ、丸3日間釣りをして大型魚の反応は2回。やっぱり地磯メインなら1週間位は滞在したいところ。

・釣れたとは言えファーストランはこのサイズでも止めようがなかった。今回は沖で掛けたから良かったものの、手前で掛けたときにどーすんの問題は継続中。

・やっと一本釣れて肩の荷が降りたと思ったら、翌々週の沖磯遠征で3ヒット3ブレイクのフルボッコ。許すまじ。まだまだこの釣りやめられそうにないです。

2019年7月1日月曜日

ロックショア2019春の旅

お久しぶりでございます。長いことブログを書く機会に恵まれなかった2年溝口です。今回のロックショアの旅は前半組、後半組の2組に分かれての釣行となりました。前半組は4年の正木さん、2年栗本くんと溝口の3人。後半組はOBの武田さん、うえださん、4年の臼井さん、1年のモンスター宮武の4人。どちらの組も1泊2日の釣行です。前半組の様子を書いた後、後半組の臼井さんとモンスターにバトンタッチしたいと思います!!

〈プロローグ〉
数ヶ月前から某所への遠征を心待ちにし、日頃は使わないショアキャスティングタックルを揃えます。ルアーを扱うことにもまだ慣れきっていないエサ釣り出身者がまず驚いたのはルアーの大きさ。ロッドとリールは今はなき大村さん(?)から譲り受けたものを使います。正木さんにアドバイスをもらってヒラマサの夢を見つつ、いよいよ出発当日。青物必ず釣ってやる!

しかし、ここで思いがけないアクシデント。
当初予定していた某所へはカクカクシカジカあって行けない!!(お察しください)
いやあ、よりにもよってこのタイミングで......(ガタガタガタガタガタガタ)

某所への遠征は安全第一で中止。正木さんの英断で、近場にはなったもののロックショアのできる別場所への釣行に急遽変更。

「秋には必ず行ってやるからエラを洗って待ってろ!某所の魚たち」
そんな風に思いながら寝静まった都会をあとに当初の目的地とは反対方向へ車を走らせます。

〈前半組:1日目〉
そんなこんなで釣り場に到着。沖磯にのることになりました。
いかなる釣り場であっても魚がいれば釣り人は居る。平日のはずなのにたくさん人が......
そして予約のルアーマン数人からキャンセルが出て一番良さげなポイントに入ることができるとのこと。アツい!

渡礁後の朝マズメ、チャンスタイムで青物を狙います。
正木さんと栗本くんはすぐにタックルをセットして釣り始め、普段使い慣れていない太いラインに四苦八苦した僕も少し遅れて釣り開始。

まずはトップウォーターで表層をくまなくチェックしていきます。
しかし、目ぼしい反応が得られないまま時間は経過して正木さんと栗本くんはジグに変更。ショアジギング初心者の僕はダイビングペンシルを潜らせることに夢中。ジグが重いから、なんてヘタレな理由ではありません。ダイペンの練習ですよ、練習。

しばらくした時、正木さんの引いてきたジグにカンパチのチェイス!それまで沈黙気味だった磯上は騒がしくなります。しかし、釣り人の熱気がいくら高まっても魚は簡単には釣れません。以降も時折、青物らしき生命感やサメの襲来がありましたが、釣れない......

栗本くんはジグをしゃくり続け、僕のダイペンは潜り時々ジャンピング。ふと正木さんを見るとアカハタ狙いでテキサスリグをセッティング。しばらく正木さんはハタを狙ってボトムを探りますが驚くほどの水深の深さと少しにごりの入った海中に苦戦。根掛かりも多発して非常に釣りにくい展開。沖の方で鳥山が出現しても200m以上先だもんなあ。

その結果、、、チーーーン。
















(比較的)長い休憩を挟んで釣り再開。
青物を狙い続ける栗本くんと僕はルアーチェンジを繰り返すが反応なし。
とここで、散々根掛かりに苦しめられていた正木さんの叫び声が!
正木さんのロッドがし、しなっているっ!?
「やばい。デカイかも」と言いながらゴリ巻きの先輩がブチ抜いたのは......

















キジハタ40cm!!!
必ず何かは釣る正木さん、さすがの一匹です。
それも今回の釣行地域では珍しい綺麗なキジハタ。橙色の斑点が輝きます!

この1尾で再び色めき立った一同ですが、青物一本でルアーを投げ続けた栗本くんや正木さんの真似をしてハタを狙い磯のフッキングに終始する僕の努力も虚しく、一日目は魚との出会い叶わず、納竿となりました。

港に戻り、栗本くんが取ってくれた宿に向かいます。

その道中、「鳥山が見えるときは遠くてもジグ投げてれば寄ってくるから休憩してちゃあかんって船長に言われたわ。」という正木さんの言葉にただただ反省するばかりです。ルアーを投げ続けていたら可能性はあったかもしれない。No more AMAE. しかし、あんな遠くの魚がどうやってルアーに寄ってくるのかなあ(笑)

到着した宿は格安で設備も充実。栗本くんグッジョブでした!
翌朝のために早めの就寝です。
渋い顔がお似合いで
















〈前半組:2日目〉
朝早くに起床して港に着き、後半組と合流。同じ渡船を利用して沖磯に渡ります。臼井さん、正木さん、宮武くんというモンスター揃いのグループ、うえださんと栗本くんのグループ、武田さんと溝口のグループ、計3グループに分かれての釣行です。

武田さん、溝口班
磯に上がって思ったこと。いや、崖だよ、ここ(笑)
荷物の受け渡しを済ませて武田さんと少し離れた場所に釣り座を構えますが、竿を振るスペースがあまりない......
愚痴が多くてはいけないとすぐさまタックルを準備してまずは青物を狙ってキャスティング。1日目の練習の成果か、ダイペンの扱いにも慣れてきました。

渡礁後少し時間が経過した時、武田さんの「青物!」の声でルアーを投げ続けますが、かすりもせず。僕はヒラスズキを狙って絶好のサラシを打ちますが反応なし。
すると軽めのジグを投げていた武田さんにヒット!














真っ赤なアカハタです。


この後武田さんが可愛らしいショゴを釣ったぐらいで、僕はアカハタもヒラスズキも不発。一応30gのジグと同じ大きさのエソさんでボズは回避しました......

このままではマズいと瀬替わり。

本日2つ目の磯に上がって思ったこと。いや、沈み根、スゴイ。
ルアーを投げられる場所の半分が沈み根のパレードという状況でも釣りをするしかないのです。案の定、少しでも気を緩めると沈み根にスタック。武田さんとともにルアーを投げ続けますが反応はなし。万事休すか。

ここで一日目の正木さんの真似をしてみる。釣れないときに何ができるか。
軽めのジグヘッドにワームを付けて着底から数回スイミングさせてまた底を取る。
同じコースを投げて十数投目にゴン!という生命反応。
思いっきりあわせて上がってきたのは













アカハタ(30cm)
なんとか出てくれた一尾。感謝しかないです。
(写真は磯上がり後に撮ったものでバリバリ死後硬直してます、ゴメンナサイ)

この後はできる限りのローテーションとキャストで粘りましたが、タイムアップ。
アカハタと巡り会うことはできましたが、青物は振り返ってもくれず。まだまだ鍛錬が足りないようです。ルアー釣りの奥深さと厳しさを痛感する釣行となりました。しかしこのアカハタ、久しぶりに釣ったまともな魚だなあ(泣)

急な変更にも関わらず渡船を手配してくださった正木さん、一人で長い道のりを運転しきった栗本くん本当にありがとうございました。さっさと運転免許取って戦力になります...




〈後半組:1日目〉
この日は前半組とたまたま渡船がかぶったのでせっかくならとメンバーをシャッフル。植田さんと栗本君、武田さんと溝口君、正木臼井宮武に別れました。

正木臼井宮武班
最初の磯は岬の横にある沖磯で潮通し良さそうな場所。地磯との水路(20mくらいの幅)はサラシが程よく出てヒラスズキも狙えそうな状況でした。

朝一で正木宮武が青物狙いのトップを投げ、臼井はヒラスズキ狙いでシャッドをサラシ打ちしますがどちらも不発。テキサスに替えてボトムねちねちで20ちょいのカサゴgetのみでした。

その後潮が差してきたのかシイラの回遊が散発的に発生!まず臼井がオオモンハタ狙いで投げてたシャッドに落ちパクでhit!(ランディング後に針ハズレでオートリリースして写真なし笑 80くらい?)
正木宮武もダイペンを投げ倒しますが、チェイスはあるものの食って来ず。。その後の回遊もチェイスのみで終了してしまいなかなか渋い。。

シイラの回遊も遠のいてしまったので、再度テキサスに替えてアカハタを狙う正木と臼井。方向によってはフグの嵐で一発でワームが歯型だらけになってしまう状態。スイミングやボトムねちねちといろいろ試していると、磯替わりの直前に小さいですがようやく本命が出ました!

足元の根で回収2巻き目でゴゴンと来ました。
(余談ですがライジャケの左胸ポケットが開いてるせいで彼はこのあとスマホをタイドプールに落とすことになります泣)

次の磯は以前正木が乗ったことがあって、その時にはヒラスズキとアカハタが釣れたという場所。確かにいい感じのサラシがでていますが我先キャストするもしかし無反応。。

先程の磯とは違い水深があまり無いためシイラの回遊は望めないだろう(船長曰くそんなこともないそうですが)と割り切った3人はアカハタ狙いにシフトしてワームを投げます。
臼井もジグヘッドに3.8インチのシャッドをつけてスイミングで狙ってると、いきなりガツン! 良い引きで途中2回ほど軽く根に潜られましたが何とか上がってきたのは良型のアカハタ!

綺麗でナイスな魚!

その後ハタの活性が上がってきたのか、正木と臼井にはコンスタントにアタリが入ります!(宮武くんドンマイ。。。)
が、なかなか食いが浅く乗せきることができない。。ワームを替えたりいろいろやってると、当たりワームを発見し連続で2本とれました。(テキサスでとれた3本は全てキジハタグラブのナチュラルゴールドでした)


反応が薄くなってきたところで瀬替わりで最後の磯へ。正面が少し先からドン深になっていて左側の湾内方向にかけて急激なカケ上がりがあり、潮通しも良くて激アツなフィールド感はありましたが、ここではノーフィッシュ。。


植田さん栗本君班
朝一を港目の前の沖磯で迎えましたが、なんと植田さんのジグに1バイトのみ。。(翌日後半組全員がこの不毛な磯で朝マズメを迎えることになるとは思ってもいなかった。。)
移動先の磯で栗本君がジグでシイラを掛けるもバラシ。。釣れた魚は自分とほぼ同じサイズのジグにアタックしてきたカマスx2のみという激渋な内容だったようです。。


〈沖磯釣行終了後〉
このまま明日沖磯乗っても渋いんじゃね? → なんなら大瀬崎とかでやったほうがシイラもハタも釣れそう → 今から夕マズメ打ちに行って良かったらそうしようぜ → でも今から大瀬崎は遠いから、同じような地形でちょっと近い戸田にしよう

的なノリで疲れてる体でなんと戸田に行くことに笑笑
結局釣果は無かったですが、臼井に1バイト、同じ場所で正木の1バラシがありました。(どちらもスイミングの底~中層だったのでおそらくオオモンハタでしょう)
大瀬崎と違って急激なブレイクが50m先(大瀬は20m)とかでその向こう側で魚が食ってくるので、ほぼ確でブレイクに張り付かれてしまいわりと運ゲーのような感じでした笑笑




後半組<2日目>
ここからはモンスター宮武がお伝えします。この日はOBの武田さん、植田さん、4年の臼井さん、そしてモンスター(宮武)というメンバーです。前日にほげた無念を晴らすため、更には魚を見る事なく伊豆の地を去った栗本さんの仇を討つためにもなんとしても魚を釣り上げなければなりません!(釣り場を後にする栗本さんの哀愁漂う背中が忘れられない……)。


         
            栗本さんが浮かばれますように…

ところが、一行が最初に渡った磯は前日に植田さんと栗本さんが渡ってほぼ何もなかった激渋ポイント。不安が募りますが投げないと魚は釣れない、ということで朝マズメはひたすらみんなでトッププラグを投げ倒して魚を寄せる作戦で、主にシイラを狙うことにしました。しかし一行をさらなる不幸が襲います。投げ始めてしばらくすると大粒の雨が……。仕方ないのでここでトップは諦めワームやジギングに切り替えます。しかし、なかなか魚からの反応は得られず臼井さんがカサゴ1匹を釣り上げるのみで次の移動を迎えました。





次に向かった磯は前日に正木さん、臼井さん、宮武が乗って正木さん、臼井さんは好調だった場所(宮武の名前がないのは……察し。)
前の場所が渋かっただけに期待が高まります。すると、ジグを投げていた植田さんに数投で魚がヒット!いいサイズのカサゴを釣り上げます!これでこの合宿で魚を見ていないのは宮武だけとなりさらに追い込まれます。さらに武田さんもここでカサゴを釣り上げ、この日のボウズも宮武だけという状態に!
神は死んだ…。


必死こいてルアーを投げ続けるも結局複数のルアーをロストして終わるという悔しい結果でこの磯を後にします。



ここで優しい臼井さんが、宮武がこの2日間で何も釣っていない事を船長に訴えます。(これ以上の辱めがあるだろうか…)。このおかげでいい磯に乗れると確信した一行はワクワクしながら船の上で待ちます。しかし、着いたのはあまりにもちっぽけな磯。驚きのあまり全員が言葉を失っていると船長は察したのか無言で再び船を走らせます。次についたポイントは今までとは明らかに違う磯。一言で表すならアイロンのような磯です(もはや意味がわからない)。しかし、船長を信じてみることにし、ここで臼井さんと宮武は釣りをすることに。武田さんと植田さんは最初にスルーしたポイントに再び連行されていきました。





アイロン磯は過酷であるがゆえに誰も叩いていないことを期待し、釣りを開始するも根掛かりが多く2人とも苦戦を強いられます。ここで魚からの反応が得られないことにしびれを切らした宮武はダメ元でエギングを開始。その1投目のことでした……。



シャクリとフォールを繰り返す事数回、手前まで来たところのシャクリで竿に重みが乗ります!!根掛かりかと一瞬思うもそのまま巻いてくると上がってきたのは……

           
             アオリイカ、ゲットだぜ!! 

まさか本当に釣れるとは思ってなかったのでびっくりしました。と、同時にボウズを回避したため安堵に包まれました(ただし未だノーフィッシュ)。その後エギングをするも不発で今回のそのまま時間切れとなりました。ちなみにべつの磯にいた武田さんと植田さんはそれぞれアカハタを2匹ずつ釣り上げたみたいです!羨ましい限り!


赤が映えますなあ

<おまけ>
一日中釣りをして腹が減った一行は帰りに道沿いにあったとあるラーメン屋に向かったのですが(あえて店名は出しません)、そこで食べたラーメンがマズ…、いや、かなり個性的だったことだけをここに記しておきます。


<まとめ>
今回は諸事情で遠征が中止となり急遽企画された伊豆遠征でしたが、伊豆もなかなかに渋かったようです。しかし、そんな状況下でも魚をあげる先輩方と自分との実力の差が露呈した遠征となりました(別に栗本さんをディスってるわけではない)。
また、今回の遠征でショアジギに目覚めたのでどなたかショアジギを僕と一緒にやってもらえる方を募集してます!
また、今回の遠征でずっと運転とナビをしてくださっていた武田さんと植田さんに深く感謝の意を表します(後ろでずっと寝ててごめんなさい)。
今度は伊豆でショアマダイゲームやりたいなあ……。