2018年5月21日月曜日

5月祭ブッチ釣行

久しぶりの投稿となります、最近何も釣れていない部長の大村です。

5月19、20の二日間で、僕が所属している東京大学では、ゴガツサイ(カタコト)というイベントが行われたようです。そのおかげで5月18日の授業が準備期間として免除されるので、これは利用しない手はない!ということで、青春の1ページを釣りに捧げてきました(涙)

5月18日深夜発、メンバーはOBのえきさん、3年正木さん、僕の3人。狙いはショアマサ
各々使いもしないダイペンを携え、いざ出発です。



5/18
午前9時頃、最初のポイントに到着。宿前のサーフでヒラメをとりあえず狙います。

ですがここでは音沙汰なし。一面海藻だらけでルアーに藻が絡みまくる厳しい状況でした。

サーフは厳しそうなので隣接するゴロタ場に移動。
釣りを開始するやいなや、遠くの方にいた正木さんの奇声が!ペンシルにチヌのチェイスがあったようです。狙いはヒラマサなのに随分興奮していました。


その後は何も起こらなかったのでお昼の腹ごしらえへ。亀の手ラーメンというアツいラーメンを食べました。
煮えたぎる亀の手ラーメン(美味しかったですが舌を火傷しました)


腹ごしらえを済ませ、本命のヒラマサを釣るべく磯探しへ向かいます。

数回の移動のすえ、雰囲気抜群の磯を発見。期待が高まる中、釣り開始直後から雨が強まり、雷もなり始めたので終戦。(僕は甘えで車の中で雨宿りしていましたが。)

良い磯も見つけられたので、宿に戻って明日の朝まずめに備えました。
(初日から豚シャブで豪遊してしまいました)



5/19
朝2時半起床。昨日見つけた磯へ向かいます。
ですが向かい風と寒さが厳しく、なかなか渋い状況。(僕に関してはトッププラグとジグを宿に忘れてしまいました)

えきさんと正木さんは波を被りながらも先端で粘りましたが残念ながらノーフィッシュに終わりました。

一方僕はというと、ロウディーのサラシ打ちでフグ1匹と、ヘビーショットのリフト&フォールでイナダを1匹上げました!()

「ロックショア青物じゃん!やったね!」
「よ!竿頭!」
とひとしきり煽られ移動。(血涙)

次のポイントへの道中、何やら3人に変化が。。。

えきさん「ヒラマサってなんだっけ?」
正木さん「ヒラマサ、、?僕は知らないですねえ。」
僕「幻の魚らしいですよ。」


ということで、港に隣接する釣具屋で各々ショアラバなりワームなりを買い、漁港で釣りをすることになりました。許してください。


開始早々、僕のジグに何やらヒット!
40cmほどのイナダでしたorz(後ろの虹が綺麗です)

イナダも積もればブリとなる。先ほどのイナダと合わせると約70cm!実質ワラサですね(錯乱)


その後しばらくしてえきさんにヒット!
マゴチ!

50アップの立派なマゴチでした!とりあえず晩御飯を確保できて一安心。




その後は3人とも無反応。移動を繰り返し、そこそこの水深があるポイントを発見。
ここで正木さんになにやらヒットした模様!


準本命のヒラメ!

ショアラバのテンションフォールで食ってきたそうです。さすがです!
その後、僕もショアラバをテンションフォールさせまくりましたが無反応でした。


夕まずめは堤防でライトゲームを楽しむことに。真冬並みの気温と向かい風強風でかなり厳しい状況でしたがそこそこ楽しむことができました。
ムラソイ 

黄金ムラソイ 

アジ 

メバル 

メバル(正木さんは初のメバルだったそうです)

この日の釣りはこれで終了。ヒラメとマゴチをおかずに食卓を囲みます。

刺身を2、3切れ食べたところで全員飽きてしまったので唐揚げにして大量の魚を消費しました。




5/20
寝ブッチしました。(完)


帰りしな、えきさんの提案で温泉によりました。


露天風呂で絶景(広義)を堪能し、遠征を締めくくりました。
えきさん運転ありがとうございました!


ヒラマサは撃沈でしたが、なんだかんだポテンシャルを感じる遠征となったので是非また行きましょう!

2018年5月12日土曜日

5/12 新緑のイワナ釣り

3年の正木です。
5月。キャンパスを吹き抜ける若葉風が心地よい今日この頃、皆さん如何お過ごしでしょうか?

釣りに関して言うと、最近の正木のマイブームは渓流ルアーです。
GW後半に地元でアマゴ狙いのミノーイングに初挑戦し、渓流ルアーの世界にどっぷりハマってしまいました。



魚の居場所を推測し、そこにルアーを通す適切なコースとキャストの目標地点を割り出し、障害物を避け正確にルアーを投げ入れる。手元の感覚を頼りに積極的にルアーを動かし、追ってきた魚を食わせる。このコンパクトにまとまった一連の過程をテンポよく繰り返していくのが、どうやら自分の性に合っていたようです。

まぁとにかくクッソ面白かったのですが、そんなところに先日の養沢に引き続いて渓流でのフライフィッシングを計画していた4年の中村太郎さんと2年の石井君からありがたいお誘いがあり、二つ返事で参加を決めました。


深夜12時に集合し、中村さんの運転でポイントへ。朝の冷え込みは厳しく、5月中旬にもかかわらず気温は3度!
しかしルアーは朝イチが勝負なのですばやく準備し、橋脚の前面をダウンクロスに投げ入れたスピナーで舐めるように攻めると、早速反応が!



人生初のイワナ!
幸先の良い滑り出しに、今日はイージーな日か?と期待するもその後はチェイス1回のみで音沙汰なし…フライの二人にも反応がない様子。
まぁまだ虫が飛び始めていない早朝ならこんなもんだろうと最初のポイントに見切りをつけて移動。

移動先は最初のポイントに比べ深く広い淵が連続するポイントで、ルアーの自分としては嬉しい感じ。フライ班と二手に分かれ正木は上流へ向かうも、少し行くと先行者が…
仕方なく引き返し、川の上流側から淵に向けてミノーを投げ入れつつ探っていると、突如現れた魚影がミノーをひったくった!



これも小さいながら綺麗なイワナ!ひとまずミノーとスピナー両方での攻略に成功して上機嫌。

ちなみにこんな場所。


フライはここもあまり状況が良くないようで、フライへの活性が良くなる午後に中村さんのとっておきのポイントを攻めることに。
このポイントでも同様に二手に分かれ、上流部をあらかた攻め尽くすもミノーに1チェイスのみ…
そんな中、中村さんが今日一番のサイズを釣り上げたとの連絡が!

中村さん曰く、今日はフライへの反応が非常にセレクティブで、ライズしている場所に完璧なコースで流しても食ってこなかったそう。そこでひたすらフライを交換し、4つ目のフライでついにイワナを振り向かせることに成功したとのこと。流石に踏んできた場数が違う中村さん。食わせる手段の引き出しが多い!
その魚がこちら!


カッチョエ~!精悍な顔立ちとはまさにこのこと。



サイズは24cm。やっとまともな大きさの魚が出てきた!

あとは石井くんが釣るだけ…幸い同じ場所でまだライズが継続しており、中村さんによる的確な指導によってフライ初心者の石井くんにも待望のヒットが!
しかし正木が聞いたのは「アーッ」という無念の叫び…フライ独特のアワセからファイトの動作に手こずり、残念ながらバラしてしまった模様。

その後、今日一日の全体的な魚の活性の低さは水温低下によるものであると判断し、少しでも水温が高い可能性のある本流などを攻めるも、無反応に終わりました…
いつもに比べて流量が多く、魚の付き場が少なくなってしまっていたのも厳しい釣りになった一要因だろうと中村さんは言っていました。

というわけ釣果としては微妙に終わった今回の渓流釣行でしたが、美しい魚と渓流の景色に癒やされました。本当にいい季節なので、渓流行きまくりましょう!



しかし、やはりイワナという魚の釣り方がいまいち掴めず不完全燃焼…
石井くんも未だ渓魚を手にすることが出来ておらず、近日中の再戦を誓って帰路に就きました。

2018年5月6日日曜日

2018/5/2〜6 対馬遠征

毎度毎度ブログ書くのが遅くてごめんなさい。森村です。
2018年GW後半戦は、3年森村と2年大村で長崎は対馬へ遠征してきました!

〜0日目〜
5月2日、平日。森村は2限を受けたのち東京駅へ。
この日は新幹線で博多まで向かい、その夜に出るフェリーに乗って翌朝4時に対馬に到着するという行程だ。

博多へ向かう5時間の車内、正直なところ不安しかなかった。
我々は初めての対馬なのに、ポイントのリサーチ不足。
しかも2人しかおらず、節約のため車中泊。
辛い遠征になるとしか思えなかった。笑

夜22時、フェリー乗り場で大村と合流。
そしてこの夜は最初の試練となった。

GWとあって船は大混雑、客席はあふれんばかりの人。
出遅れた我々はいつも通り?廊下で寝ることに。
そしてこの日の海は大荒れ。
多分普通の人の数倍荒れた海のフェリーに乗っている我々ですら、
思わず恐怖を感じた。当然寝られない。


朝4時に到着した時の達成感は並々ならぬものだった。
フェリーの名前はフェリーげんかいといい、おそらく玄界灘の玄海なのだが、
我々にとっては限界という2文字しか浮かばなかった。

〜1日目〜

朝4時に到着というのは釣り人にとってはありがたい。
当然そのまま朝マヅメに直行した。

初日のポイントは某有名ポイント。
この時点で我々が唯一知っている場所だった。笑

だが、到着した途端にこの島のポテンシャルを見た。
むちゃくちゃいい磯だった。魚の気配がありながら釣りやすい地形。
しかも天候は完璧で海は一面のサラシ。
早速釣りを開始した。

だが、この日は自分の実力不足を痛感する。
8時過ぎ、森村のシンペンにヒラセイゴがヒット→エラ洗いでフックアウト
その30分ほどのち、同じポイントでミノーに同サイズがヒット→波に魚がさらわれ、手前の岩にPEが擦れてラインブレイク
魚をかけてからが下手すぎる…潮止まりを迎えたところで朝マヅメ終了。

近くのスーパーで昼食と仮眠をとり、夕マヅメに向けて磯を開拓。
開拓ゆえ期待はしていなかったのだが、行った磯は2つともいかにもな雰囲気。
この辺で実感したが、対馬はやはり大きい島だ。
我々がよく行く島の数倍あり、ポイント移動も乗車時間で30分を軽く超える。

夜は温泉へ。車中泊遠征における唯一の贅沢。
潮風と波しぶきにさらされた体を休め、翌日に備えた。

あ、夕マヅメはノーバイトでした。

〜2日目〜
朝マヅメ、昨日開拓したポイントで釣り開始。

昨日見たときより潮位的にいい感じ。
するとミノーを引いていた大村に足元までチェイス!が、乗らず。
しばらく何箇所か打つものの反応を得られず移動。

昨日の朝マヅメやったポイントへ。
ルアーを通すコース、掛けてからのいなし方、ランディングまでの流れをイメージしてからキャストする。

手前のゴロタから1段落ちて流れが複雑になっているサラシにシンペンを通す。
この時のシンペンは河川やサーフ向けで、すぐ浮き上がるため使いにくいが、
スローでもアクションするしフォールも良いので、ラインスラックを取る程度でステイ。

するとゴロタ際の流れの中でゴンッとバイト!
同じ過ちは犯さない。エラ洗いをロッドでいなし、ランディングポイントへ誘導。
サイズは小さいが、初めての磯ヒラで昨日の借りを返せた、最高の1本となった。



イメージをつかめたところで、ルアーチェンジ。釣友会定番の信頼ミノーへ。
先ほどヒットしたゴロタ際の払い出しにミノーをステイさせる。
ギリギリ波動を感じるくらいにリトリーブしていると、今までより重量感のあるバイトが!
重みと突っ込み、エラ洗いに耐え、手前の岩をかわしながら誘導。
最後は大村がランディングしてくれた。



71cm。しばし見惚れるほど渋みのあるかっこいい魚体。
この魚はキープし、お腹を開くとベイトは3cmほどの小アジ、8cmほどのカタクチだった。

この後は波と潮位を見て釣りにくくなったので終了。

この時点で2人ともルアーの破損やロストで釣りにくくなっていたので釣具屋へ。
情報を聞くと、やはり今朝のポイントが圧倒的に良いとのこと。
第2のターゲットであるヒラマサも出ると聞き、期待が高まった。

また、我々の数日前に釣行していた富田さんからも情報が。
ありがとうございましたm(_ _)m

この日の夜はヒラスズキを調理。



小さいナイフと携帯コンロでなんとか刺身とバター焼きに。やはり美味しかった。

〜3日目〜
この日も朝は昨日と同じポイントへ。
波がやや落ち着いていたので、サラシの感じが変わっていた。
そこで昨日のうちに目をつけていた場所を試す。

まずはシンペンで風や波、流れ、岩を確認してコースチェック。
数投して、レンジを入れつつ風の影響を抑えるためミノーにチェンジ。
その2投目でヒラセイゴ。



この1本がこの遠征で一番嬉しかったかも。
状況に合わせて前日に目星をつけたポイントに切り替え、自分のイメージした釣りができた。

この後、同じポイントで通すコースを変えて1本追加。

この日、朝マヅメの後半戦はヒラマサ狙いで磯を歩いてみるが、
爆風で釣りができる気がしないので引き上げることに。

夕マヅメは、今朝のポイントからさらに進んだ場所でヒラマサを狙うも気配なし。

〜4日目〜
最終日。朝マヅメは昨日の夕マヅメと同じポイントでやるが、ベイトの気配がない。
釣れる気がせず、漁港で軽くエギングをして、釣り終了。

帰りはアネロンを買って飲んだらあっという間に博多到着。
博多ラーメン食べてネカフェ泊まって朝帰り。

〜まとめ〜

対馬、とってもいい島でした。
離島という感じがしなくて、スーパー夜10時まで空いてるし充実してるし、
島で会う人みんな人当たり良いし、車も綺麗で温泉も良かった。
大きい島だからランガンに時間はかかるけどどれもいい磯なので、
是非また秋のシーズンに行きたいと思いました!