2018年7月1日日曜日

早夏の渓流釣り

どうも、2年の石井です。

夏もまだ始まる前、もう2ヶ月以上前のことですが、実はどこぞの渓流に釣りをしに行ってきました。結構思い出深い釣行だったので、今回はそれについて書こうと思います。実際は単にブログを書き忘れていたなんて言えない...

Day 1

この時のメンバーは、ぼくと後藤さんと正木さんです。ポイントまで、川のすぐ横の道を車で走ります!

がッ!、この時の天気は雨!

少々不安がありますが、石に気をつけて駐車できる場所を探します。

場所がみつかり、雨でぬかるむ前に車を反転させておこう、ということで、車を反転させようとすると...

WEEEEN!!

、、、、

、、、、

、、、、スタックしました。

oh...

しかも目の前に木があるので前にも進めず、バックもできないという状況...

土を掘ってなんとか脱出に成功!

このハプニングと強くなる雨でぼくはもう釣りをする気力がなくなってしまっていました、、、

が、流石は元部長の正木さん、この状況でも

WARESAKYYYYYY!!!!

と言って意気揚々と真っ先に釣り場へ向かいますw(ちょっと誇張してますがw)

ぼくがフライタックルを用意して正木さんと後藤さんに合流するとすでに1バラシした模様!アツイ!

正木さん、後藤さんの二人はルアーで釣り上がり、ぼくはフライで釣り下がります。

実はぼくはこれまでに、3回ほどフライフィッシング釣行に行ってきましたが、結果は全て撃沈、Absolutely No Fish でした。

今回こそは釣りたい!という切実な気持ちを持ってフライを投げていきます。

目ぼしいポイントにフライを通す、しかし出ない。

10cmほど奥にもう一度フライを通すと、

ぱしッ

乗った!バラさないように必死に取り込みます。そして、ネットイン!

人生初イワナ!

20cm弱の尺でもなんでもないイワナですが、初めてフライフィッシングで釣った魚、これまでの釣行で辛い思いをした分、筆舌し難い喜びを感じました。

雨を落とす空に向かって叫びました。




といっても、まあ、まだ実力不足。その後もポツポツ反応はありますが、なかなかアワセが決まりません。結局釣れたのはこの一匹だけでしたが、大満足!


そして、釣り終了し、ルアー班と合流。話を聞くと、

「尺釣れたよ」

ッえ!?

釣ったのは後藤さん!

やはりこのサイズのイワナはかわいいというより、
かっこいい。

32cm!!

なんと、後藤さんは渓流でのエサ釣りはしていたものの、ルアーフィッシングは初めてだという。

しかも、後藤さんの使っている高いロッドは前日に買ったものだという... 激アツ!

ルアー班は正木さんも含めてイワナが結構釣れたようですが、ヤマメもちょいと釣れたみたいですね。


キレイなヤマメ!

尺イワナだけキープし、あとはリリース。

尺イワナは宿の方に料理してもらいました!


めっちゃ美味しかったです。


Day 2

この日は前日の3人に加え、1年生の宮島くんがフライで参戦。

今回も、ルアー班は釣り上がり、フライ班は釣り下ります。

ぼくも、宮島くんも、ドライフライという水面に浮かせるタイプのフライを使って攻めます。川の水量がやや多く、少し魚の意識が水面に向きにくいですがドライフライへの反応はポツポツと。

しかし、魚が小さいのかなかなかフッキングしません...ぼくがかろうじて5cmくらいのマイクロヤマメを釣りましたが(人生初ヤマメ)、写真を撮ろうとする間に逃げてしまいました...

宮島くんは久しぶりのフライでちょっと手こずりBozu...

ルアー班は流石にコンスタントに魚が釣れたようですが、大物はなし。

午前中の釣りはここいらで切り上げます。

午後はポイントを変えて釣りを、、、

しようとしたのですが、かなりやばい爆雨の影響により偵察しに行った川が、エントリーポイントを探しているうちにみるみると茶色になっていって水量も増えて行くので、釣りは断念。次の日に釣りができる状態に回復していることを祈ります。


Day 3

この日はメンバーが少し変わって、フライ班はぼくと宮島くん、ルアー班は後藤さんとJPさんです。

ポイントが復活しているかどうかドキドキしながらポイントへ向かいます。

ポイントへ到着。幸いなんとか釣りはできそうな状況です。

入渓ポイントからしばらく登ると堰堤があり、ぼくと宮島くんはそこでルアー班との合流まで粘ることに。

この日もドライフライを投げますが、反応はなし。前日の雨による増水もあって、魚が水面を意識していないと考えて、ぼくはエルクヘアカディス(というフライの一種)を流れに乗せて水中に沈ませてみます。

すると早速ヒット!

狙い通り釣れた魚は格別!



同じように水中を狙う作戦でニンフ(水中に沈ませて浮きを使うフライ)をやっていた宮島くんにもヒット!

宮島くん、今遠征初フィッシュ!

その後、落ち込みを探るために、流れに負けないようにカディスにガン玉をつけてみます。するとなんかいいサイズの反応が!

22cmのナイスなイワナ!

まさにカディスを咥えている。
色も含めてグレートなかっこよさ!

と、ここでハプニングw

せっかくなのでブツ持ちを撮ろうと動画を撮り始めた直後....

「お"っ」
「あ"ーッ!」


魚が逃げるまさにその瞬間から動画は始まる...

動画開始とともにイワナがランディングネットからジャンプアウト!

その後足元を捜索するもイワナくんは無事に逃げましたw



さらにその後に宮島くんも一匹追加!

かわいいマイクロイワナ!
一通り釣って、もうこれ以上は釣れなさそうな感じがしたので、じゃばじゃばと水に入ってフライ回収などしてしまいます。

と、ここで釣り上がってきたルアー班が合流。

一応堰堤を打ちたいといことなので、どうぞということに。

すでに打ちまくったり、ずかずか入り込んでフライ回収をしたりしているので、もう魚は出ないだろうと考えていました、ぼくも宮島くんも....

しばらくするとJPさんの歓声が聞こえてくる。

ッえ!?

すぐさま走り寄ると、まさかの尺イワナ!

堂々の38cm!!
JPさんも嬉しそう!

イワナの尾を鷲掴みw





JPさんによるとこのイワナはめっちゃ引いたそうな。

いいですねぇ。

確かにぼくと宮島くんでフライを打ちまくった場所だったのですが...

嬉しいけど、なんかつらい...w

フライ班とJPさんでこのイワナの処理をしている間、いつの間にか後藤さんは堰堤をルアーで攻めまくって小さいイワナを五匹ほど釣っていたようですが、残念ながらその後は大物は出ませんでした。

結局この大イワナだけキープ。こちらも宿で料理してもらいました。

その身はまるでシャケのよう!

前日に後藤さんが釣った尺イワナは白身でしたが、こちらのJPさんが釣った尺イワナはシャケのようにピンクがかった身でした。味もシャケみたいでしたね。あまりイワナっぽさのない味でしたが、とても美味しかったです!

Day 4

この日は前日と同じメンバーで朝だけちょっと釣ります。

増水もあってドライフライではなかなか釣れず、ぼくはBozu。テンカラっぽい釣り方をしていた宮島くんはヤマメを一匹。

ルアー班もぽちぽち釣れたみたいですが、大物はなく...


ここにてこの遠征も終わりですが、今回はフライとルアーの得手不得手がよくわかる釣行で、なかなか勉強になりました。

フライで大物を釣るその日まで、知識と技術を磨いていきたいと思います!

謎タイミング6月合宿in日本海

なんとか北海道遠征を運転手一人で完遂したペーパードライバー、3年正木です。
イトウとの激闘の車中4泊5日を終えて一日の休息の後、再び遠征へと繰り出しました。

今回のメインターゲットは磯からのヒラマサ!とにかくヒラマサです!
参加メンバーは1年:宮島くん、2年:石井・大村、3年:正木・森村・後藤、4年:中村さん、M1:植田さん・JPさん、OBのえきさんとジョンさんの総勢11名!!
なんで春の合宿より参加メンバーが多いんですかね…もちろんそれは3年が皆暇学科だから今がショアからデカマサが狙えるベストシーズンだからです!

1日め

石井くんと3年の3人は深夜の高速をカッ飛ばし、一足先にポイントに到着。自分より若いメンバーだけで高速を運転して釣りに行くというのは初めてのことだったので、新鮮でした(なお正木は爆睡)。

夕まずめ、「まさかこんな序盤からヒラマサが出るわけw」という舐め腐った態度でいた正木のロケットダイブにまさかまさかの2バイト。しかし心の準備ができていなかったせいかフッキングせず…
翌日以降に期待が持てそうなので良しとして、石井くんと後藤のライトゲーム班へ合流。

良型のメバルがポツポツ。

ヨロイメバル?この4日後の魚類同定の授業に登場して思わずイキリ散らかした。

石井くんは尺アジをランディングしてオートリリースするというやらかし。なめろう食べたかったんだけど?


2日め

朝マズメはひたすら何もなし。某有名インスタようつべアングラーの方とポイントで遭遇し、激アツなお話を伺う。

その後後発組も到着し、日中攻め続けるもなんもなし。

夕まずめ、手前のサラシの10mほどチョイ投げしてショートジャークを入れた正木のロケットダイブにまたもやヒラマサバイト!しかも今度は乗った!追いアワセだ!
からのスポーン(゜Д゜) ハア??
どうやらまたも合わせが早かった模様…しかも抜けたルアーを適当に回収しているときも足元で背びれ丸出しのバイトをしていたらしく、全体的に焦って冷静な対処ができていなかった模様…この日はこのバイトのみで終戦。

宿に帰ると…



卓球大会ヒラマサカップ開催。

前日ライトゲームでキープしたメバルは開きになって出てきました。



これがめちゃくちゃ日本酒に合う味だったそうな。


3日め

元卓球部の正木は昨晩水を得た魚のようにはしゃぎ、朝マズメ疲労で寝ブッチ(猛省)

磯でシンペンを沈めてジャークしていた中村さんの竿に重みが。
「海藻!」
そう叫ぶ中村さんの糸の先に付いていたのは…


ヒラメwww


磯のヒラメの体色カッケェ

何はともあれ食料確保してくれて嬉しい限り。

日中の地磯はひたすらノーチャン感が漂う精神修行なので、宿の主人の船で沖磯へ。
この主人がめちゃくちゃいい人で、森村は「男が惚れる男」といっていました。
ショアからはトップしか投げない、ジグキャスターにドラグ15kgかけてファイトしてへし折るなど、我々の目指す激アツスタイルの体現者でした。

OB組は近場の沖磯、現役組は少し離れた場所の灯台型沖堤防に渡してもらい、釣り開始。
あまりにも海のど真ん中の灯台だったもんで、戸惑いつつダイペンを投げていると、ちょうど灯台を挟んで正木の反対側でラピード160を引いていた森村の絶叫が大海原に響き渡った!
そんなに大きくはなさそうだが、念願の青物だ!
毎晩のイメトレの成果か、すんなりギャフうちも成功!



ワラサ!サイズは65cmくらい?

ヒラマサではないものの、ショアからトップで青物を取るのはなんだかんだすごい。
同じタイミングでライングループにも釣果報告が!



えきさんもワラサ!こちらはジグとのこと。

ワラサ爆釣モード突入かと思われたものの、後が続かない…
その後、たりーとさんがキャスト切れと同時に竿の継ぎ目が抜けてブルスナを奉納したり、植田さんがヒラマサチェイスさせて食わせきれなかったり、デカイ根魚に潜られたりと全体的に渋沢のまま沖あがりの時間に。

夕まずめは地磯と港に分かれて出撃。
土曜とあって地磯は人が多い…

竿ロストにもめげず、一心不乱にジグをシャクる中村さんの竿に重みが。
「藻!」
そう叫ぶ中村さんの糸の先に付いていたのは…


カサゴwww

地磯はこれだけでした。

一方港組のライトゲームは微妙…
そんな中、今遠征ではバラシ続きだった植田さんが魅せる!



ヒラメを狙ってヒラメを釣るさすがの優等生!55cmくらいだったようです。

夜は宴会!!



前日のメバルの開きも、この刺し身も、宿の主人に調理していただきました。季節的にはそんなに良くないはずのヒラメとワラサですが、どっちもめちゃ美味しくてたまげました。

4日め

最終日、朝マズメは全員で沖磯のはずだったのですが…




森村はとてつもない寝相で起きず。
正木は指先から原因不明の流血がとまらない。

結局OB組が沖磯、大村中村ペアは地磯ということになったのですが、この決断が明暗を分けることに…

沖磯でジグをシャクっていたジョンさんが!ついに!仕留めた!



86cm 5kgの文句なしのショアマサ!!!
磯からジグでこのサイズをキャッチするのはさすがとしか言いようがない…ツエー
ジョンさんはこれに加えてワラサもキャッチ。えきさんもデカイ根魚(おそらくヒラメ)をかけるも根ズレでリーダーブレイクと、沖磯は激アツ!

対して地磯の二人は撃沈…
この日は沖磯の日だったのか、はたまたOBのお二方が釣りウマすぎただけなのか…

そんなこんなで今回の遠征は終了しました。


pnb(perfect no bite)の部長(女装)

久々にワイワイやれて、楽しい合宿でした。個人的にはヒラマサ2バラシとかなり悔いが残る遠征だったので、また秋のシーズンにリベンジしたいところです。かつてなくヒラマサに近づいた遠征でしたが、そう簡単には釣らせて貰えませんでした…

暑い夏が始まります。日焼けと虫刺されはマジで体力を奪うので、対策しっかりしてアツい釣果をあげていきましょう!ラッシュガードはマジで有能なのでみんな買おう!