2017年9月4日月曜日

2017夏合宿 in 高知!

みなさんはじめまして、1年の冨田です。

8月も下旬となり、夏休みも中盤に差し掛かってきた8/26~29にかけて、部長の正木さんの地元である高知で合宿をしてきました。メンバーは、3年の熊井さん、2年の正木さんと佐藤さん、1年の中村君と僕の5人です。メインターゲットはもちろん、日本三大怪魚の一つで、絶滅危惧種に指定されており、日本で唯一高知県でのみ釣りが認められている、アカメ。1mを超す巨体に想像もつかないまま、合宿初参戦の自分は高知へと向かいました。

~初日~
 この日は合流日といった感じで、自分は午後に高知空港に到着する飛行機で現地に向かい、熊井さん、正木さん、佐藤さんとレンタカーに合流。正木さんと熊井さんは数日前から現地入りしているものの、未だアカメを釣り上げられていない模様。その後高知駅に向かい、中村君とも合流。全員が揃ったのち、釣具店へ向かい、ひとまず翌日のマダイ船に向けて必要なものを購入しました。各位物色するも、テンヤマダイ経験者がおらず、結局店員とお財布に相談しながら各々カブラやテンヤを購入。
(店内にいたペッパー君と戯れる熊井さん)

 その後、ひろめ市場にて夕食をとることに。数多くの屋台が並んでおり、定番のカツオのたたきからクジラの刺身、鯛めし、軍鶏鍋など土佐名物の数々を嗜み、明日以降に向けて英気を養いました(?)。本場のカツオのたたきはやっぱり美味しいなあと思いました。クジラの刺身が見た目と違ってさっぱりした味だったのは意外。




食事をとった後、正木さんの親戚の家に向かいました。一同、そこの女の子2人の元気さに圧倒され、疲れ果てて就寝。翌日の船に備え休みました。




~2日目~
この日は船に乗り、テンヤでマダイを狙うことに。6時頃に出船。朝のうちは波も穏やかで、日の出とともに太平洋を望む景色が非常にきれいでした。

船を30分ほど走らせ、ポイントについたところでいざ実釣開始。餌のつけ方やしゃくり方、狙うタナなど初めてでおぼつかず完全に手探り状態。底付近を狙っていると一投目にして船の反対側の正木さんの竿とオマツリで萎え…と思いきやオマツリをほどいて巻き上げるとなんだか重たい?



巻き上げてみると小さいながらイナダが釣れていました。どうやらこいつが暴れて仕掛けが絡んだらしい…
 その後しばらくして正木さんの竿にヒット!巻き上げてくると念願のマダイ!小ぶりながらもうれしい初の1尾。

 その後、エソやベラといった餌取りの猛攻を受ける中、佐藤さんの竿になにやら大物がヒット!バラさない様に慎重に巻き上げてくると、上がってきたのは先ほどより大きなタイ!

52㎝の大物でした。これにはびっくり。早々に大物を釣り上げた佐藤さんはその後船の上で就寝した模様。
 その後、朝マヅメのうちに正木さんや自分の竿にイトヨリがヒット!スレ掛かりだったので引きほどは大きくなくてちょっと残念・・・

その後、正木さんがガンゾウビラメを釣り上げ、熊井さんもマダイを追加し、マヅメは終了。
 しばらくして10時ごろ、ここまで釣果がなかった中村君にもヒット!なにやら重い手ごたえで上がってきたのは・・・
なんとミノカサゴ!暖かい海にいる観賞魚くらいにしか思っていなかったのですが普通に釣れる魚なんですね。迷った末に背びれを落としてお持ち帰りし、食べることに。
 その後、中村君に再びヒット!良い引きを見せて上がってきたのは良型のシロサバフグ・・・
11時ごろになり、当たりが遠のいてポイントを移動し続けると、中村君にまたヒット!中村君も無事マダイをキープ。これで自分は唯一マダイを上げられていないことになり、内心焦る。

 12時を過ぎ、昼ご飯のおにぎりを片手に釣っていたところ、自分にも久々のヒットが。上げてみると小さいながら念願のマダイ!これで全員マダイを上げたことになり、一安心。
このポイントで粘っていたところ、正木さんの竿にタカノハダイがヒット!黄色の模様がとても綺麗でびっくりしました。
 その後再びアタリが遠のき、午後2時半ごろ、自分の竿に何やらモゾモゾとしたアタリが。餌取りか…?と思っていると、急にグイグイ引きずり込まれる!慌てて合わせるも根に潜られたようで、無念のラインブレイク。根魚系だったのでしょうか、逃した魚は大きい…
 午後3時頃、タイムアップ。納竿となりました。終わってみれば全員1枚マダイを上げることができ、全体としてはまずまずといった釣果となったものの、僕個人の釣果としては小さなマダイしか上げられず、最後に大物をバラしてしまったこともあり、やや不完全燃焼といった感じでした。外道が多彩で楽しかったというのもあるし、機会があれば是非テンヤマダイにリベンジしたいですね。

帰港したのち、一同で釣った魚を捌き、料理に取り掛かりました。多彩な料理が並び、豪華な食卓となりました。

マダイのお造りと塩焼きが特に美味しかったです。やはり獲れたての天然の魚に勝るものはない。一方ミノカサゴは…カサゴというだけあって「上品な白身」ではあったのですが、味付けをしっかりしておいたほうがよかったか。

その後就寝し、二日目は終了となりました。



~3日目~
 この日は早朝2時(早朝…?)になんとか起床し、市内の川へ。チヌを釣りに行くのかと思いきや、釣れたらアカメ釣りの餌にするそう。30㎝くらいなら丸飲みにするというから驚きです。
 ポイントに到着して1投目、いきなり中村君の竿にヒット!しかし慌ててしまったのか痛恨のばらし…掛けてから魚が跳ねたそうなので大型のシーバスだったのでしょうか。
 その後ポイントを変えキャストを繰り返すもしばらく反応なし。夜が明けかけてきたころ、グラスミノーを投げていた自分の竿にヒット!急に竿が重くなったと思っていたらいきなり引き始めてびっくり。ドラグが逆回転し、あたふたしていたら竿がふっと軽くなり、無念のバラシ…フッキングが甘かったようで、追い合わせの重要性を痛感しました…
 突然のバイトに呆然としていたところ、その数分後に今度は熊井さんの竿にヒット!今度は追い合わせを数回入れて確実に引き寄せる。何度か暴れながらも無事に上がってきたのはなんと大きなマゴチ。
後で計測してみると65cmでした。こんな大きなマゴチがごく平凡な川に潜んでいるというのは驚きました。
 夜が明けた後もポイントを変え、ポッパーなど投げてみるも反応なく、一旦帰宅することに。あれ、エサにするはずのチヌは…?
 帰宅して朝食をとり、仮眠をとったのち、自分と中村君、正木さんの3人で近所の池にバスを狙いに行くことに。自分はバス釣り経験はほぼ皆無だったのですが、何度かワッキーリグを投げていると、ヒット!
サイズは20ちょいといったところですがなかなかの引きを見せてくれるので面白いですね。
 その後しばらくして、再び自分の竿にヒットし、同じくらいの大きさのバスを追加。バス釣り楽しい。
 しばらくして橋の周りを攻めていた正木さんにも待望の一匹が。
 
活性が下がってきたところで、ポイントを移動し攻めてみるも、正木さんが小バスを1匹追加するのみで、暑さも半端なくなってきたところで終了。一旦家に帰りました。
 休憩をはさんで夕方頃からアカメ用の餌を確保するため、正木さんは港でサビキで小魚を、自分と中村君、熊井さん、佐藤さんの4人は近くの川に外来種のティラピアを確保しに行くことに。正木さんの「ティラピアは餌垂らしておけば入れ食い」との情報とは裏腹に、アタリはすぐ出るし泳ぐ姿も確認できるけれども、なかなか針掛かりせず意外と苦戦を強いられることに。


コトヒキやハゼなども交じり、結局自分、佐藤さん、中村君が1匹づつ釣り上げるのみで終了。アカメのポイントへ向かいました。
 到着すると正木さんもダツを1尾上げるのみという状況で小魚の確保に苦戦しましたが、地元の釣り人の方からチヌを3匹譲っていただけることに。
PE4~5号に極太のハリス、巨大なハリといった凄まじい仕掛けでチヌを泳がせ、アカメ釣りに臨むことに。夜8時頃仕掛けを投入し、後はひたすら港で夜を明かして待つのみです。この仕掛けにかかってくるアカメとは一体なんぞや。


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結論から言うとアカメは掛かりませんでした…まあこればっかりは運なので仕方ないですね。夜中に時々起きて確認したりしましたが、出していた竿3本とも、何事も起こらずに朝を迎えてしまいました。朝方ボラが港内に入ってきて跳ね出したのですが、これが夜中に入ってきてくれればそれを追ってアカメも回ってきたのでしょうか。まあ一晩竿を出したくらいで簡単に釣れるような魚ではないということですね。

~4日目~
アカメを狙って港で夜を明かしたのち、一度戻って朝食をとりました。高知を出る飛行機や夜行バスまでまだ時間があるということで、寝る、桂浜観光&水族館でアカメを見てしまう、バス釣りに行くという選択肢の中からバス釣りに行くことに。昨日と同じ池に自分、中村君、正木さんで向かいました。
 昨日と同じポイントを攻めていくと、正木さんがバスやブルーギルを釣り上げました。

 水草の際ぎりぎりを攻めていた自分にもヒット!しかし抜き上げるときに針が外れてしまいました…
 場所を移動し、池の反対側へ向かうと、ここまで釣れていなかった中村君にもヒット!
何とか1尾釣り上げ、一安心といったところ。
さらに奥へ進んでいった正木さんももう一尾追加!

ここでタイムアップとなりました。
その後は戻って遅めの昼食を取り、帰りの便に乗って東京に帰りました。

総じて、今回の合宿はまずまずの釣果だったのではないかと思います。アカメが釣れなかったのは残念でしたが、船では全員が狙った通りマダイを上げることが出来、バスなんかも釣れたのでひとまず満足といったところです。一方個人的には大物を何度もバラしてしまったのが悔しい…今回は逃してしまったけれども次回以降の合宿では絶対に仕留めたいと思いますし、次の機会を楽しみにしています。







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