2019年10月28日月曜日

赤くて厳ついヒメマスを釣りたい‼︎ 〜道東トラウト遠征〜

こんにちは、2年の高井です。

いきなりですがあえて最初に釣果写真をお見せします!
雄個体。口、体色、背中、鰭....どれを取ってもかっこいい...
カッコよくないですか?
陸封型のヒメマスは10月から11月にかけて繁殖期を迎え、オス個体は写真のように赤黒く、背中が大きく張り出します。

インターネットやSNSで見たヒメマスの写真に一目惚れし、道東への釣行を企画しました。今回の釣行ではヒメマスをメインに、渓流や中流域、湖、海などいろいろなフィールドに挑戦してきました。参加メンバーは工藤さん、中村くん、高井です。

1日目 短時間渓流

昼頃に空港に降り立ち、食事や釣具屋での情報収集、クマスプレーの回収を済ませて、釣り場に車を走らせます。タンチョウを見られたらいいな~なんて話をしていたら、タンチョウ普通にいました。それも数十匹・数百匹単位で(笑)

この日は渓流域でオショロコマやヤマメなど渓流魚を狙います。グーグルマップで当たりをつけておいた場所に車を停めて、早速入渓です。

まずは小さめの滝にミノーやスピナーを投げ込み、トゥイッチなどで誘います。
ファーストヒットは中村くん!いきなりオショロコマ!!北海道ならでは!
人生初の渓流魚がオショロコマ(笑)
北海道の渓流でもどこの谷にもオショロコマがいるとは限りません。選んだポイントにオショロコマがいてくれて一安心です。

その後、釣りあがっていく中で工藤さんと僕も魚をヒットさせます。(自分たち以外に人がいないはずの渓流で、ある石に当たった流れの音が人の話し声or動物の唸り声に聞こえたのは恐怖でした)

水温が低くて活性が低いのか小型個体が多いからか、チェイスは多いもののバイトが少なかったですが、無事に全員がオショロコマやヤマメをゲットして退渓。今回のメイン、ヒメマスが生息する湖に向かいます。

道東の日暮れはだいたい4:30でした。時間がなくて湖では少しだけしか竿を振れませんでしたが、工藤さんニジマスをキャッチ!

この1匹を最後にこの日は納竿。温泉で体を温めて、早めに就寝しました(車中泊)。


2日目 紅葉の湖でヒメマスフィッシング!

この日は湖でヒメマスを狙います。これを釣るために来たんだ!!

まずは湖に小さな川が流れ込むポイントを狙います。日の出前で極寒ですが、他にも5,6人の釣り人が竿を振っていました。流れ込みというだけあって期待したのですが、エゾウグイが釣れただけで、トラウトの気配は薄めです。

ポイントの見切りは早めに。事前に調べておいた別のポイントに車を走らせます。
これが正解で、次に入ったポイントではときどきライズが見られます。しかもよくみるとあの赤い魚体が!!
繁殖のためにヒメマスたちが岸際に集まっているんですね。場所によっては僕たちがウエーディングしているところより浅瀬でヒメマスが落ち着きなく泳いでいます。

時には遠投し、時にはサイトでヒメマスを狙います。魚はそこらじゅうにたくさんいるんですが、落ち着きがなく泳ぎ回っていて簡単には食わせられません。スレているのかヒメマスの性質なのか、見切りが早くてバイトが浅い印象でした。
それでもキャストを繰り返すと
この個体特にかっこいい

スプーンでヒット

雌ヒメマスの写真なくてすみません笑
魚が綺麗なので3人分の写真を載せておきます(笑)
オスもメスも釣れますが、やっぱりオスは赤黒くて顔つきが鮭っぽくて、体高があってかっこいいですね。

ヒメマス向けのルアーは渓流ルアーの蛍光色バージョンという形で発売されていますが、個人的には管理釣り場用のクランクベイトでゆっくり誘った方が食わせやすかったです。

3日目 湖でアメマス・ニジマス狙い

この日はヒメマスを釣った湖とは別の湖に移動し、ニジマスやアメマスを狙います。ウエーディングして5~15gスプーンやミノー、ジグミノー、ジグなどを遠投して狙うというイメージの釣りです。
カルデラ湖なので遠浅の地形
朝一、小雨が降る中深いポイントにスプーンを投げたら早速ヒット!小さいけどアメマスだ!と思っていたらフックアウト

数投でヒットさせることができて、意外と簡単に釣れるものかとその時は思いましたが、その後は3人とも沈黙が続き

5:30から釣りをしていましたが、朝のバラシ以降は何もないまま昼になってしまいました。

食べて美味しい外来種
ウエーディングするのは寒いということもあって昼間の釣れないだろう時間は、遊びのつもりで桟橋から釣りをしてみました。

休憩のつもりでのんびり竿を振っていたら、アメマスの群れが回遊してきてるやん!!
30~60cmぐらいのアメマスの群れが回遊してきて桟橋の下にたまりました(笑)

これはチャンス!!サイトで仕掛けます。

スプーンちょんちょん。ちょんちょん、ひらひらひら、ちょんちょん。バイト!!..........バラシ!!
ミノーゆらゆら、ちょんちょんゆらゆら、ちょんちょんゆらゆら、ゆらゆらゆらゆらバイト!!.........今度は慎重に!

ジョイントミノーはトラウト用ワーム

ポイントを交代しながら、3人とも同じ群れからアメマスを釣ることができました(笑) この湖に特有な金色のアメマスです。

実はマリモの湖です
最大サイズ40up!
後からわかったことですがこの日はシブい状況だったようで、夕方もウエーディングをしましたが僕が写真のニジマスを釣っただけで終わりました。
ウエーディングではこのニジマスとエゾウグイしか釣れず

本当はウエーディングで大きいアメマスを釣りたかったですが、桟橋からサイトで釣るという意外な方法でなんとか金のアメマスを釣ることができてよかったです(笑)

4日目 遡上アメマス・ロックフィッシュ

最終日、湖を離れて遡上アメマスを狙ってみました。川をのぼるアメマスの中には60~70cmある個体もいるみたいです。

ネットの情報とグーグルマップをもとに中流域で釣りをしました。アメマスが川のどの辺りまで遡上しているかということがわからず、最初のポイントではあまりアメマスの雰囲気が感じられませんでした。

別のポイントに移動して釣り上ると、工藤さんがアメマスゲット!!しかも2匹釣る!!

上の写真と比べて色が違いますね
アメマスが釣れた場所の近くでは、80cmくらいのシロザケが4,5匹泳いでいました(シロザケをこの場所で釣るのは禁止)。サケの卵を狙ってアメマスがついていたのかもしれません。

大きいアメマスの気配が感じられなかったので、ジンギスカンを食べて休憩し、港に向かいました。

おのおのワームでロックフィッシュ(アイナメ、ソイ、カジカなど)を狙います。壁際に昆布が生えていたので、その中にワームを落として誘っていきます。

どーーん!!プライドもなくガルプのクロー系ワームで誘っていたらきました。
今回の僕の最大魚(笑)
想定外に大きいカジカが釣れてしまいました(笑)  北海道は海も素晴らしいですね。

他の二人も壁際でカジカをゲット!
バスワームでカジカ
日暮れまで海で釣りをして、帰りの飛行機に乗るために空港に向かいました。


今の釣友会ではトラウトゲームがあまり盛んではないですが、トラウト楽しいですよ!管理釣り場から渓流、本流、湖…、いろいろなフィールドがあります。最近の釣友会には怪魚遠征やビッグゲームで圧巻の釣果を残している人が何人もいますが、15cmでも綺麗な個体が釣れたら嬉しいというのがトラウトフィッシングのいいところです。
最近釣りを始めた1年生には手軽に楽しめる管理釣り場がオススメですよ。案外奥深くて、ルアーの操作やサイトフィッシングの勉強にもなります。

今回の釣行ではオショロコマ、ヤマメ、ニジマス、ヒメマス、アメマスの5種のトラウトをゲットすることができました。国内のいろいろなトラウトを攻略したいですね。トラウト釣行、増やしていきたいです!

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