二年の小久保です。
待ちに待った南方遠征に行けたのでブログ投稿します。狙いはキハダ、GT、イソマグロ。
結果から申し上げますと、今遠征は呪われていました。ほんとに。
釣果の面でも、それ以外の面でもです。
事の詳細を述懐していきます。
メンバーは2年の小久保、2年森、3年西村さん、3年西村さん、4年高橋さん、4年北村さん、4年岸本さん、OB佐藤さん(途中から合流)です。
我々2年はロックショア初心者🔰です、どうなることやら。
day1
僕は前日午前四時まで糸巻きしており、絶起して釣友会の伝説になるところでした。
怪物とのファイトにわくわくしつつ、各々fgノットを組んだり、ルアー品評会をしたり、フックをセットしたり、森のリールに糸巻きしたり(絶対船でやることじゃない)してました。
とにかく暇!!!
各々switchしたり、本読んだり、卒論執筆したりと暇つぶし。パリオリンピックがいい暇つぶしでした。
day2
お昼過ぎに目的地へ到着。 ここでチケット無くしの小久保 take1。
また、遠征を通じて渡船でご一緒する方々(ONさん、OKさん)ともお会いしました(この2人に後に悲劇が訪れます…)
初日は磯には乗らないので、とにかく釣りをしたい面々で堤防へ。
ライトゲームでいろんな魚が来てくれました。
エイの群れ
キントキ
宿では自炊不可だったので、乾麺にお湯を投入し、電子レンジで温めてふやかして食べていました。これぞ伝統ある釣友会の遠征です。
day3
この日は時化ており、沖磯には乗れず。
堤防ライトゲーム、サーフライトゲームなど各々気の向くままに過ごしました。
サーフライトゲーム班はスプーンでイシミー乱獲
北村さんは何故か一人で山登り。
はよ磯に乗りたい…
day4
この日はやっと渡船に乗れ、沖磯を回りましたが乗れる磯無し!!
船長さんのご厚意で午前中だけオフショアジギング。
小久保はハンドルをつけずにジギングをスタートします。(西村筆)
安定のチギ(バラハタ)、こいつは美味い
ここで悲劇が起きる。
まず、オフショアジギングロッドを陸に忘れ、コルトスナイパーで餌釣りをしていた森に謎の魚が食ってくる。
森はポンピングを試みますが、魚に船の下に潜られて買ったばかりのコルスナがポッキリ…
そして糸も切られ泣きっ面に蜂。
まだ悲劇は続きます。
高橋さんがオフショアで使うにはあまりにも長い磯竿で餌釣りをしていると、推定40kgのサメが食い、真下に潜られ長い磯竿がポッキリ。
だからオフショアで長い竿使ったら駄目なのか…
まだ魚は付いていたので二人がかり、三人がかりで直線ファイト。
サメの魚影が見えた時は一同落胆、高橋さんはすっかり意気消沈。ラインを切ってサメとおさらば。
デカッポレで元気を取り戻す森氏
まだまだ悲劇は続く。
パックロッド、ビッグベイト縛りでオフショアキャスティングをしていたONさんにまたサメがヒット。
何でも万単位のビッグベイトを使っていたらしく、なんとしてでもルアーを回収し、デカザメも取りたかったONさんはラインを切らず、ランディングする様子。
そしてサメがよってきた時、パックロッドでは耐えられない負荷がかかったのでしょう、高そうな竿がポッキリ。
結局ルアーも回収できずラインを切ることに。二兎追うものはなんとやら。
結局オフショアで竿が合計3本折れるという結果に。(オフショアで長い竿を使った当然の報いとも言える)
ですが、流石はこの島のポテンシャル、魚の反応が沢山で大変楽しませていただきました。
day4
この日から高橋さん、北村さんが離脱。
この方々は結局磯に乗れなかった😭
午前中は名礁に乗れることに。
小久保、森、梅木、岸本班と西村、ONさん、OKさん班に別れます。
朝マズメ、潮が走っている…
投げ始めてからまだ5分程度でしょうか、梅木さんの竿が曲がる。
足元の根に擦られながらも魚を浮かせ、見えたのはロウニンアジ!
僕がリーダーをぶっこ抜き、無事ランディング!
8kgのMTでした!
流石名礁。
しかし朝のこのタイミングで潮が止まり、デッドベイトをしたり、つれないルアーで虚無虚無キャスティングしたりしてました。
一方その頃西村班では、バカでかい魚(おさめさめだったっぽい?)にOKさんのロッドが折られたそう…
竿折れすぎ。
午後からは名もなきカス磯に渡され、もうデッドベイトやるしかないっていう感じ。
色々釣りました。
この日から自炊可能な宿に移動、そこはかとないQOLの上昇がありがたい。
day5
この日も朝から磯に乗れることに。この日から佐藤さんが合流。
小久保、森、岸本、佐藤班と西村、梅木、ON、OK班に別れました。
我々が乗った磯はそこそこ潮が走っており、悪くはなさそう。
一同ルアーを投げる。
朝マズメは何もなく、だらだらとデッドベイトやったり潮が流れたタイミングでルアーを投げたりしてました。何かが僕のワイレスにミスバイトしたり、岸本さんが何かをかけてバラしたりと雰囲気はある。
そんな中、ミノーを投げていた佐藤さんの竿が曲がり、ドラグが出る!
ゴリゴリと巻いてくる佐藤さん、上がってきたのはクソデカバラクーダ。バラクーダ釣ったことない若輩者からすると、普通に羨ましい。
カッポレの引きはサイズ比で最強と聞いてはいましたが、初めて掛けたときは想像以上でした…
そんな中、僕に今遠征最大の悲劇が訪れる…
デッドベイトをやっていると、大きなアタリが訪れ、すぐさまドラグをキリキリ締め込む。が、そんなことお構いなしに魚はどんどん走る、パワーがエグい。
てかクソ重いなこれ。
ポンピングして見えてきたのは、デカ目のシャーク君でした。
サメが見えた時点でpeから糸を切るべきだった。
リーダーをできるだけ残したかったのでずり上げてギリギリで切ろうと思い、サメを上げれそうなところに回すとき、今遠征既に何回か聞いたポキっという乾いた音。
ああー
俺のパワーマスターがー😭
中古で譲り受けたものなので寿命といえば寿命ですが、GTを釣った思い入れのある竿なので悲しかったです…
それにしてもよく走るサメでした、途中で魚が変わったか?
あと、サメがバシャバシャやってる時後ろから30〜40キロはありそうなGTがついてました。やはり魚はいるのだと、この島のポテンシャルに感動。
しばらく茫然自失としたあと、佐藤さんにマンビカを貸してもらい戦線復帰するも、岸本さんのポッパーにデカイ何かが出ただけで納竿のお時間。
西村さんたちの班の磯には流れが届いておらず、1日中デッドベイトで一生サメに切られていたようです。
そしてONさんがサメに竿を持って行かてたそう…
これで全体で竿ロスト6本目…
day6
この日が沖磯に乗れる最後の日になりそう。
各々の顔には疲れとこのまま何もデカイのを上げずに終わるのかという焦燥の色。
この日は島随一の名礁に小久保、西村、ON、OK
それ以外が付近磯に乗ることに。
ずっと乗りたかった磯に期待が膨らみます。
最初の方はムロアジデッドベイトでONさんがデカイバラフエダイを連発。
片方は13kgの大物でした。
僕と西村さんはカッポレハンターに。
にしても、この日の某s根は波被りまくりで危険な状況、荷物も流失の危機。
そんな中、事故でOKさんの竿のティップが折れる、だがそんなことに構っている場合ではなかった。
僕はONさんのウン十万円分の現金が入ったバッグを釣り上げ、感謝されました。
流石に釣りにならない状況だったので、岩の頂上で四人荷物を守りながら身を寄せ合い3時間。
状況は一向に良くならず、回収になりました。
磯の荒れ具合について、勉強代は高く付きましたが、勉強になりました。
そんな中もう一方の班は午前中で磯に見切りを付け、オフショアジギングしていたそう。
誰もでかい魚が釣れませんでした!!
改めてロックショアという釣りの難しさ、厳しさを実感しました、惨敗です。
また、全体で竿が七本折れるとかいう前代未聞の結果に。(二人で二本ずつ、ディアモンとか高そうな竿を折ったONさん、OKさんが不憫すぎる。)
あーあ、明後日帰るのか、来年もリベンジしたいなあとか思いながら寝ました。(フラグ)
day7
台風の接近に伴い、この日は磯に行けないのが確定していたため、のんびり朝食。
その時、佐藤さんの口から恐れていた一言が。
佐藤さん「あれ!og丸欠航してるじゃん!!」
(一同顔面蒼白)
はい。これが激渋釣行というタイトルの所以です。
欠航自体は前日の時点で可能性としてはあったのですが、やはり受け入れられない現実。
これで日程が4日延びることが確定する。
これによる面々の被害は甚大。
まず4日分の宿代を余分に払わなくてはならない…
万年金欠の釣友会メンバーは悪あがきで地元の公民館や保健センターに泊まらせてくれないか掛け合うも、当然断られる…(今から考えると結構やばいこと言ってた)
バイトが潰れ数万円を失う者、次の遠征が潰れる者、家族旅行が潰れる者など散々な目に。
磯にも行けないので、何もない離島で無事5日間の暇が確定!!
ここから新たな受難が始まる…(後半へ続く)