どうもこんにちは。B3の丸山です。
2月末に行われた某離島遠征の後、僕と金子君でさらに別の離島へと3泊4日の遠征に行ってきました。
マングローブとリーフでの釣りがメインでしたが、僕と金子君は生き物好きということもあって、南方にしか生息していない様々な生き物を観察することもサブの目的として、遠征へと赴きました。また、金子君は魚の飼育が趣味で、今遠征でいくつか魚を持ち帰ることも目標にしてました。釣友会のブログとしてふさわしいか少し疑問ですが、魚以外の写真もたくさん載せています。
【1日目】
目的の島には17時ごろ到着。
レンタカーもなかったので、ひとまず宿前の漁港でぶっこみ釣りをすることに。
GTがかかると噂の場所で釣りスタート
クエ針にイカを1匹丸掛けして、大物への準備は万端,,,!でしたが、最初の1時間半は無反応。
餌を付けなおして、投げる場所も少し変えると、なんと投入30秒後にすさまじいドラグ音!
「まじでGTが釣れちゃうのか!?」
期待を胸に鬼フッキング!するも、引く手ごたえはほとんどなし。とりあえずゴリ巻きして寄せると上がってきたのはなんとそれなりの型のゴマフエダイ(:マングローブジャック)!
よく見るとイカのゲソがエラからはみ出ている,,,
地味に初魚種でしたが、お前はマングローブで釣りたかった,,,
ラインも擦れたし、それなりに良い時間だったのでこの日はこれで納竿としました。
※釣ったゴマフエは金子くんが美味しくいただきました。
【2日目】
朝まずめ。レンタカーを借りるまで時間があったので、漁港付近のマングローブへ釣りに。
たくさん魚はいましたが、なかなかのらない,,,
金子くんがオキフエダイを釣ってひとまず終了。
帰りがけ、惜しくも写真は撮れませんでしたが、たくさんの”キシノウエトカゲ”に遭遇。日本最大のトカゲにして、天然記念物です。「最後の秘境」のすさまじさを早くも体感しました。
レンタカーを入手した後は、早速島内のマングローブへと赴きました。
別の島でマングローブ自体は行ったことありましたが、ここの魚はあまり擦れていないのか、よくチェイスしてきました。やっすいルアーでも釣れるのは嬉しいですね。
ナンヨウチヌ?めちゃくちゃチェイスしてくる
やたらチヌが釣れるポイントも
肝心のジャックやユゴイは釣れず。地元の方曰くチヌのシーズンらしく個体数が多かったです。
河口から続くリーフでもよく釣れました。
途中リーフ内でとんでもないボイルが何回か見られました。大きいヒラアジ系のボイルでしょうか。
釣りを終え、宿へと戻る途中、”カンムリワシ”を見つけました。
八重山にいる天然記念物類の中では割と見つかる方らしいですが、自分は初見だったので感激です。
夜は再び、昨日と同じポイントへぶっこみに,,,
開始数分で金子くんの竿にすさまじいドラグ音!
「今度こそGTか!?」
フッキングを決め、上がってきたのはまたもやこの子。
昨日と同じ場所に投げたら釣れたので、巣があるのかもしれません。
毎回針を飲まれて面倒なので、違う方向に投げることにしました。
多少エサ取りの反応はありましたが、2時間粘るもなーんも釣れず寒すぎて納竿としました。
【3日目】
朝まずめ。昨日と同じ漁港付近のマングローブに行きました。
やはりここは反応が微妙で、僕が一匹釣っておしまいでした。
連日ゴマフエダイしか釣れず強風でかなり寒いので、両名共夜のぶっこみに対しかなりモチベが下がっていました。そこで僕から今晩はナイトハイクをしないかと提案すると、金子君はやったことがないとのことなので、練習やポイント調査も兼ねて、潮が引くまでの暇な間、林道へと赴きました。
事前調査不足で途中までしか入れませんでしたが、八重山特有のトカゲ達に癒されました。
地味にこれでこの島に生息するトカゲ類はコンプリートしました。
サキシマスベトカゲとキシノウエトカゲの写真が撮れなかったのが非常に残念です。
また、ここからの帰り道でラッキーなことに、あの”ヤエヤマセマルハコガメ”に会えました!
触るのも違法な天然記念物。これはかなり嬉しい。動物園などでも見れますが、やはり野生のものを見れた嬉しさは格別です。
その後、一度宿に戻り、昨日釣れたマングローブへ再び赴きましたが、前日に打った影響かチェイスすらほとんどなかったのですぐさまリーフに切り替えました。
前日の特大ボイルが再び起こると期待し、僕はGTタックルとライトタックルといういかれた二刀流で挑みましたが、結局特大ボイルは発生せず、ただただ釣りづらい状況でライトゲームをするだけになりました。
イシミー
帰り道、再びラッキーなことに”サキシマスジオ”に遭遇しました。
運転しながら発見する観察眼をほめてほしい
特に天然記念物とかではないですが、なかなか狙って見つけられない種らしく、嬉しいです。
(以下、釣りとは関係ない話になります。興味のない方はとばしてください)
夜は釣りもせず、ナイトハイクへ行きました。
普段見ることの難しい昼行性の動物達の眠っている姿や、活動を始める夜行性の動物達を拝める最高の機会なので、僕は南方に行ったら必ずナイトハイクをしています。
僕は実は虫屋でもあるので、たくさんの昆虫の写真も撮りましたが、苦手な人が多そうなので面白い生物(主観)以外は割愛します。
林道に入って早々、たくさんの生物が迎えてくれました。
まず出会ったのは“ブラーミニメクラヘビ”!
一見黒いミミズに見えますが、これでもれっきとした蛇です。
南方にしか生息していない、というわけではないですが地表に出ているのはかなり珍しいと思います。とても面白い生態なので、気になった人はぜひ調べましょう。
次に見つけたのは”タイワンサソリモドキ”!
この生物はサソリではないですが日本に生息する数少ない奇蟲で、前々から見たいと思っていた蟲でした。別名ビネガロンとも呼ばれ、刺激するとお酢の匂いがします。至近距離で食らい、大変目が覚めました。
陸生のカニもたくさん見られました。
その後、さらに林道を進み山奥へと入っていくと、沢が近づいてきて次第にカエルの声だらけになりました。
どれも本土では見られない種で感無量です。(さすがにハブにはビビりましたが)
また途中、写真は撮れませんでしたが、コンジンテナガエビも見ました。
そして林道に入り3時間半、最後に”サキシママダラ”に出会いました。
見たかった生き物のうち、6割方は見られたので大満足のナイトハイクとなりました。
ぶっこみに行かなくてよかった。
【4日目】
昼にフェリーに乗る予定だったので、それまで宿前の漁港で釣りをしました。
朝まずめはスコールでできませんでしたが、割と釣れました。
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